代表的なものは吐き気がありますよね。
吐き気に悩む妊婦さんはとても多いものです。
この他にも腹痛や下痢に悩む妊婦さんもいます。
ホルモンとは直接関係なくても体系の変化で腰痛も起きるものです。
妊娠初期というのは、キリキリとした胃痛だけではなく、吐き気や腹痛、下痢など様々な症状に悩む時期だと覚えておいた方がいいでしょう。
妊娠初期の胃痛の症状とは?
妊娠初期というのは、吐き気や下痢、腹痛、腰痛など様々な症状に悩まされるものです。
キリキリとした胃痛も辛いものですが、胃痛にもいろいろな種類がありますよね。
妊娠初期の症状として出やすい胃痛にはどのようなものがあるのでしょうか?!
ここからみていきましょう!
【妊娠初期の胃痛の症状①】食べると痛む
妊娠初期の胃痛の症状としては、食べ物を食べると胃が痛みだす、というものがあります。
妊娠初期はホルモンバランスが乱れたことや、吐き気や下痢、腹痛などのつわりの症状が出て、なかなか食べ物が食べられないことがありますよね。
食べ物を食べることができない状態が続いて、胃が空っぽになると、胃酸によって胃が荒れてしまいます。
胃が荒れているところに、吐き気や腹痛をこらえて食べ物を食べても、上手く消化することができなくて、胃痛が起きてしまうことがあります。
これを防ぐためには、消化のいいものを少しずつでもいいので口にして、とにかく胃を空っぽにしないことが大切です。
【妊娠初期の胃痛の症状②】胃が締め付けられるように痛む
妊娠初期の胃痛の症状としては、胃が締め付けられるように痛むこともあります。
どうして妊娠初期の胃痛で胃が締め付けられるように痛むことがあるのかは、原因がよくわかっていません。
しかし、一般的に胃が締め付けられるように痛むときには、ストレスが大きく関係してくると言われています
つわりによって食べられないところに、吐き気や下痢、腹痛、腰痛で身体がストレスを感じているのかもしれません。
あまり無理をしないで身体をいたわって、のんびりと過ごすよう心がけてください。
【妊娠初期の胃痛の症状③】吐きすぎて痛む
妊娠初期の胃痛の症状としては、吐きすぎたことによって痛むこともあります。
つわりによる吐き気が酷すぎる場合には、1日のうちに何回も吐き気に襲われて吐いてしまう、ということがあります。
そうすると、消化のために胃で分泌されている胃酸が何度も食道を通ることで食道が弱ってしまうことがあります。
また何度も吐き気に襲われて吐くことで、胃の中が空っぽになってしまうので、胃が胃酸過多になってしまい、その胃酸によって胃そのものが荒れてしまうこともあります。
吐き気によって胃腸の働き自体が弱ってしまうこともあります。
胃が荒れたり、働きが弱ることで胃痛や腹痛が起きてしまうこともあります。
【妊娠初期の胃痛の症状④】キリキリと痛む
妊娠初期の胃痛の症状としては、キリキリ痛んだりチクチクと痛むこともあります。
キリキリ、チクチク痛む一番の原因は自律神経の乱れになります。
キリキリ、チクチクした胃の痛みから、妊娠したばかりの超初期に自分が妊娠したことに気が付いたという人もいます。
普段、胃がキリキリと痛む、という経験がない人が突然キリキリ、チクチクした痛みを感じることがあったら、妊娠を疑ってもいいかもしれませんね。
妊娠初期の胃痛は流産の兆候?!
妊娠初期に酷いキリキリとした胃痛や腹痛を感じると、赤ちゃんがいる子宮が近いことから、流産するのではないかと心配になる妊婦さんも多くいるようです。
妊娠初期の胃痛というのは流産につながるものなのでしょうか?!
基本的に胃痛や下痢、吐き気といった症状だけであればこれはつわりの症状なので、流産の心配はありません。
流産の心配をしなくてはいけないのは、胃よりも下の子宮の辺りが痛む腹痛を起こした時です。
流産するときには出血するものですが、出血を伴う腹痛などが起きた場合には、流産の危険性があります。
早急に産婦人科を受診することをお勧めします。
また、最近では妊娠検査薬の精度が上がりすぎたために、化学流産の可能性も考えられます。
受精しても、子宮に着床できずに妊娠が成立しない場合や着床してもすぐに流産してしまった場合を化学流産と言います。
このように受精すると、身体は妊娠の準備を始めるためにホルモンバランスが変わり、自律神経の乱れなどで胃痛が起きることがあります。
この段階で妊娠検査薬で検査をして陽性でも、化学流産が起きてしまえば妊娠は成立していないことになります。
流産という言葉はついていますが、化学流産が起きる段階では医学的には妊娠は成立していないと定義されています。
受精しても化学流産する可能性は30%から40%もあると言われています。
妊娠が確定するのは妊娠5週を過ぎてからになりますので、それまでは妊娠検査薬で陽性反応が出ても化学流産の可能性も考えておきましょう。