ロリポップ:日本のペロペロキャンディ
棒のついた飴のことをアメリカなどでは「ロリポップ」といいます。串が刺さった大きな飴の「ペロペロキャンディ」に近いお菓子です。語源は、lolliが舌、popがオノマトペだと言われています。ロマ語で赤いりんごという意味の「loli phaba」だという説もあるのだとか。
語感が可愛いためか、曲や漫画のタイトルによく使用されていますね。日本では、チョコやクッキーを串に刺したお菓子もロリポップと呼ぶことがありますよ!
タフィー:サクサク濃厚なキャンディー
バターや砂糖・水あめなどを高温で煮詰め、ナッツなどを加えて固めたキャンデーのようなお菓子です。キャラメルよりも濃厚で、サクサク食感がやみつきになると人気です。
アメリカ生まれだと言われていますが、イギリスやカナダ発祥の「トフィー」や、アメリカロサンゼルス発祥の「イングリッシュトフィー」ともそっくりで、発祥や名前の由来ははっきりわかっていないようです。
マカロン:ホワイトデーに渡すと「特別な人」という意味になるお菓子
フランスのお菓子として代表的な存在のマカロンですが、発祥には諸説あり、8世紀フランスのコルムリー修道院という説や、イタリア発祥という説があります。そのため、イタリア語で「砕く」を意味する「ammaccare」が語源とされる説があります。
卵白と砂糖とアーモンドを使った焼き菓子で、半分以上が砂糖なのでとても甘いのが特徴的。
馴染みのある、2枚の生地にクリームやガナッシュをはさんだパリ風マカロン、「マカロン・ムー」という形になったのは、1930年にパリの「ラデュレ」でピエール・デフォンテーヌが売り出したのが発祥です。
日本では、ホワイトデーに渡すと「特別な人」という意味になるお菓子としても知られています♡
グラニテ:「ざらざらした」を意味するシャーベット
イタリアのシチリア発祥の氷菓「グラニータ(グラニタ)」をもととしたお菓子で、「グラニテ」はフランス料理のコースで出されるシャーベット状の氷菓です。本来は口直しとして提供されますが、コースの最後にデザートとして登場することも。
「グラニテ」はフランス語で「ざらざらした」という意味で、その名の通り氷の粒が粗くシャリシャリとした食感が特徴です。リキュールなどのアルコール類が加えてあるものや、フルーツを使ったもの、トマトなどの野菜を使ったものなど、シェフによってレシピが違います。
オランジェット:オレンジの皮をチョコレートで包んだフランス菓子
オレンジなどの柑橘類のピール(皮)を砂糖漬けにし、チョコレートで包んだフランス生まれのお菓子。酸味とほのかな苦味のあるピールと甘いチョコレートがマッチして美味しく、甘すぎないので男性にも喜ばれます。
細長く切ったものや皮のまま輪切りにしたものがあります。作り方は、砂糖漬けまたはシロップ漬けにしたピールを好みのリキュールなどに浸し、湯せんで溶かしたチョコレートにくぐらせて冷やして固めるだけ。簡単なので家でも作ってみたいお菓子です♪
フランス語では、コンフィにする前の小さめのオレンジもオランジェットと呼ぶようです。