営業終了後は各持ち場の清掃と片付け、売上の計算をする
営業終了後は各持ち場の片付けや清掃をする人と売上の計算をする人、厨房の在庫確認をする人にわかれて作業します。分担しないと全ての仕事が終わるまでに2〜3時間はかかってしまうので、ラストまで残った人全員で協力して作業します。
もちろん、学生の人やその日用事があって始発で帰宅したい人は閉店作業をせずにそのまま帰宅することも可能です。
居酒屋の給料や年収は?ボーナスはある?
居酒屋での仕事は時給が良くて楽しいというイメージが強い人も多いのではないでしょうか。実際のところはどうなのか、ボーナスなどの臨時収入はあるのかなど詳しくご紹介します。
アルバイトの時給は人によって異なる
居酒屋アルバイトの時給は全員が統一ではなく、勤務時間や勤務年数、できることの多さなどによって異なります。特に同じ時期に入店したとしても深夜帯に働ける人の方が時給が高くなる場合がほとんどです。
また、居酒屋が混雑する金曜日の夜〜週末、祝日に勤務できる人は時給がアップします。だからといって終電までの人は時給が低いというわけではなく、最低でも1000円以上のお店ばかりなのでアルバイトの中では高時給の仕事です。
正社員の場合は月給制
居酒屋の仕事=フリーターやアルバイトというイメージが強いですがもちろん正社員の募集もたくさんあります。正社員の場合は時給制ではなく、月給制で20〜30万円前後のお店がほとんどです。
しかし、正社員の場合はここから保険料などが引かれてしまうため実際に30万円もらえるというお店は少ないかもしれません。昇給制度もあるので常にお給料が少ないわけではなく努力次第で高収入を得られます。
ボーナスを貰える可能性は少し低め
収入とは別に支給されるボーナスは働く人にとって嬉しいものですよね。ですが、居酒屋の仕事でボーナスが支給されるかというと少し難しいかもしれません。
特にアルバイトの人がボーナスを支給されるということはほとんどなく、評価制度のあるお店のみと考えたほうが良いです。社員の場合は基本的に年に2回のボーナスがありますが、お店によっては売上が少なかった場合ボーナスカットや支給されないということもあります。
居酒屋の仕事のやりがいや魅力は?
では、居酒屋で働くことでのやりがいや魅力は何なのでしょうか。人気のある仕事だからこそのやりがいや魅力をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
まかないが美味しい
居酒屋で働くきっかけでまかないがあることが理由の人も多いはず。特にまかないがある職場は一人暮らしの人にとって食費が浮くのでありがたいものですよね。
また、居酒屋はメニューの種類が豊富なので自由に食べたいものを選べるお店で働けば毎日好きな料理を食べることができます。私が働いていたお店は材料があれば好きなものをつくってOKだったのでその時にあるもので食べたいものを自由に作れたのも良かったです。
時給が高く、稼げる
居酒屋の時給は基本的に1000円以上なので短時間勤務でも他の職業より日給が高いです。さらに、毎日長時間働けば正社員として働くよりも高収入になる可能性があります。
また、努力次第で昇格や昇給の可能性もあるので頑張れば頑張った分だけ自分のお給料として反映されてモチベーションも保てます。
コミュニケーション能力が高くなる
毎日たくさんのお客様と会話したり、一緒に働いている店員同士の意思疎通が大切になる居酒屋で働くと自然とコミュニケーション能力が高くなります。例えば、どういうふうに話しかければ印象良く会話ができるか、どうすれば気分を害させずに伝えたいことを的確に伝えられるかが仕事上で重要になってきます。
初めはなかなかうまくいかなくても経験を積んでいくうちに絶対にその能力が身につくので、将来居酒屋以外の仕事に就いても役に立ちます。