次に、アイロンを用意しましょう。アイロンを使ってまずはマスクの上下が綺麗に重なるように折り目をつけて、次に上記でご紹介したようなプリーツをつけていきます。ご紹介した図だと、完成形のプリーツマスクには上から3.5cm、1.5cm、1.5cm、1.5cmの布地が見えることになります。
あくまで今回ご紹介している型紙、折り目の付け方は一般的な大人の女性やお子さん向けのサイズです。もう少しゆとりのあるサイズが良い、お子さん用にさらに小さなサイズのものが欲しいという方は、その顔のサイズに合わせた横幅、プリーツで作っていきましょう。
④マスク左右にゴム通しを作って縫う
プリーツを付け終わったら最後に左右もアイロンを使って三つ折りをし、立体マスク同様ステッチを作ってゴムを通す部分を作ります。この時、先ほど作ったプリーツの上から縫い合わせてしっかりとプリーツを固定するようにしましょう。
⑤ゴムを通して完成
そして最後に、左右のゴムを通して完成です。こちらも立体マスク同様で、ひも状になっていて後からゴムを通して結ぶ場合は最後で構いませんが、既に環状になっているゴムを使う場合は、ゴム通しの部分を縫い合わせる前にドッキングしてからステッチを作りましょう。
◆プリーツ付き布マスクの作り方を動画で知りたい方はこちら!
薄めの簡易マスクをキッチンペーパーで作ろう!
以上のように、布マスクには様々な種類がありますが、いくら洗濯するとはいえ、布マスクはちょっと衛生面が心配…頻繁にマスクを洗濯する時間がない、という方の場合は、簡単に作れるオリジナルの紙マスクを作るのもおすすめです。
実は、こちらの動画で紹介されているようなキッチンペーパーを使ったお手軽なマスクが今大人気。ここで、キッチンペーパーを使ってできる、簡単なマスクの作り方についてもご紹介していきます!
①口が当たる部分を2重にする
1つのマスクを作るために必要なキッチンペーパーは2枚です。まずは、1枚のキッチンペーパーを左右に織り込んで、口が直接当たる部分を2重構造になるように重ね合わせましょう。布マスクの作り方でも2重構造をおすすめしましたが、その構造を紙でも再現する形ですね。
キッチンペーパーを使ったマスクは縫う必要がありません!その代わりに、ペーパーをマスクの形に固定するのに必要なのがマスキングテープです。派手ではない色味のマスキングテープを使ってキッチンペーパー同士を固定していきます。
この時、キッチンペーパーをどちらかの面に折り込んでからマスキングテープで固定するのがおすすめです。可愛いマスキングテープの柄を見せるように折り込むのはもちろん、見せないように内側に折り込むのもおすすめです。
②プリーツを作る
そして折り込んだら、プリーツを作りましょう。プリーツの作り方は先ほどの布用のプリーツマスクの作り方を参考にしてみてくださいね。キッチンペーパーは布よりも跡が付きやすいので、簡単に折り目を作ることができます。
ただ、キッチンペーパーは洗濯できませんので、口が直接当たる方にテーブルなどを押し付けたりしないように、十分注意をしながら折るようにしましょう。
③マスク左右にゴム通しを作る
プリーツが出来上がったら、左右のゴム通しの部分を作ります。こちらも布マスク同様内側に三つ折りを作るのですが、作りたいマスクのサイズに合わせて作ることで綺麗に出来上がります。
そして、三つ折りにした部分をマスキングテープで固定したらマスク部分は完成です。
④ゴムを通して完成
最後にゴムを通します。この時あまりにゴムがキツすぎると、キッチンペーパーは破けてしまいますので、柔らかい、細めのゴムを使うのがおすすめです。キッチンペーパーを使ったマスクの良いところは、布マスクと比べて非常に軽いつけ心地がある点にもあります。
もしマスク用ゴムが売り切れていたら、使用済みの紙マスクのゴム部分だけをカットして使うのもおすすめです。
マスクに向いている布・生地はどんな素材?ガーゼ以外は?
マスクを作る上で必要なのが、材料となる布地です。では、マスクを作る上でどのような布を選ぶべきなのでしょうか?これから布マスク作りをする方は、ぜひこれらの素材に注目してみてくださいね。