妊娠初期に憂鬱な肌荒れ
女性にとって肌荒れは憂鬱そのもの。増して妊娠初期ともなると、他にも気を付けなければいけないことがありすぎて、ますます憂鬱になってしまいますよね。
普段あまり肌荒れしない人も、妊娠したとたんに急に肌荒れが酷くなった!ということはよく耳にします。
妊娠初期は、とかくお腹の赤ちゃんの事ばかり考えがちですよね。赤ちゃんにいいものを、赤ちゃんの為にと全ておなかの赤ちゃん中心で考えるのは素晴らしいことです。
しかし、自分のメンテナンスを怠りがちになることは、ストレスの原因になってしまいます。
原因を把握し、できることから改善していきましょう。
妊娠初期の肌荒れ*ホルモンバランスの崩れから
妊娠すると、ホルモンのバランスは大きく乱れます。
プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンが増加することによってホルモンバランスに影響が出るのです。
ホルモンバランスの乱れは、肌に大切な水分量を乱すことになりますので、結果的に肌は水分不足となって乾燥状態となり、肌荒れの原因になってしまうのです。
このプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンですが、いつまで出続けるのかというと「出産するまで」です。
子宮を整える作用があるため、赤ちゃんにはとても重要なホルモンなので、ホルモンバランスの乱れは、妊娠中続いてしまうのです。
妊娠初期の肌荒れ*栄養や水分の不足から
妊娠中の方は、赤ちゃんの為にと栄養を摂ることを常に心がけているのではないでしょうか。それは、自分の摂取したものがお腹の赤ちゃんの栄養となるからですよね。
つまり、妊娠中は、水分も赤ちゃんへ供給されます。
よって、自然に母体は水分不足を引き起こしてしまうということになるのです。
妊娠中は、つわりによる栄養分の偏りも肌荒れの原因に繋がります。
つわりは、妊婦の約8割が体験し、つわりの期間はどうしても食生活が乱れがちですよね。
食べられるものが限られたり、逆にものすごく食べたいものがあったり。ほかの食べ物を受け付けない場合、どうしても食べられるものだけでも!と、偏った栄養になるのは仕方のないことかもしれません。
肌荒れの原因となりますが、一定の限られた期間なので、水分だけはマメに摂るようにしましょう。
■参考記事:妊娠初期の食欲、コチラもチェック!
妊娠初期の肌荒れ*便秘から
妊婦の悩みで多いのが便秘です。便秘=肌荒れという流れは、妊娠中でなくても起こりますよね。
妊婦は便秘になりやすいのですが、その原因とは何なのでしょう。
恐ろしいことに、これもまたホルモンが影響しているのです。
ホルモンバランスの崩れは、プロゲステロンと呼ばれるホルモンが影響します。
そして、赤ちゃんが大きくなるにつれ、子宮は腸を圧迫、ますます便秘が酷くなるといった感じです。
ですので、妊娠中の便秘に悩み、いつまで続くのかと閉口している方には、残念ですが出産までですよとしか言いようがありません。
消化の悪いものはあまり摂らないようにするなどの対策が必要となりますね。
たかが便秘といつまでも放っておかず、食生活を見直してみましょう。
■参考記事:妊娠初期の便秘、どう解消する?コチラも参照!
妊娠初期の肌荒れ*食生活から
つわりの中でも「食べつわり」というものもありますね。
「食べつわり」とは、お腹がすくと気持ち悪くなってしまうので、とにかく何かを食べ続けてしまうつわりです。
食べられないつわりも辛いですが、いつまでも食べ続けなくては気持ち悪くなってしまう食べつわりも、かなり辛いものでしょう。