妊娠初期からの便秘を解消するために大切なことは、毎日決まった時間にトイレに座る習慣を付けることです。
排便というのは身体のリズムなので、便通があってもなくても、とりあえず、毎日決まった時間にトイレに座って、軽くいきむことをしましょう。
続けていれば、トイレに座ることと排便が結びついてくることもあります。
【妊婦の便秘解消法⑥】姿勢を良くする
妊娠初期から後期にかけての便秘を解消するために大切なことは、姿勢を良くして内臓の位置を保つことです。
妊娠してお腹が大きくなってくると、どうしても姿勢が悪くなってしまいます。
姿勢が悪くなると骨盤のゆがみが起こり、内臓の位置もずれてしまいます。
そうすると消化器官の働きも悪くなってしまい、便秘の原因となることもあります。
特に座ったり立ったりするときや歩くときに姿勢が崩れやすくなります。
お腹が大きくなってきても、正しい姿勢を保つように努力しましょう!!
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【妊婦の便秘運動での解消法⑦】ウォーキングをする
妊婦さんの便秘を運動で解消するために最もお勧めな運動はウォーキングです。
妊婦さんは安産にするためにできるだけ歩いた方がいいと言われますが、ウォーキングは便秘解消にも役立つのです。
両足を交互に出して歩く動作というのは、自然に腸を刺激してマッサージしてくれて、便通を促してくれるのです。
またウォーキングには妊娠中の過度な体重増加を防いだり、出産に備えた体力を身に着けることができるので、助産師さんも推奨している運動になります。
つわりなどで身体が辛い時には、なかなか無理して歩けないものですが、体調がいい時に、少しずつでも歩くようにしてみましょう。
【妊婦の便秘運動での解消法⑧】ヨガやストレッチをする
妊婦さんの便秘を運動で解消するためにオススメな運動には、ヨガやストレッチもあります。
ウォーキングをするための準備運動にストレッチをする人もいると思いますので、その中で便秘解消効果があるストレッチをするのも良いですよね!!
また足腰に不調を抱えていて、ウォーキングができない人にとっては、足腰に負担をかけにくいヨガやストレッチで便秘解消できるのは嬉しいことです。
ストレッチには骨盤の位置を整える効果があり、骨盤の位置がストレッチによって整えられることで便秘解消が期待できます。
骨盤の位置を正常に戻すためのストレッチのやり方は次の通りです。
腰を回すストレッチ
腰を回すストレッチのやり方です。
軽く足を開いて立ったら、腰を回します。
フラフープを回すような感じで、左回りに10回、右回りに10回回しましょう。
このストレッチでは、骨盤が動くだけではなく、腸に刺激を与えて、働きを活発にしてくれます。
腰をひねるストレッチ
腰をひねるストレッチのやり方です。
まずあぐらをかいて座ります。
背筋は伸ばします。
下半身は動かさずにそのままの姿勢で上半身だけをねじってゆっくりと後ろを向くように身体をひねってストレッチします。
腹式呼吸で深くゆっくりと呼吸をしながら、左右交互に日ねってストレッチをします。
このストレッチは5回ずつ行うことで、お腹の緊張をほぐして、腸の働きを活発して便秘を解消する効果があります。
【妊婦の便秘運動での解消法⑨】家事で動く
外に出てウォーキングが面倒くさいと思うのなら、家の中で家事をして、身体を動かしましょう。
赤ちゃんが産まれると、なかなか家の中の掃除などが行き届かなくなります。
片づけや細かいところの掃除の必要があったら、出産前に運動がてら終らせてしまいましょう。
ただし高いところに昇ったり、重いものを持つのはNGですよ!!
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