妊婦の方は、目薬以外の方法で疲れを癒してみよう
目の疲れの原因の一つに、目の乾燥があります。
たとえば、同じ場所をずっと見続けると、まばたきの回数が減少します。すると、目の表面が乾燥し、それが目の疲れの原因になるのです。
目が乾燥しやすい人は、意識してまばたきの回数を増やすだけでも、目の疲れ対策には有効です。また、同じ場所をずっと見続けることの多い人(デスクワークなど)は、数分おきに遠くを見て目を潤してあげましょう。
ただでさえ、妊娠中はホルモンバランスの変化により、涙の量が少なくなるといいます。目の乾燥=疲れ予防のためには、水分を多く補給したり、加湿器で部屋の湿度を上げたりする対策が必要です。
まとめ:妊婦の方が目薬を買うときは、添付文書に注目
ここまで、妊婦の方が使える目薬について、「花粉症」、「ものもらい」、「目の疲れ」の症状別にご紹介しました。
特に気をつけるべき成分として挙げたのは「プラノプラフェン」のみでしたが、交感神経や副交感神経に作用する成分には、妊娠中の方に避けるよう促されているものもあります。
そういった成分が含まれている目薬には、必ず添付文書に注意書きがなされています。妊娠中の方や妊娠が見込まれる方は、目薬を使用する前、絶対に添付文書を読んでください。
元気な赤ちゃんを産むためには、妊婦の方の自覚が大切です。たった1滴を使用する目薬ですが、慎重に選んで損はありません。適正な目薬を選んで、目の症状をすばやく治しましょう。