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むくみは体がだるい、足がパンパンになる以外にも体に良くない影響が出てきてしまうことを知っていましたか?
放置してしまうと体に不調が出てきたり、体型を維持できなくなるなどのデメリットがたくさん出てきます。
具体的にどのような影響があるかご紹介します。
体重が減らない・太って見える
女性であれば体型維持やダイエットに力を入れている人も多いのではないでしょうか。
しかし、むくみを解消せずに放置してしまうとそのせっかくの努力が無駄になってしまいます。
むくみは体の循環機能が衰えることで起きてしまう現象なので、体がむくんでいる間は代謝も落ちている状態です。
そのため、代謝が落ちていることでどんなに頑張っても思うように体重が減らない上に増加してしまうこともあります。
また、むくみが続くとその分体が膨張しているので太って見えますし、その水分をセルライトや脂肪に体が変えてしまうため最終的には本当に太ってしまうなどの悪循環になります。
冷え性が悪化する
大半の女性が年中、冷え性に悩んでいるのではないでしょうか。
冷え性は季節関係なく起きるものなので冬だから冷えているというわけではありません。
むくみを放置するとその分血行が悪くなる状態が続くためなかなか冷え性が改善しなかったり、今まで以上に悪化してしまう原因です。
むくみと冷え性は代謝の低下や太る原因にもなるのでしっかりとケアしておかないと悪循環が続きます。
病気が隠れている可能性もある
どんなにケアしてもむくみが改善されない、毎日むくみがひどくなっていってどうすればいいかわからないという人は病気が原因でむくんでいるかもしれません。
体の血液や体液の循環に必要な臓器である、「腎臓」「心臓」「肝臓」いずれかの臓器に不調があるとむくみが治らない、ひどくなることがあります。
どの臓器も人が生きていく上で欠かせない臓器なのでそのまま放置してしまうと命の危険が出てきます。
足のむくみを防ぐ方法
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寝て起きればむくみなんてすぐなくなる!と考えている人も多いはず。
ですが、むくみってそんなに簡単に解消されるものではないんです。
むくみの解消は日々の積み重ねが重要になってくるので今日からぜひ実践してみてください。
正しいサイズのパンプスを選ぶ
多くの女性が、自分の足に吸い付くようにフィットする、そんな“シンデレラ・ハイヒール”を求めています。
運命の一足と出会うために、シューフィッターに見てもらうのもひとつの手ですが、やはり履いてみたときの自分の感覚が一番大事です。パンプス選びに際して意識したいポイントは、以下の4つが挙げられます。
①自分の実際の足サイズを把握する
②土踏まずがフィットしているか
③足指を軽く動かせられる余裕が爪先にある
④踵が浮いてこない
水分をこまめに摂る
水分が体に溜まっているからむくむなら水分を減らせば解決するのでは?と勘違いしている人も多いですが、水分はこまめにたくさん摂ることが大切です。
むくみは体の循環がスムーズに行われないことが原因のため、極端に水分量を減らすと血液がドロドロになりさらに循環しにくくなってしまいます。
そのため、滞っている血液や体液のドロドロを薄めてあげるような気持ちでこまめにしっかりと水分を摂るようにすると老廃物が尿として体外に排出されやすくなり、むくみが軽減します。
お風呂はシャワーではなく湯船にゆっくりと浸かる
忙しい日はさっとシャワーを浴びてすぐに寝たいですよね。
しかし、むくみを解消するためにはシャワーではなく湯船にゆっくりと浸かってリラックスするのが大切です。
温かいお湯に浸かることで体が芯まで温まり冷え性の改善も期待できます。また、アロマオイルや入浴剤などの使用で、リラックス効果を得られ不眠解消やストレス発散にもつながります。
毎日湯船に浸かるのは厳しいという人も2〜3日に1回は湯船に浸かる習慣をつけると心も体もスッキリしますよ。