100均キャスターの選び方
以上のように、100均、そしてホームセンターや家具量販店には様々なキャスターが販売されています。これらのキャスターは非常に使い勝手が良く、多くの方に愛用されています。ですが、キャスターの選び方を間違えてしまうと、無駄な買い物にも繋がってしまいます。
キャスターを選ぶ際にはその選び方にも十分に注意して選ばなくてはいけません。ここで、キャスターの選び方についてご紹介していきます。
取り付けるタイプを確認
まず、キャスターは取り付けるために購入するものなので、その取り付けるタイプについては十分に気をつけなければいけません。例えば、ネジで取り付けるタイプや両面テープで取り付けるものなど。
木製の家具類にしっかりとキャスターを取り付ける場合は、ネジを使って固定するものが最も適しています。そうすることでネジでしっかりと強度を保ってキャスターを利用することができますよね。また、両面テープタイプはプラスチックやワイヤーに取り付ける場合におすすめです。
プラスチックなどの場合はネジ留めが難しいので、強力な両面テープタイプを選ぶとスムーズです。また、ワイヤーラックについてもネジ留めができませんので両面テープ、またはネジ穴の部分に結束バンドなどを通してしっかりとキャスターを固定するようにしましょう。
耐荷重を確認
キャスターを取り付ける、ということはその上にある程度の重量のあるものを乗せるということでもあります。ですので、耐荷重についても注目しなければいけません。重量オーバーになってしまうと、当然キャスターを本来の機能性で使うことができません。
最悪の場合キャスターの破損にも繋がってしまい、そこから怪我などに繋がってしまう可能性もあります。特に重量が重く、100均のキャスターでは重量オーバーになってしまう場合は、ホームセンターなどのキャスターについても注目してみてください。
素材をチェック
素材についても気をつけなければいけません。特に室内でキャスターを使用する場合は、プラスチックなどのツルツルとした素材が適しています。フローリングや畳でも床を傷つけることなく、快適にキャスターを使用することができ、そのことから多くの方に愛用されています。
それに対して、屋外で使用する場合はゴム製やウレタン製が人気です。滑りにくいことからスーツケースなどにも使用されており、また硬い地面を走ってもスムーズにキャスターが破損しにくく、長く使うことができ手入れも非常に簡単です。
使用用途に合わせて、キャスターの素材についても考えて選んでみましょう。また、屋外、水が掛かりやすい場所の場合はキャスターの留め具部分が金属のものについても避ける、または防水加工を施すことで長く使うことができます。
100均キャスターの5つの活用法
では、100均のキャスターはどのように活用することができるのでしょうか?ここで、100均のキャスターの使い方についてご紹介していきます。キャスターを使ったDIYをしたい方、自宅の家具やインテリアをアレンジしたい方にもおすすめです。
キャスター付き収納アイテムを作る
ミニチェストやカラーボックス、ワイヤーラックなどにキャスターを取り付けるだけで、簡単にキャスター付きの収納アイテムを作ることができます。デッドスペースや机の下などに設置して、必要な時に取り出せるようにすることで、空間をさらに有効活用することができます。
大型の引き出しに取り付けるのにもおすすめで、そうすることで空間をすっきりと利用してDIYを楽しむことができます。ものが多くてキッチンやリビングがごちゃごちゃしがちな方にもおすすめです。ストックや消耗品などもすっきりと収納することができます。
おしゃれな部屋にしたい方はもちろん、部屋が狭くて収納スペースが限られている方にもおすすめの収納方法です。家具店で売られているリーズナブルなカラーボックスはもちろん、同じく100均で売られているワイヤーラックやプラスチックケースとも相性が良いです。
重たいアイテムもラクラク移動
重たいアイテムについてもすっきりと収納することができます。調味料や野菜のストック、家電製品などを収納する棚などの場合、それらを持ち出すのに比較的重量と手間が掛かります。ですが、重い引き出しやラックも、キャスターがあれば楽々。
女性でも気軽に持ち出すことができ、すっきりと収納スペースを作ることができます。日々の暮らしをさらに楽しく、便利なものにするためにも100均のキャスターは非常に役立つアイテムとして知られています。
まだ小さいお子さんでも簡単に持ち出すことができるよう、おもちゃやお子さん用のラックに取り付けるのもおすすめです。
移動式ごみ箱も便利
特にキッチンのゴミ箱はすぐにいっぱいになりがちなので、大きなゴミ箱を用意している方も多いです。ですが、大きなゴミ箱は生活感が出てしまう上、においやスペースの問題も出てくるので、ラックやカウンターの下などに収納することができれば、キッチンがすっきりします。
ですが、ラック下に収納すると使い勝手が悪いので、その際に移動ができるようキャスターをつけるのがおすすめです。大型のプラスチック、金属製のゴミ箱であれば直接キャスターを取り付けるのも良いですし、キャスターを取り付ける台の上に乗せるのもおすすめです。
そうすることによって、ゴミ箱を使いやすく、さらに部屋の景観も良くなります。複数個用意してゴミの分別に使ったりと、様々な用途で使用できるのが良いですね。ゴミの分別やゴミ出しもさらに簡単になります。
隙間収納アイテムも手軽に作れる
家具、家電はどんな家にもぴったりサイズになるようには設計されていません。ですのでどうしてもデッドスペースが生まれてしまったり、家具同士の隙間が生まれてしまい、非常に勿体無いことをしているような気分になってしまいます。
そうならないようにするため、デッドスペースにぴったりなサイズの収納を作ることで部屋をすっきりと、隙間も有効活用してものを収納することができます。ストックや普段は使わない小物類を収納することによって、簡単にアレンジすることができます。
キッチン周辺はもちろん、居室やクローゼットの中にもおすすめです。例えばベッドの下の収納やクローゼット内のデッドスペースにミニサイズのカラーボックスを設置するだけでも、取り出しやすく空間を有効できる収納スペースが出来上がります。