結婚式で着物を着たい!振袖?訪問着?マナーを解説

結婚式で着物を着たい!振袖?訪問着?マナーを解説

結婚式で着物を着る人もいますよね。着物を着てくれると会場が明るくなるので、新郎新婦にも喜ばれることでしょう。しかし、着物にはマナーがあります。どんな着物を自分は着ることができるのかなどについて見ておきましょう。マナーを守って着物を楽しんでくださいね。

記事の目次

  1. 1.結婚式で着物を着るには?
  2. 2.結婚式の着物①|振袖
  3. 3.結婚式の着物②|訪問着
  4. 4.結婚式の着物③|黒留袖
  5. 5.結婚式の着物④|色留袖
  6. 6.手持ちの着物がなくても◎便利な着物レンタル
  7. 7.着物に似合う結婚式の髪型
  8. 8.着物で結婚式を楽しんで

訪問着の最大の特徴でもあるのが未婚女性でも既婚女性でも着ることができるということですね。誰でも着られる着物であり、カジュアルにもフォーマルにも使用することが可能なため1つ持っておくととても便利です。

袖の長さは60cmなので小振袖よりも袖が短いですよ。既婚女性でも華やかにしたい人は、袖が短い訪問着はいいですね。まだ未婚だから振袖を着たいけど、年齢的に痛いかな?と思う人は訪問着にチャレンジしてみましょう。

何色にすべき?

訪問着を着るときの色ですが、結婚式なのでなるべく華やかで柄もパっと咲いているお花にするなどしたほうがいいでしょう。控えめすぎると、せっかくの訪問着が地味に見えてしまいますし、色留袖との違いが分からないとも思われますよね。

ただ、白などのように花嫁さんが着る色とは被らないようにするのも大事ですよ。ゴールドが入っているものや、ピンクをベースとしたものなどのように上品な華やかさのある訪問着にしてくださいね。

結婚式の着物③|黒留袖

黒留袖は、新郎新婦の母親が着ているのをよく見かけませんか?黒留袖は最も格が高い着物です。

黒い着物なので結婚式に向いているの?と思う人もいますが、結婚式に黒留袖はピッタリです。ただマナーがあるので、どんなマナーなのか見ておきましょうね!

黒留袖とは?

黒留袖は、既婚女性が着る、格がとても高く上品さで溢れている着物です。五つ紋という五つの紋が入っています。上半身には、柄がなく、足元に柄が入るのが特徴でもあります。

鶴や蝶などの縁起がよい柄が入っていて、黒に映える柄が美しさを醸し出しているものです。帯はゴールドやピンクなど少し派手なものを選ぶことが多いでしょう。

比較的落ち着いた雰囲気に仕上がる着物ではありますが、品位の高さと格の高さは着物の中でもピカ1です!

黒留袖を着られる人は親族

黒留袖を着られる人は、新郎新婦の母親や祖母、叔母、従兄などの親族です。とても格式高い着物であることから、親族以外の人が黒留袖を着るのは基本的にはダメだと言われています。

ただ、仲人さんなら着ることもあるでしょう。友人や会社関係者の方なら黒留袖は控えるのが無難です。着物がどうしても着たいのであれば訪問着を選びましょう。

黒留袖で参列していると、周りから「親族なの?」と思われてしまいますよ。

結婚式の着物④|色留袖

色留袖は、訪問着との違いが分からないと思う人が多いでしょう。しかし、その特徴を掴む事ができたら違いが一目瞭然です。

色留袖も礼装としてとても素敵なものなので、結婚式にピッタリな着物ですね。どんなマナーがあるのか見ておきましょうね!

色留袖とは?

色留袖とは、簡単に言うと色が入った留袖です。上半身は黒留袖と同じように無地で、下半身に柄が入るようになります。黒留袖と違うのは、黒ではなくピンクやグリーン、ブルーなどのような色があることですね。

また、黒留袖が五つ紋という最上級の格に対して、色留袖は五つ紋、三つ紋、一つ紋と格が3段階に分かれるという特徴も持っていますよ。

色留袖を着られる人は既婚未婚女性

色留袖は、未婚女性も既婚女性も着ることができる着物ですね。そのため、新郎新婦の親族から友達まで幅広く着用することが可能ですよ。

新郎新婦の母親は基本は黒留袖です。一番格が高いものを着用しましょう。ただ、色留袖も五つ紋にすることで黒留袖と変わらないくらい高い格を持つことになります。

五つ紋にすると色留袖を着ることもできますが、両家が揃わないのはおかしいので話し合いのもとで色留袖にするかどうかを決めましょう。

紋の数に気を付けて!

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手持ちの着物がなくても◎便利な着物レンタル

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