自分から話しかけられない理由として、話すことに自信がない、という共通点もあります。これは先述の「話題がない」とは違い、話すことそのものに自信がないタイプです。
女性はしゃべりながら考える特徴があるので、ビジネスの場面では「話がまわりくどい」「で、要点は何?」とまどろっこしく思われてしまうことがあるのも事実。話すたびにじれったそうにする相手の顔を見て、「やっぱり、話すことは苦手…」と自信を失ってしまいます。
このタイプが起こすべき行動としては、「相手によって話し方を変える」訓練をすることです。親しい女友達との会話であれば、思いつくまましゃべっていてOKです。が、男性相手やビジネスの場面では要点から話すことを心がけ、コメントは少なめでいいので簡潔に話すことを目指しましょう。
何をどこから話していいのかわからない、と悩んだら、話そうと思っている内容を紙に書き出してみて整理するのも有効な行動です。
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自分から話しかけられない心理⑤秘密主義
自分から話しかけられない人の心理として、秘密主義な特徴も挙げられます。何か話しかけてみたはいいものの、妙なことを聞き返されたらどうしよう…、と先回りして悩み、結局話しかけられない、ということに。
語りたくない秘密の部分を持っている、というのが基本的な共通点ですが、「他人に根掘り葉掘りいろいろ聞かれて嫌な思いをした」という過去を持つ人もいます。
秘密は秘密で守りたい、でも自分から話しかけたい、そう思った人がすべき行動は、やはりいったん紙に書き出してみることです。どこまでなら他人に話せるか、どこから先は秘密にしておくか、線引きをしておくと慌てずに済みます。
休日の過ごし方は話してもいいけれど、オタクな趣味は隠しておこう、といった具合に。
もし聞かれたくないことを聞かれたなら、「それはちょっと…」とはぐらかしたり、視線をそらしてその時思いついたかのように別の話題に変えれば、大抵の場合は相手も空気を読んでくれるはずです。
自分から話しかけられない心理⑥他人に無関心
自分から話しかけられない人の共通点として、実は他人に無関心、という特徴も挙げられます。自分の世界だけで満足していたり、自分のことだけでいっぱいいっぱいだったり。他人に関心を持たない、あるいは持つ余裕がないので、いざ話しかけようとしても何をしゃべっていいのかわからないのです。
このタイプがすべき行動は、相手を一人ひとり観察するように心がけることです。「正直、周りの人に関心がない…」というのが本音だとしても、細かい変化に気づけるようになれば話題も増え、楽しくなるはず。
「あの人、髪型変えたんだな」「あのネックレスおしゃれだな」など、気づける点が増えると、つい自分から話しかけたくなるもの。いつの間にか、自分から話しかけられない状態を卒業しているはずですよ。
自分から話しかけられない心理⑦プライドが高い
自分から話しかけられないタイプには、プライドが高いという特徴の人もいます。「話しかけて失敗したくない」という心理の裏にプライドの高さがあるのは先述の通りですが、こちらはもっとプライドが邪魔をしているタイプです。
ちょっとした相手の反応で「バカにされた!」と思ってしまいがちなので、徐々に自分から話しかけるのを諦めてしまいます。
先ほどと共通しますが、治す方法としては「相手はそれほど気にしているだろうか?」と一度立ち止まってみることです。バカにしている、と思ったのは気のせいかもしれませんし、本気でバカにしてくる相手ならスルーするのが賢明です。
話しかけたい、と思うのならいくらか相手を受け入れる心の広さを持って、「やっぱり怒ってしまいそう」と思ったら無理はしないこと。そうして徐々に、自分から話しかけられるよう慣れていきましょう。
自分から話しかけられない心理⑧マイペース
自分から話しかけられない人の心理に、マイペースだという特徴も挙げられます。
マイペース、悪く言えば「その場の状況を把握するのが苦手」ということでもあります。
気がつくといつも自分の世界に入り込んでしまい、周りの状況がつかめていないため、いざ話しかけようという時に何も話すことが思いつきません。