妊娠初期の胃痛の対処法とは?
妊娠初期に胃痛が起きると、本当に辛いものですよね。
妊婦さんなら誰でも吐き気や下痢、腹痛などのつわりや酷い腰痛に苦しむことはわかっていても、どうしてこんな辛いつわりや腰痛を経験しなくてはいけないのかと思うこともあります。
特にキリキリとする胃痛は痛みを伴うものなので、吐き気や下痢、腹痛と比べても辛い症状ですよね。
そんなつわりの胃痛への対処法にはどんなものがあるのか、ここからみていきたいと思います。
【妊娠初期の胃痛の対処法①】消化のいいものをよく噛んで!
妊娠初期の胃痛への対処法の1つ目は、よく噛んで食べる、というものです。
妊娠初期のつわりによるキリキリとした胃痛でも、ストレスなどが原因の通常の胃痛と同じように、胃の働きが低下したり、胃酸によって胃壁が荒れてしまっています。
胃にできるだけ負担をかけないようにするためには、消化のいいものをよく噛んで食べることが大切なのは、他の胃痛の場合の対処法と同じです。
特にコーヒーなどのカフェインが多いものや、スパイシーで刺激の強い食べ物が好きな人は、妊娠していなくても胃壁を荒らして胃痛を起こしやすいと言われています。
妊娠中は胃痛がなくても、コーヒーや刺激の強いものは控え気味にした方がいいのは言うまでもありませんが、特に胃痛が酷い人は胃壁を荒らすようなものを食べることは控えましょう。
そして胃に優しい食べ物を食べるようにすることで、妊娠に必要な栄養をしっかりと取るように心がけましょう。
【妊娠初期の胃痛の対処法②】お腹を温める
妊娠初期の胃痛への対処法の2つ目は、お腹を温める、というものです。
妊娠していない時でも、どうしてもお腹が冷えると胃腸が冷えてしまい、胃痛や腹痛や下痢の原因にもなりますよね。
妊娠初期の胃痛でも、お腹の周りを温めることで、胃腸の働きを活発にしたり、痛みを和らげたりすることができます。
お腹を温めることができる腹巻をしたりカイロをしたりすると効果的ですよ!!
また腰痛も温めることで軽減することができます。
胃痛や腹痛、下痢だけではなく腰痛に悩んでいる人は、腹巻など腰回りも一緒に温めると良いでしょう!!
またお腹を温めるためには、温かい飲み物や食べ物を食べるのも良いですね。
カフェインや刺激が多いコーヒーやお茶は胃を却って荒らすのでよくありませんが、ホットミルクや温かいスープを飲むと良いでしょう!
妊婦さんには冷えは大敵ですから、しっかりと温めて快適に過ごしましょう!!
【妊娠初期の胃痛の対処法③】食べてすぐに横にならない
妊娠初期の胃痛への対処法の3つ目は、食べてすぐに横にならない、ということです。
お腹いっぱい食べると眠くなるので、ついつい横になりたくなってしまいますよね。
しかも妊娠初期はホルモンバランスが崩れることで、体がだるくなることも多いので、ご飯を食べたら横になって休みたくなるものです。
しかし、妊娠していない時でも食べてすぐに横になるのはNGです。
というのは、食後30分くらいの間は、食べたものを消化するために胃酸がたくさん分泌されています。
食べてすぐに横になると、胃酸が食道に逆流してしまい、食道を荒らしてしまい、胃痛や食道炎の原因となってしまうのです。
食べてすぐに体がだるくなって横になりたい場合には、完全に身体を横たえるのではなくて、クッションや枕などを使って、胃が食道よりも下に来るように身体に角度を付けることが大切です。
胃を食道の下にすることで胃酸の逆流をふせぐことができます。
【妊娠初期の胃痛の対処法④】食事の回数を分ける
妊娠初期の胃痛への対処法の4つ目は、1回の食事の量を減らして、食事の回数を分ける、というものです。
1回の食事で食べる量が多いと、胃酸の量が増えすぎてしまい、胃腸に大きな負担を掛けます。
そして、胃痛や胸やけの原因にもなってしまうのです。
1回の食事の量を減らすことで、胃酸の過度な分泌を抑えて、胃腸にかかる負担を減らすことができます。
特に胃痛が酷くて食事がなかなかとれない時には、1口ずつでもいいので食べられるもの、消化のいいものを食べるようにしましょう。
そして1回に食べる量が少なくても、回数を増やすことで胃が空っぽになることを防ぐことができます。
胃が空っぽにならなければ、胃を荒らすこともなくなり、胃痛を防ぐことにもつながります。
つわりによる胃痛が酷い時には、食事の量を減らして回数を増やすように工夫してみましょう!!