オクラの原産地域はアフリカと言われており、暑い国で栽培されていたため旬は夏です。国産では鹿児島や高知、沖縄で大半を占めるなどやはり温暖な地域で作られていますね。
ぬめりが特徴の野菜ですが、その成分は食物繊維で整腸作用効果があると言われています。10秒~20秒ほどサッと茹でると緑色が鮮やかになり食卓に彩りを添えてくれます。ちょっとしたトッピング用にもあると便利な夏野菜ですね。
④きゅうり
年間通して販売しているきゅうりですが旬は夏で、ビタミンなど栄養価が高い物が出回るようになります。主な栽培地は群馬県、埼玉県、福島県などです。
新鮮で美味しいきゅりの見極めポイントは、しっかりと硬くいぼがチクチクと残っているものが良いそうです。値段も手頃で生のまま簡単に食べられ、とても使い易い夏野菜ですね!
⑤かぼちゃ
かぼちゃはハロウィンで使われたり冬至の日にいただいたりと秋冬のイメージも強いですが、収穫のピークは夏です。保存がきくため、貯蔵して甘みを増したものを秋ごろから食べるということもあるため秋冬にも出回っているそうですね。
かぼちゃは緑黄色野菜でありカロテンやビタミン、カリウムなどが多く含まれています。丸ごとなら涼しい場所での保存で2ヵ月くらいは持ちますし、冷凍保存も可能なので上手に使いたいですね。
⑥シソ
赤ジソも、大葉と呼ばれる青ジソも夏に旬を迎え、新鮮なものが多く出回ります。赤ジソは梅干し漬けに欠かせなく、またシロップで煮てシソジュースを作る方も多くいらっしゃいますね。
青ジソは殺菌効果も高く薬味に使われ、カロテンやビタミンなど栄養価も高く含んでいます。乾燥すると傷みも早くなるので、水にひたしておくと長持ちします。
⑦ズッキーニ
ズッキーニはウリ科カボチャ属で初夏から旬を迎えます。色や形も豊富ですが、一般的な緑色の細長いズッキーニは長野県産と宮崎県産が出荷の半数以上を占めています。
栄養価高く食物繊維やカロテン、ビタミン、カリウムなどを含みます。油との相性もよく特にオリーブオイルで炒めることで栄養素の吸収率がUPします。風味も増すので、加熱料理の際には是非試してみてくださいね。
⑧新ショウガ
初夏に出回る新ショウガは収穫して直後のショウガで、みずみずしく辛味は穏やかです。通年通して見かける薬味としてのショウガは、数か月貯蔵されているため茶色く硬くなる根ショウガです。
新ショウガは柔らかく香りも良いため甘酢漬けにする方も多いようです。ショウガの辛味成分には強い殺菌作用もあるので、梅雨明けのジメジメした季節の食中毒予防にもぴったりですね!
⑨トマト
全国各地で作られているトマトは通年スーパーでも見かけますが、味が良い旬は初夏です。太陽の光をめいっぱい浴び栄養価や糖度の高いトマトが出来ます。
パスタやサラダなど万能なトマトですが、主な栄養素はβ-カロテンやリコピンなどです。彩りも良いので積極的にお料理に取り入れたいですね。