記事の目次
- 1.乙女の夢お姫様抱っこ
- 2.お姫様抱っこ 体重「お姫様抱っこ」
- 3.お姫様抱っこ 体重「乙女の悩み」
- 4.お姫様抱っこ 体重「平均」
- 5.お姫様抱っこ 体重「体重差」
- 6.お姫様抱っこ 体重「実は」
- 7.お姫様抱っこ 体重「体幹」
- 8.お姫様抱っこ 体重「密着」
- 9.お姫様抱っこ 体重「腕」
- 10.お姫様抱っこ 体重「キス」
- 11.お姫様抱っこ 体重「筋肉」
- 12.お姫様抱っこ 体重「結婚式」
- 13.お姫様抱っこ 体重「写真館」
- 14.お姫様抱っこ 体重「男性心理」
- 15.お姫様抱っこ 体重「筋肉自慢」
- 16.お姫様抱っこ 体重「独占欲」
- 17.お姫様抱っこ 体重「シチュエーション」
- 18.お姫様抱っこ 体重「好きが溢れた時」
- 19.お姫様抱っこ 体重「そういう気分」
- 20.お姫様抱っこ 体重「気遣い」
- 21.夢はあきらめない
乙女の夢お姫様抱っこ
きらきらの金平糖と甘いキャラメルにすこしの蜂蜜でできている女の子なら、きっと一度くらいは甘い物語のように自分を抱き上げてくれる王子様に思いを馳せたことはあるだろう。幼いころの自由帳に描いたドレス姿の自分のような、ふわふわきらきらとした甘酸っぱい夢物語。
可愛さと甘さが詰め込まれたおもちゃのお城で甘いお菓子にかこまれ、外を眺める。いつか来る王子さまの、そのたくましい腕で抱き上げられる……世界に愛されるハッピーエンド。
いつになっても、女性の乙女思想はかわいいものである。
幼い日の夢が現実味を帯びながらも、憧れは募っていき、廃れることを知らない。だからこそ小さいころから女の子の絵本には綺麗なドレスに身を包んだお姫様がいるし、ラブロマンス映画は後を絶たない。恋が世界を平和にするとは言わないが、世界で一番優しい気持ちは「愛」だろう。
白馬の王子様とは言わない。それでも、柔らかい香りの車に乗せてドライブをしてほしい。
世界のうらやむ美貌とは言わない。それでも、笑顔が可愛い人がいい。
気障な言葉はいらない。それでも、たまには好きだと言葉にしてほしい。
キスで溶ける魔法がかかってなくてもいい。それでも、優しいキスがいい。
だんだんと知った外の世界に感化されて、憧れが現実になる。夢ばかり見ていられない、そんな女性たち。それでも、変わらない乙女の夢はある。されたいこと、その一つがまさに「お姫様抱っこ」だろう。
お姫様抱っこ 体重「お姫様抱っこ」
お姫様抱っこは、名前の通り王子様がお姫様を抱き上げるときの構図である。他にも横抱きなどと呼ばれているが、響きはお姫さま抱っこのほうがロマンチックだ。
やり方は簡単で首裏と膝裏に回された両腕のみで女性を抱き上げる。その姿はさまざまなシチュエーションとともに少女漫画でもよく目にする。
おんぶではだめなのかという野暮なことを、世の男性は思い、言うかもしれない。だが男のロマンという言葉がある通り、女性にも求めるロマンスがあるのだ。女性にはわからない男のロマンと、男性にはわからない女性のロマンス。それでも、理解しようと歩み寄ることはできる。
なぜ女性の多くがお姫様抱っこにそこまで思いを馳せるのか。
それはお姫様抱っこは互いの顔が一番近くなる抱き上げ方だからである。
そのため、好きでもない男性にされたところでまったくときめかない、もしくは恋の始まりのどちらかに分かれる。
女性からも彼の首に腕を回すことで密着が高まり、そのままキスや愛情の確認をされたいという願望も乙女のロマンス。そういった甘くてくすぐったい雰囲気にさせてくれる夢にあふれたものがお姫様抱っこであり、されたいという願望が大きいのだ。
お姫様抱っこ 体重「乙女の悩み」
でもそれに比例して、お姫様抱っこはつきない悩みが乙女にはある。
……重たすぎて持ち上がらなかったらどうしよう。
……彼に重いと思われたらどうしよう。
……落とされたらどうしよう。
そう、体重の悩みだ。これはもちろん、お姫様抱っこにかかわらず様々な面で悩みがあると思う。
なんていったって身長によりけりではあるが、女性の平均体重は55キロ前後である。米5キロとはわけが違う。
男性にお姫様抱っこをされたい夢のためにダイエットや体重キープしている女性は少なくない。
もちろん、うまいやり方を知らないと難しいが無理なわけではない。
ヒョロヒョロな、自分と大きく体重差がある場合は難しいかもしれないが、50キロ前後ならば持ち上げて歩くことができる男性が多いという。力関係の仕事をしている相手ならばさらに60、70キロも余裕で抱き上げてくれるかもしれない。
お姫様抱っこ 体重「平均」
そもそも、日本人の美的感覚は外国からブーイングが多い。雑誌などで見かける痩せすぎた女性に感化され、心理的に自分はデブだと考えてしまう女性は多い。美意識が高すぎるせいでやせ細っている姿は美しさよりも狂気や美に対する異常な執念を感じさせる。最近では無茶なダイエットのやり方も多く、情報社会の恐ろしさを感じているところだ。美しくありたいという欲は当たり前だろうと、もてはやされたいあまりに過度なダイエットをする女性たちは、今すぐやめるべきである。
最近ではぽっちゃりな女性が好きだと公言する男性も多い。それもそのはずで、もともと本能的に女性は体に脂肪を蓄え、生命の維持に使うのだ。あまりにもぽっちゃりとした女性に魅力は感じない心理も多いかもしれないが、抱き寄せたときに骨が当たるのではなく柔らかさが際立つほうが、世の男性は心理的に幸福を感じ喜ばしいという。
そもそも、男性は女性との体重差や数字などそこまで気にしていない。程よくついた肉と笑顔こそが女性の魅力である。
逆に、着飾った細身の美女が好きな男はその女性が好きなのではなく、その女性を連れている自分が好きなのだ。そんなくだらない男のために痩せる義理はない。
身長に合わせた、程よい体型、男性との体重差を維持すること。
乙女の夢の叶え方はそれでいい。長ったらしい魔法の呪文もなにもなくたって王子様が現れるときは現れてくれるものだ。
お姫様抱っこ 体重「体重差」
でも平均体重じゃ、相手がどう思ってるのかよくわからないことも多いだろう。
女性が気にするべきは、男性との体重差である。男は基本ある程度の力があれば自分より20キロほどの体重差があっても持ち上げることは可能だ。限度はあるが、自分一人の体重に左右されず体重差を見極めること。
お姫様抱っこされた後、鍛えていればそのままキープをすることもできるだろう。つまり、まずは相手の体重をよく知ること。彼との体重差によってもしかしたら楽々とお姫様抱っこをしてくれるかもしれない。
……そういえば、私の姉が自分と15キロほどの体重差がある弟をひょいっとお姫様抱っこしていたことをおもいだした。姉はムキムキなわけではない。筋肉と体重差、そしてコツさえ考慮すれば乙女の夢は意外と簡単にかなってしまうのかもしれない。