ハウス栽培も多く一年中出回っているなすですが、夏野菜ですので一般的な旬は夏です。なすには熱を排出する効果のあるカリウムなどの栄養素で身体を冷やす効果があるとも言われていますので、暑い夏にもぴったりですね。
新鮮ななすは艶や全体的なハリがあり、ヘタのトゲがしっかりしているものを選ぶのが良いとされています。また、重みのあるなすを選ぶと中身がスカスカしておらず美味しいそうですよ。
⑪パプリカ
パプリカはナス科トウガラシ属に分類されるカラーピーマンの一種です。ピーマンの中でも身が大きく、ベル型と呼ばれているピーマンが彩りよく熟したものです。ピーマンよりさらにジューシーで肉厚なのが特徴です。
輸入品は韓国やオランダからですが、国内では九州産が多くほとんどがハウス栽培です。ビタミン類やカロテンを豊富に含んでおり、特に油との相性が良くオリーブオイルで炒めるとカロテンの吸収率がUPするそうですよ!
⑫ピーマン
年間通して市場に出回っているピーマンですが、旬は夏です。最も多く流通しているため価格も安く、栄養価も高いものとなります。
その栄養は豊富で、ビタミンやカロテンなどが含まれています。質のよいピーマンは均一な濃い緑色でツヤがあり、しっかりと重みのあるのものが良いとされています。
7月が旬の美味しい食材5選【果物】
7月が旬の食材、次は果物をご紹介します。果物には旬の短いものもありますのでしっかりチェックしてみてくださいね。切るだけで食べられる果物で手軽に栄養を補給しましょう!
①アンズ
アンズの旬は7月にピークを迎えます。国内の出荷量では長野県が90%を占め、青森県や福島県が続きます。由来はネパールや中国などで、昔は薬として用いられていたそうです。
アンズはバラ科で桃と近い形状ですが酸味が強く、ジャムやシロップなどに加工されることも多い果物です。ベータカロテンやクエン酸、ギャバなどの栄養素が含まれています。
②イチジク
いちじくは品種によって夏と秋、主に2回旬が訪れます。夏のいちじくは特に実が大きいことで知られ、「ザ・キング」「ビオレ・ドーフィン」などが代表的です。
食べ頃の美味しいいちじくなら、丸みやハリがあり付け根まで赤紫色のものを選びましょう。傷みが早いため、食べきれず保存する場合には皮を剥きラップでぴったり包んでから冷凍すると良いでしょう。
⓷さくらんぼ
さくらんぼは4月上旬ごろから収穫が始まり、7月下旬ごろまで美味しくいただけます。佐藤錦という品種の生産量が多く、有名ですね。国内産地では山形県が約4分の1を占めておりダントツです。
さくらんぼは追熟しない果物なので、購入時に美味しいものの見分けるのも大事です。枝が茶色ではなく緑色、身は鮮やかな紅色でツヤのあるものを選びましょう。