記事の目次
- 1.大雑把な性格の人間に振り回された経験ありませんか?
- 2.【アナタの周囲にもいる大雑把な人①】時間にルーズ
- 3.【アナタの周囲にもいる大雑把な人②】約束が守れない
- 4.【アナタの周囲にもいる大雑把な人③】金払いが汚い
- 5.【アナタの周囲にもいる大雑把な人④】ドタキャンが平気
- 6.【アナタの周囲にもいる大雑把な人⑤】アナタのモノは私のモノ
- 7.もしかして私も大雑把?セルフチェックして対処法を考えよう
- 8.【もしかして大雑把?自己診断①】「大らかだよね」と言われる
- 9.【もしかして大雑把?自己診断②】自慢じゃないが汚部屋です
- 10.【もしかして大雑把?自己診断③】100円傘が玄関にいっぱい
- 11.【もしかして大雑把?自己診断④】同期より叱られる頻度が高い
- 12.【もしかして大雑把?自己診断⑤】ルーズだとカレから怒られる
- 13.大雑把の長所を生かして短所をカバーする対処法は
- 14.【大雑把な性格の対処法①】人の失敗をいつまでも非難しない
- 15.【大雑把な性格の対処法②】自分にできない点は素直に人に頼る
- 16.大雑把な性格、を愛されポイントに変換しよう
【もしかして大雑把?自己診断④】同期より叱られる頻度が高い
例えば職場で上司などから叱責される、あるいは注意されるといったことは誰しも多かれ少なかれ経験することであり、まるっきり避けて通るということは事実上不可能です。
ですが、ちょっと俯瞰して自分の置かれた立場を見てみた時、その仕事に向いている、向いていないといったことを抜きにしても「明らかに同期や同僚より自分に対しての叱責が多い」と自己判断できるのであれば、もしかすると悪い意味での「大雑把な性格」であるという自覚を持つべきかもしれません。
なぜならモラハラやパワハラといった理不尽な叱責ならともかく、叱られるだけの理由があって叱責される回数が多い場合は周囲から「本来ならできるはずのことを大雑把でいい加減にしているからミスをした」とみなされている可能性があるからです。
もしも「当てはまるかも」という自覚がある場合は早急に信頼の置ける同僚、上司、友達などにその仕事や現在のポジションが本当に自分に向いているかどうかや、自分への叱責を減らすにはどうしたらいいと思うかといった対処法を心を開いて尋ねてみるのが賢明かも知れません。
料理に限らず全体的に大雑把で適当だとは思う。友達にもたまに叱られる
— モイチ (@naru_shino) October 18, 2017
【もしかして大雑把?自己診断⑤】ルーズだとカレから怒られる
大雑把な性格の人に向いている客商売などの愛嬌の良さなどに惹かれて恋人関係になった場合、より親しくなって相手のプライベートまで踏み込んで付き合うようになると、それまで相手の良さだった「大雑把さ」がほぼほぼ「だらしなさ」や「いいかげんさ」の言い換え類語だったと気付かされて愕然とすることがあります。
そうした面に気付いても、まだ付き合い始めのラブラブ期は「細かいことにグチグチしない良いコだな」などとポジティブな特徴として受け止める余裕がありますが、付き合いが長くなればなるほど「しょせん欠点は欠点」としか見られなくなるのが常。
今カレや元カレなどに「ルーズだ」「だらしない」などと指摘されたことがある、という人や別れの理由に「何に対してもアバウトなトコが嫌なんだよ」などと言われたことがある、という人はそれらは全て「お前の大雑把な性格が許せない」の言い換え類語とまずきちんと認識してから、何とか上手く折り合いをつけていける対処法を身につける努力を始めましょう。
いままで付き合った人が、ほとんど全員元カノとつながりのある人だったし、今後もし誰かと付き合うようなことになるなら元カノと連絡がつかなくて、お金にルーズじゃない人がいい。そんな人いっぱいいるだろうけど。
— なのさん。 (@nanomilk_) July 26, 2017
大雑把の長所を生かして短所をカバーする対処法は
セルフチェックの結果、「もしかしてやっぱり私は大雑把な性格かもしれない」という自己判断になった人も、決して投げやりになったり、自己卑下する必要はありません。
人間にはみな適材適所というべき向いている仕事や役割があるもの。「大雑把な性格」の長所をより生かし短所をそれによってカバーする、あるいは短所を長所に変える努力をする、さらに短所によるデメリットを軽減し、長所によるメリットを最大にするといった対処法をご紹介します。
【大雑把な性格の対処法①】人の失敗をいつまでも非難しない
大雑把な性格の人に限らず、最近は自己評価が高いがゆえに自分のミスは棚に上げ、人のミスはいつまでもネチネチ根に持つタイプの人が増える傾向にあります。
それが仕事の場であろうと家庭であろうと、あるいは友達同士の付き合いやカレカノジョの関係の中であろうとも明らかに「自分のミス」であるものをいつまでもこれ見よがしに非難されて楽しい、うれしい人はいません。
そこで大雑把な性格のポジティブ長所である「アバウトさ」を生かして、そうした周囲の過去のミスなどをいつまでも言い募ったりせず、またそうした言動をする人がいればやんわり「もういいじゃないの、過ぎたことなんだしね」とかばってあげられる「度量の大きい人」としてのふるまいを心がけましょう。
こうした周囲への気遣いはそれだけで長所の1つになりますが、また一方でこちらが「大雑把」の短所である「つめの甘さ」がゆえにミスをしてしまったときでも「前にかばってもらったからなぁ」とこちらへの寛容さを引き出すきっかけにもなります。
また、大雑把な性格の類語として意味づけられやすい「ルーズな人」や「だらしない人」といった短所の面についても、「人に対して優しいところがあるから(そういう短所があっても)許せるよね」と長所に転じることも可能になります。
他人のミスに厳しい人が大きなミスをした。
— 不動心 (@fudowshin) February 7, 2015
いつもしつこいくらい非難する人がされる側になるとどうなるのかな。来週が見ものだ。
【大雑把な性格の対処法②】自分にできない点は素直に人に頼る
大雑把な性格の人の短所の1つに「つめが甘い」「物事全体をきちんと見通す力がない」「優先順位がつけられない」といったことが挙げられます。
こうした大雑把な性格の人の短所を軽減する対処法としては、まず自分が「なにを不得意分野とし、何が向いているのか」をきちんと把握する事が必要です。
大雑把な性格の人の「アバウトさ」は細かな作業には全く向いていませんが、多少の困難や障害が出てきてもへこたれにくい、気にしないという打たれ強さが特徴で、キツイ物言いの人との交渉などに向いているという長所があります。
ミスを認めて素直にすいませんっていう人間が減ってる気がする
— gimlet (@xtreamlabbits) September 19, 2017
非を認めると負けっていうのは嫌な風潮だなと思う
謝る前にでもーとかだってーとか言い訳から入るとか
それ火に燃料でしかないからね?って思ったが
自分が子供の時の親はこんな気持ちだったのかもなぁ
さらに、ある意味KYであるという大雑把な性格な人の短所は、裏返せば、神経質な人との交渉や緊張を強いられる場面の多い仕事などでの緩衝材に向いているという長所にも通じます。
そうした大雑把な性格の人に向いている場などがある場合は、そうした長所な部分を全面的に生かし、同時に「細かな点まで行き届いたことができにくい」といった短所は周囲に任せるといった大雑把な人本人の割り切りや周囲のそうした役割分担への理解が不可欠です。