記事の目次
- 1.妊娠40週目のお腹の赤ちゃんの様子は?
- 2.いよいよ出産!妊娠40週目の出産の兆候をチェック!
- 3.妊娠40週目の出産の兆候(1)胎動が減る
- 4.妊娠40週目の出産の兆候(2)便秘が解消する
- 5.妊娠40週目の出産の兆候(3)おしるしがある
- 6.妊娠40週目の出産の兆候(4)前駆陣痛が始まる
- 7.妊娠40週目の出産の兆候(5)子宮口が開いてくる
- 8.妊娠40週目の出産の兆候(6)破水する
- 9.妊娠40週目を過ぎても陣痛が来ない場合はどうするの?
- 10.妊娠40週目の陣痛の促し方(1)ウォーキングをする
- 11.妊娠40週目の陣痛の促し方(2)家事で体を動かす
- 12.妊娠40週目の陣痛の促し方(3)乳頭マッサージをする
- 13.妊娠40週目の陣痛の促し方(4)スクワット運動をする
- 14.妊娠が42週を超える時は要注意!医師と相談を
- 15.まとめ
妊娠40週目の出産の兆候(3)おしるしがある
妊娠40週目の出産の兆候の3つめは、おしるしがあることです。おしるしとはお腹の赤ちゃんを包んでいる卵膜がはがれて起こる症状で、生理の経血のような粘着性のある液体が出てくることです。名前の通り、おしるしは出産を知らせるサインのようなものです。
おしるしはお腹の張りがない場合や傷みが無いことも多く、気づけば下着やナプキンについていたという場合がほとんどになります。
膣から出血があるおしるしは、経産婦以外の女性は思わず死産してしまったのか、赤ちゃんが産まれないのではないかと考えてしまいますが、そうではありません。
おしるしはいよいよ赤ちゃんが出てこようとしている大きな兆候の1つで、おしるしの量や回数などは人によって違います。中にはおしるしの量が少ないため、膣の周辺が炎症でも起こしたのかと勘違いする人もいるようです。
おしるしの色も鮮やかな赤色の場合もあれば、くすんだ茶色をしていることもあり、何度か経験している経産婦の人でも毎回おしるしの色が違う場合もあります。
妊娠40週目を過ぎたあたりからは、お腹の張りなどを気にするとともにトイレに行く時におしるしが出ていないか毎回きちんと確認するようにしましょう。
妊娠40週目の出産の兆候(4)前駆陣痛が始まる
妊娠40週目の出産の兆候の4つめは、前駆陣痛が始まるということです。前駆陣痛とは経産婦の人はご存知かと思いますが、本陣痛の前にくる微弱な陣痛のことです。
本陣痛に比べるとその痛みはとても控えめで、間隔なども一定ではありません。お腹の張り程度の軽い症状の場合がほとんどです。
前駆陣痛が無くいきなり本陣痛がくる人も稀に存在しますが、大抵の人は前駆陣痛を経験することになるでしょう。
前駆陣痛の痛みは一般的には生理痛のように感じる人が多いといわれています。お腹の張りに加えてお腹が重く感じる人、チクチクした腹痛を感じる人など症状はいろいろあります。
なかには前駆陣痛の痛みを胎動の痛みと勘違いしてしまう人もいます。
この前駆陣痛が起きた場合は出産間近です。まだすぐには生まれないため病院にかけ込む必要はありませんが、死産が心配な場合は医師に連絡を取り判断を仰ぐようにしましょう。
妊娠40週目の出産の兆候(5)子宮口が開いてくる
妊娠40週目の出産の兆候の5つめは、子宮口が開いてくることです。子宮口が開いているかどうかは自分では確認することはできません。
医師に赤ちゃんのエコー写真を撮ってもらう時などに子宮口付近を触診される場合がほとんどで、その時にお腹の張りなどと一緒に判断されます
個人差はありますが何度か出産を経験している経産婦の人は子宮口が開くのは早いと言われており、逆に出産が初めての初産の人は子宮口が開くのには時間がかかります。
子宮口が開くと聞くと胎動ですぐに赤ちゃんが出てきてしまいそうで慌てる人も多いのですが、赤ちゃんは子宮口が10センチ開かなくては産まれないと考えられています。
まだ出産までの時間の余裕はありますので、落ち着いて入院のための準備などを始めましょう。
妊娠40週目の出産の兆候(6)破水する
妊娠40週目の出産の兆候の6つめは、破水です。出産を経験したことが無い人でも破水という言葉は聞いたことがあるかと思いますが、破水とはその名の通り赤ちゃんを包んでいる膜が破れて中の羊水が流れ出ることをいいます。
通常はまず陣痛がありその後に破水が起こるものですが、出産は予想外なことも起こるものです。破水した場合は赤ちゃんを守る羊水がなくなってしまうため、すぐにでもかかりつけの医師に連絡を取る必要があります。
突然の破水はエコー写真などを定期的に撮っていても予想がつきません。エコー写真はお腹の赤ちゃんの様子を知るための1つの方法に過ぎないのです。
破水は多くの場合でお腹の張りや痛みなどはありません。気がつくと股が生暖かい液体で濡れていたという人や、生臭い匂いがして気付いたという経験をした経産婦の人もいるでしょう。
おしるしもなく陣痛もない破水は急なことで非常にビックリしてしまいますが、まずは落ち着いて病院への交通手段を考えましょう。
移動中に出産が始まってしまうこともあるため、自分で車を運転することは危険です。家族がいる場合は付き添いを頼み、タクシーなどを手配するのがオススメです。
病院に向かう時は万が一赤ちゃんが出てきた時や破水の量が増えることを考え、バスタオルを何枚か持っていくことを忘れないようにしましょう。