記事の目次
- 1.オキシトシンとは、何モノ?
- 2.オキシトシンの効果
- 3.オキシトシンは情緒を安定させる
- 4.オキシトシンは親近感を抱かせる
- 5.オキシトシンは食べ過ぎを防ぐ
- 6.オキシトシンは心臓機能を強化する
- 7.オキシトシンは質の良い眠りをもたらす
- 8.オキシトシンは食べ物で増やすことができる?
- 9.オキシトシンを増やす行動~①スキンシップを多くする~
- 10.オキシトシンを増やす行動~②ペットと触れ合う~
- 11.オキシトシンを増やす行動~③楽しいひと時を過ごす~
- 12.オキシトシンを増やす行動~④人に親切にする~
- 13.オキシトシンを増やす行動~⑤抱き枕を抱きながら電話~
- 14.オキシトシンと女性の関係
- 15.オキシトシンと男性の関係
- 16.オキシトシンのサプリってあるの?
- 17.オキシトシンで心を癒そう
男性のオキシトシン効果~モテる男子になる~
オキシトシンにはモテる女子効果がありましたが、同じように男性にもモテる男子効果があります。
オキシトシンが分泌されることによって、非常に信頼できそうな男性に見えます。また、親近感がわくコミュ力が高い素敵な男性に思えるので、女性から見るととても魅力的な男性に感じられるのです。
男性のオキシトシン効果~浮気しにくくなる~
浮気は男性の病気とか言われますが、女性にとってパートナーの浮気は心痛む一大事です。
でも、オキシトシンが多く分泌されることによって男性の浮気心が少なくなるということが言われています。
ドイツのボン大学の研究で、安定したパートナーがいる男性にオキシトシンを投与した場合に、近くに魅力的な女性がいても距離を遠く保とうとする心理が働くということがわかりました。
オキシトシンレベルが高い男性は魅力的な女性がいてもアプローチしないので浮気する可能性が低くなるということですね。パートナーの男性がいる女性にとって、オキシトシンは頼もしい味方ですね。
男性のオキシトシン効果~子煩悩になる~
子供がいる男性の調査で、オキシトシンの分泌が多いパパは子供と遊ぶ時間も多いという相乗効果があるということがわかっています。オキシトシンは母性愛だけでなく、父性愛も多くする効果があるのかもしれませんね。
将来のパートナーがたくさんオキシトシンを分泌できる男性なら、子育てにもたくさん協力してくれそうですね。
オキシトシンのサプリってあるの?
先に述べたようにオキシトシンを含む食べ物は存在しない、というよりも正確には体内に吸収されないということですが、食べ物では摂取できないオキシトシンは色々な行動や感情で脳内に増やすことができるということがわかりました。
でもそれ以外にもっと手軽に、サプリなどで増やすことができれば嬉しいですね。
色々なサプリがドラッグストアなどで販売されていますが、オキシトシン入りのサプリは、存在するのでしょうか?
オキシトシンのサプリは国内では存在しない
経口摂取では体内に吸収されないオキシトシンは、食べ物と同様にたとえ錠剤にしても分解できないため口から入れても脳内で増えないようです。陣痛促進剤として医療の現場では注射などで投与する場合もあるようですが、そのようなオキシトシン注射液自体には、多少の副作用が懸念されるようです。
医療の現場でも経口としてのオキシトシンは使用されていないらしく、日本国内には経口によるサプリも存在しないようです。オキシトシンは注目のホルモンなので、今はサプリや錠剤にするための研究中のようです。
海外では、サプリとは言えませんが、スポイドなどで舌に垂らす液体は販売されているようです。でも、効果があるのかどうかはわかりませんし、副作用なども心配ですね。将来、医学的な研究が進んで、副作用のないサプリや錠剤ができるのを待つしかないようです。
オキシトシンの点鼻スプレーとは?
日本にはオキシトシンのサプリは存在しませんが、オキシトシンの点鼻スプレーというものはあるようです。
医療の現場でオキシトシンの点鼻スプレーが使用され、自閉症の症状に効果があったという研究も発表されています。
海外製品の通販などでも、オキシトシンスプレーなるものが販売されていて、ネットで購入できるようですが副作用はないのでしょうか?
点鼻スプレーは、1~2噴霧を鼻腔内にスプレーして使用するようなので、内服薬のように副作用が全身に現れるということは報告されていないようです。報告されている副作用としては、多少の頭痛が出たというものはあるようですが、鼻腔内にスプレーするので鼻炎のある人などは気をつけなければいけませんし、点鼻スプレー自体は、医療の現場では専門家が高度な管理のもとで医薬品として使用するものなので、素人が使用するにはやはり副作用なども含め心配ですね。鼻にスプレーするだけなので手軽に感じられますが、やはり専門的な知識がない場合のリスクも避けられないと感じます。