【海】の意味・由来を知って名前に取り入れよう|子供の名づけをお助け!
我が子の名前に「海」の文字を付けようと思ったとき、一体、子供の将来にどんな未来図を思い描いていたでしょう。名前はその漢字の持つイメージや意味が、そのままその子供の将来を反映すると信じられています。
どんな時代も、親は生まれてくる子の将来が明るいものであることを願い、響きや画数からその子にぴったりの名前を選び抜いてきました。
新しい命を授かったことがわかった時から、それからの子供との生活や未来を不安に思いつつも胸いっぱいの期待を抱いているはずです。「海」の字は、そんな親の願いを反映する意味が含まれています。
読み方
以下が、「海」という漢字の読み方です。人名読みも含みます。
・ウミ
・カイ
・アマ
・ウナ
・カ
・ミ
日常でも使う読み方が多いですが、「カ」という読み方もできるんですね。
元々、人間は海から誕生した生き物ですから、そこからイメージできるものは無限大にあるのではないでしょうか。
画数
「海」という漢字の画数は9画です。名前を付けるときに、画数を気にする人とそうでない人がいますが、あなたはどうでしょうか。どちらにしてもそういう占いがある以上、ついつい気になってしまいますよね。
姓名判断には3つの占い方があって、姓の総画数が「天格」、名の総画数が「地格」、姓の後ろの漢字+名の前の漢字の総画数が「人格」となります。
最近はインターネットでも簡単に姓名判断ができるので、あなたの姓と、付けようと思っている名前の画数を数えて運勢を占ってみましょう。
ただしあくまで占いなので、どうしても付けたい名前がある場合は、占いの結果にとらわれずに自分の気持ちを貫くことがお子さんのためにもなるのではないでしょうか。
由来
「水」を意味する「さんずい」が形、そして「毎」が読み方を表します。
「さんずい」が流れる水の象形で、「毎」は「髪飾りを付けて結髪をする女性」を表しています。この「黒い髪を結髪する」様子から「暗い」という意味に派生し、広く深く暗い「うみ」を意味する「海」という漢字が出来上がりました。
意味
「母なる海」という言葉があるように、人間はそもそも海の中で生活していた生物が進化を遂げた生き物です。
海は広く無限に広がっていることから、豊かに集まっているもの、度量が広く大きいものという意味を持った漢字です。
イメージ
「海」と聞くとどんなことをイメージするでしょう?
地球を広く覆っている海。もしかすると他の漢字よりもイメージするものに大きな個人差があるかもしれません。それは裏を返せば、無限の可能性を秘めているということです。
産まれてくる赤ちゃんはまさに無限の可能性を秘めています。そして海はなんでも受け止め飲み込んでくれる度量の広さを持っています。
空の青さを写す海の壮大なイメージ、少しでも掴んでいただけたでしょうか?
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【海】に込められる想いとは
「海」の漢字は素晴らしい意味を持っていることがわかってもらえたでしょうか。
では実際に「海」という漢字を子供に名付けようとする人たちは、そこにどんな思いを込めているのでしょうか。
雄大な心をもって元気に活発に育ってほしい
海は広く雄大で、そしてその水面は常に波が動いています。
「海」という漢字に込められる親の願いのひとつとして挙げられるのは、なんでも受け止める雄大な心を持って、ときには静かにときには激しく動く波のように元気で活発に育って欲しいという願いではないでしょうか。