記事の目次
- 1.便秘に悩む妊婦さんの悩みは深いです!!
- 2.妊婦が妊娠初期に便秘になる原因とは?
- 3.【妊婦の便秘の原因①】つわり
- 4.【妊婦の便秘の原因②】疲労・ストレス
- 5.【妊婦の便秘の原因③】ホルモンバランスの変化
- 6.【妊婦の便秘の原因④】身体を動かさなくなる
- 7.【妊婦の便秘の原因⑤】子宮が腸を圧迫!
- 8.妊婦の便秘は胎児へ影響する?!
- 9.妊婦の便秘は妊娠中に解消しましょう!!
- 10.妊婦の便秘を食べるもので解消しよう!
- 11.【妊婦の便秘食べ物での解消法①】こまめに水分補給!
- 12.【妊婦の便秘食べ物での解消法②】食物繊維を多めに!
- 13.【妊婦の便秘食べ物での解消法③】乳酸菌を摂ろう!
- 14.生活習慣の見直しで妊婦の便秘を解消しよう!
- 15.【妊婦の便秘解消法④】生活習慣を整える
- 16.【妊婦の便秘解消法⑤】毎日トイレに座る
- 17.【妊婦の便秘解消法⑥】姿勢を良くする
- 18.運動をして妊婦の便秘を解消しよう!!
- 19.【妊婦の便秘運動での解消法⑦】ウォーキングをする
- 20.【妊婦の便秘運動での解消法⑧】ヨガやストレッチをする
- 21.【妊婦の便秘運動での解消法⑨】家事で動く
- 22.マッサージをして妊婦の便秘を解消しよう!
- 23.【妊婦の便秘解消法⑩】便秘に効くマッサージをする
- 24.【妊婦の便秘解消法⑪】便秘に効くツボを押す
- 25.妊婦の便秘解消にはNG行動があります!!
- 26.【妊婦の便秘解消のNG行動①】無理にいきむ
- 27.【妊婦の便秘解消のNG行動②】市販薬を自己判断で飲む
- 28.便秘解消したい妊婦さんは妊婦健診で相談を!!
- 29.便秘解消して健やかなマタニティライフを送りましょう!!
そのために妊娠していない時には直径約7cmの子宮が、臨月の頃には直径が約36cmにもなります。
当然、お腹の中に入っている胃や小腸、大腸を押しのけて子宮が大きくなっているので、腸はものすごく圧迫されている状態になります。
そのために便が通りにくくなってしまい、便秘になりやすくなってしまうのです。
妊婦の便秘は胎児へ影響する?!
妊婦さんの便秘というのは、みんなが経験することなのだから、それほど心配しなくても良い、という人もいます。
しかし最近では、妊婦さんの便秘による胎児への悪影響があるのではないかという人も出てきています。
一体妊婦さんの便秘が胎児にどのような影響を与えるのでしょうか?!
最近の研究でわかってきたことは、胎児の腸内環境というのは、母体の腸内環境を受け継ぐ、ということです。
羊水で守られている子宮の中は完全に無菌状態ですが、自然分娩で産まれる場合には、赤ちゃんは産道でお母さんの菌を取り込みます。
産道の菌というのは腸内細菌と酷似していることがわかっています。
便秘によって腸内環境が悪くなっていると、赤ちゃんにもそれが受け継がれてしまう可能性があります。
だから出産前に便秘はできるだけ解消しておくことが大切です。
妊婦の便秘は妊娠中に解消しましょう!!
妊婦さんの便秘というのは、妊娠初期も妊娠後期も、それぞれに原因があることがわかりましたね。
胎児への影響もあるということなので、できるだけ妊娠中に便秘は解消してから、お産に臨んだ方が、お母さんがすっきりするだけではなく、赤ちゃんのためにもなります。
ということでここからは妊娠中にお腹の赤ちゃんに負担を掛けずにできる、安心な便秘解消法についてみていきましょう。
いったい妊娠初期からできる便秘解消法には、どんな便秘解消法があるのでしょうか?!
妊婦の便秘を食べるもので解消しよう!
まず便秘解消するためには、便通を良くするための食べ物を食べることが大切です。
便というのは、食べたものが体の中で消化され、必要な栄養素が吸収された後の残りかすですよね。
どうしても便秘になりやすい食べ物もあれば、便通を良くするための食べ物もあります。
便秘になりやすい食べ物と言えば、肉や冷たいもの、カフェインやタンニンを含む飲み物が挙げられます。
これらのモノもある程度は妊娠中でも食べても大きな影響はありませんが、それ以上にやはり便通を良くする食べ物を積極的に取りたいものですよね!!
ということでここからは妊娠中の便秘を解消する食べ物についてみていきたいと思います。
【妊婦の便秘食べ物での解消法①】こまめに水分補給!
妊娠中の便秘を食べ物で解消するためには、こまめな水分補給が大切になります。
水分補給が食べ物なのかどうかはさておき、妊娠中には身体全体の血液量が2kgも増えたり、羊水も作られたりするために、体内で必要な水分の量が増えます。
そのために便にまで回る水分が少なくなってしまい、便が硬くなって便秘が起きやすくなってしまいます。
ミネラルウォーターやカフェインレスのタンポポコーヒーやほうじ茶、野菜をたっぷり煮込んだスープなど、温かくて胃腸に優しく、カフェインなどの刺激物を含まない飲み物をこまめに取るようにしましょう。
冷たい飲み物は胃腸を刺激するので、コーヒーや緑茶や紅茶はカフェインやタンニンが豊富なので避けるようにしましょう。
【妊婦の便秘食べ物での解消法②】食物繊維を多めに!
妊娠中の便秘を食べ物で解消するためには、食物繊維を多めにとることも大切です。
食物繊維には、排便を促す効果があるので、便秘解消には欠かすことができないものですよね。
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があります。
どちらも排便を促す効果があるものですが、働き方や含まれている食材が違います。
水溶性食物繊維は、胃腸で吸収されません。便を柔らかくして、腸内環境を整える効果があります。海藻類や豆類、こんにゃく、ごぼうなどに含まれています。
不溶性食物繊維は腸の働きを活発にする効果があります。水分を腸の中で取り込んでふくらみ腸壁を刺激します。インゲン豆や小豆、えんどう豆、トウモロコシや大麦、ライムギなどに含まれています。
どちらもバランスよく摂れるように、食事のメニューを考えましょう!!