テレワークになったけど…家に椅子がない!
新型コロナウイルスの影響で、会社では在宅勤務やテレワークを導入しているところが増えていますが、それに使う椅子、オフィスチェアには、どんなものが良いのか悩みますよね。
自分の体に合った椅子を選べば、会社にいるときよりも仕事が大分捗りますよ。今回は、おすすめの椅子やオフィスチェア、自分に合った椅子の選び方、椅子の重要性について、紹介します。
テレワーク・在宅勤務で椅子が重要になるワケ
テレワークや在宅勤務で、何故椅子が重要になるのでしょうか?それには深い理由があるのです。
何故なら、使っている椅子によって、あなたの健康にも影響が出てくるからです。間違った椅子を選ぶと、あなたの身体やメンタルに悪い影響を及ぼす場合があります。
具体的に、どんな影響があるのか、椅子を選ぶメリットを今から説明していきます。
①お尻の痛みや腰痛がなくなる
会社の椅子に長時間座っているとお尻や腰が痛くなることはありませんか?間違った姿勢で座り続けていると、次第にお尻や腰が痛くなりますが、身体に合った椅子に座るとその悩みも軽減されます。
ちょうど良い椅子が見当たらない人は、座り方を変えるだけでも大分痛みが和らぎます。背筋を伸ばして顎を伸ばし、深く座ると良いですよ。
②集中力が保たれる
長時間、仕事をしていると、疲労で集中力が途切れやすくなりますよね。集中力が途切れると、仕事をする際のパフォーマンスが悪くなります。しかし、身体に合った椅子に座っていると、姿勢が良くなるので集中力が保たれます。
但し、あまりにも長時間仕事をしていると筋肉痛や肩こり、疲労が起きる原因になってしまいますので、1~2時間おきに10分程の休憩を挟んだ方が良いでしょう。
テレワーク・在宅勤務で使う椅子の選び方
では、テレワーク・在宅勤務で使う椅子はどんなものを選ぶと良いのでしょうか?
ここでは、良い椅子の選び方のポイントについて、詳しく見ていきましょう。家具屋などで椅子を選ぶ際の参考にしてくださいね。
①デスクとの差尺は25cm~30cm
差尺とは、机の天板上部から椅子の座面までの高さを意味しています。 一般的に、理想と言われる差尺は約25cm~30cmで、これだけの差尺があれば、快適なデスクワークをすることが出来ると言われています。
テレワークや在宅勤務を始める場合は、既存の机を使って仕事をすることが多くなると思われますので、机の高さに合わせて、座面の高さを調節することが出来る椅子を選ぶと良いでしょう。
②背もたれ・腰当てがついている
椅子に座っていると、立っているときと比べて、上半身の重さが全て腰に掛かってくるので、腰痛になってしまいがちです。
テレワークや在宅勤務で椅子に座っている時間が長くなると、腰痛が酷くなってしまうことがあります。常に正しい姿勢を保つように座っていることが出来れば、負担が軽くなりますが、自力で姿勢を維持するのは、なかなか困難です。
腰への負担を減らすために背もたれや腰当てが付いた椅子が良いでしょう。これがあれば、作業中でもリラックスするときでも、腰にフィットしてサポートしてくれるので、腰痛対策になります。
最近では、ご家庭の椅子に取り付けられる後付けの腰当てもありますので、気になる方は探してみてください。
③硬すぎず適度なクッション性があるか
椅子を選ぶ際に、座面がなるべく柔らかくて座り心地の良いものを選ぶ人が多いです。しかし、クッションの素材によっては型崩れを起こしたり、使っていくうちに更に疲れてしまったりすることもあります。
お勧めのクッション素材は、モールドウレタンです。最初のうちは若干座面が固いと感じるかもしれませんが、体重が重い人が座ってもウレタンがへたらないという特性があり、耐久性に優れているからです。
モールドウレタンは金型を使用するので、複雑な形状でもデザイン通りに成型することが出来るので、椅子に座ったときのお尻や太もも、膝裏まで長時間座っても疲れにくい形状に設計されています。長時間のデスクワークをした場合、体に掛かる負担の差はかなり大きくなります。