虚言癖がある人の心理5選
嘘をつく人の心理というものは子供も大人もほぼ共通です。ですから周囲の大人の嘘に困っている人だけでなく、子供の嘘について困っている方もぜひ読んでみて下さい。
まずは嘘をつく人の心理を5つ見ていきましょう。
①自己保身
嘘をつく人の心理に「自己保身」というものがあります。
子供に特によく見られるものですが、大人も自己保身のために嘘をつくことがあります。誰だって怒られるのは嫌ですよね。
怒られたくないという自己保身のために嘘をついてしまうのです。悪気があって嘘をつくというわけではないようです。
ですからこの場合の嘘をつく心理は虚言癖とまでは周囲も感じないようです。ただ、非を認めてくれれば許すのに言い訳や嘘ばかり並べられるとこちらもツライですよね。
言い訳や人のせいにすると言った嘘をつく人はこういう心理から嘘をついているわけです。あなたの学校や職場にも一人くらいはこのような人がいるのではないでしょうか。
②かまって欲しい
人からかまって欲しいあまりに、あることないこと嘘をついてしまうのが嘘をつく人の心理と言えます。これは立派な虚言癖と言えるでしょう。
些細なことから大きなことまで、ありえないでしょ…と思える内容まで嘘をつきます。子供によく見られる心理ですが、大人でもかまってほしいあまりに嘘を平気でつく人がいます。
この手のタイプを恋人に持つと厄介です。あなたがかまわないせいで「死んでやる!」だとか「浮気しちゃおっかな」というタイプは嘘をつく人と思って間違いありません。
実際本当にやるわけではありませんが、いちいちこんな嘘をつかれたらこっちの身が持ちませんよね。嘘をつく人の心理の紹介が終わったあとに対処法をお教えしますので、ぜひ対処してみてくださいね。
③愛されたい
かまって欲しい心理と類似するのが愛されたい心理から嘘をつく場合です。
自分をよく見せて、人から注目を浴びたい。色々な人に愛されたい。自分だけを見て欲しい。
切実とも思える心理からくる嘘ですが、虚言癖ともいえる状態ですから手に負えません。
主に子供のときに親から愛情を受けられなかった人に多いのがこの心理です。大人になっても愛情が欲しくて不安でたまらないのです。
虚言癖をだしていれば、そのときだけでも人が注目してくれる…。
こんな悲しい心理状態で嘘をついている人だっているのです。
④人を陥れたい
平気で嘘をつく人の心理に、人を陥れたいという心理があります。
紛れもない悪意だけの心理であり、許し難いものと言えますね。自分が優位に立ちたいという思いもありますし、気に入らない人を蹴落としたいという思いもあります。
しっかりと綿密に考えた上で嘘をついたり流したり、悪い噂を立てるので本当に厄介極まりないです。
子供の場合はあまり人を陥れたいという感情はありませんよね。この心理は大人になって発揮されるものと思ってよいでしょう。
恋のライバル、仕事のライバルを陥れるために嘘をつく人もいますが、見境なく陥れようとしてくる人もいます。この場合は嘘をつく病気、何か障害がある可能性もあります。
⑤引き返せない
嘘ってついている側もあまり気持ちの良いものではありません。できればつきたくないのに嘘をついている人もいます。
どういう心理かと言いますと、ほんの些細なきっかけでついた嘘が引き返せない状態になったということです。まさに嘘を嘘で塗り固める状態ですね。
この心理は嘘をつきたいわけではなく、本人もやめたいけれどもうどうしようもない状態にあることがほとんどです。
子供の言い訳もこのパターンが多いです。
自己保身のためについた嘘がどんどん大きくなり、もう撤回することも難しくなってしまった、というパターンです。
嘘だと認めたらもっと怒られるから言い出せなくてずっと嘘をつき通していかないといけません。大変本人も苦しい心理状態にあるのが、引き返せない状態でつく嘘と言えます。