記事の目次
- 1.指示待ち人間とはいったいどんな人たち?!
- 2.指示待ち人間の特徴①物事を深く考えていない
- 3.指示待ち人間の特徴②仕事の本質をつかんでいない
- 4.指示待ち人間の特徴③仕事の全体像を理解していない
- 5.指示待ち人間の特徴④向上心がない
- 6.指示待ち人間の特徴⑤決断力や判断力がない
- 7.指示待ち人間になってしまう原因は?
- 8.指示待ち人間になってしまう原因①なんとなく仕事をしている
- 9.指示待ち人間になってしまう原因②仕事に対する情熱がない
- 10.指示待ち人間になってしまう原因③適職が他にあると感じている
- 11.指示待ち人間からの脱却方法はある?
- 12.指示待ち人間からの脱却方法①仕事の流れを意識する
- 13.指示待ち人間からの脱却方法②指示を受けながら自分でも考える
- 14.指示待ち人間からの脱却方法③責任感を養う
- 15.指示待ち人間は自分で考えるのが苦手…そこから始めよう!
指示待ち人間からの脱却方法はある?
指示待ち人間になる原因について3つ紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
ご自身やご自身の部下に当てはまりそうな原因ンは見つかりましたか?
原因がわからないと、そこから脱却する方法や改善する方法もなかなか見つかりにくいため、まずは原因を探ることが非常に大切です。
逆に言えば、指示待ち人間になってしまった原因を知ることで、脱却して改善するための方法が見つかりやすいということなのです。
では、ここからは指示待ち人間から脱却し、その状態から改善していく方法について紹介していきます。
自分が指示待ち人間で、仕事をしている意味が見いだせないと悩んでいる人もぜひ参考にしてみてください。
もちろん、自分自身のことではなく、自分の部下や後輩が指示待ち人間で、対応に困っているという人も、この指示待ち人間からの脱却、改善方法をぜひ試してみて下さいね。
指示待ち人間からの脱却方法①仕事の流れを意識する
指示待ち人間からの脱却方法として、仕事の流れを意識するということが挙げられます。
どんな仕事でも、自分の後に続けてパスを受ける人がいるわけですよね。
自分がそれをして終わり、という仕事はほぼないはず。
例えば上司から「この資料を明日までに作っておいて」と言われたとして、その資料をあなたは作って終わりだったとしても、作った資料を受け取った上司が会議に持って行ったり、プレゼンしたりするわけですよね。
そういう風に、仕事はどんどんと流れていきます。
この仕事の流れを意識することで、自分自身の行動も大きく変わるということを覚えておきましょう。
自分の担当の作業をしながらも「次にパスする人がやりやすいように、自分はどうしたらいいかな」ということを意識するだけで、仕事の質というのは大きく変わってきます。
その心遣いや意識に気が付いた人たちからの信頼度も大きく変わりますから、その意識一つでその職場での仕事人生が大きく変わるといっても過言ではないんですよ。
指示待ち人間からの脱却方法②指示を受けながら自分でも考える
指示待ち人間かららの脱却方法として、指示を受けながらも自分でも考える癖をつけるようにしましょう。
例えば、指示を受けながら仕事をしていたとしても、指示をされる前に「今の状況であれば、これをしたらいいかな」というのを自分で考えてみるのです。
それを決断するのにはまだ勇気がいる…というのであれば、自分の中で指示された後に答え合わせをしてみましょう。
自分が考えていたことと、上司からの指示が一致するようになってきたら自分の中でも自信を持てるようになります。
その自信がついてきたら、少しずつ上司からの指示を待つのではなく、「これしておきましょうか」という風に自分から動くことができる人間に変わり、そこからステップアップすれば「これしておきましたよ」に変わります。
指示を出すまでぼーっと座っていた人間が、言ってもないのに「しておきましたよ」と言ってくれるまで成長すれば、それは大きな改善で、脱却成功と言えるでしょう。
指示待ち人間からの脱却方法③責任感を養う
指示待ち人間からの脱却方法として、責任感を養うということも大切です。
ミスをしても大した問題にならないような仕事ばかりこなしていたり、ミスをしても誰かが常に知らないところでカバーしてくれているような環境では、自分の頭で考えることも仕事の本質を考えることもできません。
自分の仕事に責任を持てるようになるためには、ある程度その環境も大切です。
もし部下が指示待ち人間で悩んでいるという場合であれば、あえて何かのプロジェクトのオブザーバーなどちょっと責任のある仕事を任せてみましょう。
いきなりだと相手も戸惑うかもしれませんが、自分で考え、責任を感じる環境をあえて作り出すのです。
そうすることで、仕事の一つ一つの大切さやそれをミスした時に、小さなミスがどれだけ大きなミスにつながるのか、ということにも気が付くはず。
そうなれば、視野が広がり、指示待ち人間を脱却する第一歩になりますよ。
■参考記事:責任感が強い人にはどんな特徴が?コチラもチェック!
指示待ち人間は自分で考えるのが苦手…そこから始めよう!
指示待ち人間からの脱却方法や、改善の方法について紹介指摘kましたがいかがでしたか?
指示待ち人間を改善するには、ほんの少しの意識の違いや、仕事の与え方の違いで改善することができます。
その小さなきっかけで指示待ち人間が改善されるのであれば、ぜひ意識して取り入れてみたいと思いませんか?
ご自身が指示待ち人間で悩んでいる人も、ちょっとした意識で改善されると知っていただいて少しは心が楽になったのではないでしょうか。
指示待ち人間は基本的に自分で物事を考えたり、最終決断を下すことが苦手です。
その背景には、今回紹介してきたような特徴があるから。
それを脱却し、改善していくためには、日ごろ自分の頭で考えることが大切です。
上司から何か指示された時でも、どうしてこの仕事をするのかな?という意識を持つことで今後の仕事の姿勢が大きく変わります。
指示待ち人間を脱却するためにも、まずは自分の頭で考えてみるということから始めていきましょう。