妊娠初期の肌荒れ対策*湿度管理
お部屋の湿度も重要です。
乾燥からくるかゆみの場合、まずは部屋の湿度を計ってみましょう。これから生まれてくる赤ちゃんが暮らす環境でもあるのですから、快適な湿度に保つことは自分の為でもあり、生まれてくる赤ちゃんのための対策でもあります。
冬は部屋が乾燥しやすく、そのため肌荒れや肌のかゆみが引き起こります。
濡れタオルや洗濯物で部屋の湿度対策を行う方が多いですが、これから赤ちゃんが生まれるのであれば、思い切って加湿器を購入するのもいいのではないでしょうか。
赤ちゃんの肌はとても敏感なので、肌荒れを引き起こしやすく、乾燥した部屋では赤ちゃんの肌もかゆみが生じるかもしれません。
話せない赤ちゃんの肌を守るのも親の役目ですので、部屋の乾燥対策はしっかりと考えたいですね。
妊娠初期の肌荒れ対策*睡眠はたっぷりと
妊娠期間に限ったことではありませんが、寝不足はお肌の大敵ですよね。
特に妊娠期間は神経も過敏になりがちですので、とても眠いのにちょっとした物音で目が覚めたりするものです。
眠りが浅かったり、いつまでも寝付けないような場合には対策が必要となりますね。
まずは体を温めることが大事です。一度温まった体温が下がっていくときに眠気が発生するので、寝る前に一杯のホットミルクは理にかなった飲み物なのです。
また、寝る1時間ほど前のお風呂も効果的です。
自分に合った対策法をみつけ、睡眠不足による肌荒れを防ぎましょう。
妊娠初期の肌荒れ対策*洗顔はしっかりと
妊娠初期でつわりが酷かったりすると、スキンケアが疎かになりがちで、いつもより簡単にサッと済ませてしまう人が多いようです。
妊娠中は、いつもより肌が敏感になっているので、洗顔にも気をつかうべき時期でもあるのです。
敏感になっている肌に、洗顔後のタオルでゴシゴシ拭き取るのも良くありません。
洗顔料はしっかり泡立て、1分以内に手早く洗い、柔らかいタオルで優しくふき取るようにしましょう。
乾燥でかゆみやニキビが出来ないようにするためにも、朝晩の洗顔にも気をつかうことが大事ですね。
妊娠初期の肌荒れに市販薬は?
肌トラブルになると、とりあえずは薬に頼りたくなるものです。
しかし、肌乾燥にしろニキビにしろ、妊娠中に市販の薬を使ってもいいものか迷うところでしょう。
飲み薬と違い、塗り薬となると、市販薬でもよさそうに思えますが、妊娠中は万が一に事を考えますので、できるだけ病院で薬を処方してもらうのが望ましいですね。
市販薬で胎児に影響があるような強い薬はそうそう売っていないものですが、薬による副作用を考えない妊婦は居ないのではないでしょうか。
アルコールやカフェイン、タバコの煙などと同様に、ちょっとでも胎児に影響がありそうなものは避けたほうが無難ですし、そのほうが精神的にも良いでしょう。
薬に関しては、妊娠中はどんな薬であっても病院から処方されたものが安心です。
授かった命を守るため、念には念を入れ、市販薬ではなく病院で薬を処方してもらいましょう。
妊娠すると起こり得る「妊娠性湿疹」
肌トラブルで、いつまでもかゆみが続き、スキンケアが効かないという場合、妊娠性湿疹の可能性があります。
妊娠性湿疹は、妊娠初期に症状が出始めますが、妊娠後期にも症状が出る場合があるので要注意です。
妊娠初期の妊娠性湿疹は、小さな湿疹ができ、かゆみが強いことから引っ掻き傷になりやすいです。
顎にできたニキビがかゆみを伴うようなら、それはニキビではなく妊娠性湿疹の可能性があるので、ニキビだと思い込まずに一度病院で診てもらいましょう。
顔に出来る吹き出物は、ニキビとして片付けがちですよね。ニキビは誰でも思春期に出来たことがあるでしょうから、かゆみや痛みを伴ったりして、ニキビにしては違和感を感じることがあったらまずは病院へ行きましょう。
まとめ
妊娠初期の肌荒れ対策、いかがでしたでしょうか。
肌荒れに無縁だった人にとって、妊娠からくる肌荒れはいつまで続くのかと苦痛になってしまいますよね。
ホルモンバランスの崩れが原因となると、打つ手なしのようにも思えますが、ビタミンや湿度でかなり改善されます。乾燥によるかゆみは寝不足にもなり、悪循環となってしまうのでしっかりした対策が必要です。