感情論で話す人に眠る心理とは
理性を保ちながら意見をする理性論の対義語である感情論はイメージ通り激しい接戦が会話の中で繰り広げられている場面が多いです。自分の感情を相手に分かって欲しい、意味を理解して欲しいと願うばかりになってしまっているそんな人たちは心の底の心理では自分を見て欲しいという意味が込められています。
感情論で話す人の心理は第三者から見た時に非常に寂しさを感じるもので、つい意見を聞いてあげたくなる心理に駆られますが、一度自分の意見を聞いてもらった感情論の人は「自分のことを理解してくれた」という心理から再度自分の意見を貫き通します。
また、人によっては自分の意見が必ず正しいという心理を抱えている場合もあります。特に年齢が高く、役職などがついている上司などの立場の人は間違った意見を言っても周りはそれを良しとし、指摘などしません。その結果、指摘してくる人がいない感情論の人は自分が正しいという心理に陥り、どんな場面でも自分の意見を押し通そうとするのです。
感情論ばかりでは呆れられる
人と話す時は自分の意見を聞いて欲しい、そしてそんな意見を尊重して欲しいという心理は誰しもがなるものです。自然な心理といっても良いほどですから、時に感情論になってしまうのは仕方がないことです。
しかし、対義語である理性論で発言する人にとってはそんな自由に思いのまま発言している人の心理が良く分からない状況にあります。
しかし、感情論がいきすぎるとそのうち周囲の人間は耳を傾けなくなり、次第に感情論を持つ人と距離を置くようになります。客観的な意見や理性論、そして論理的な意見を取り入れられない人は呆れられてしまう対象となるため、さらに孤独な心理が感情論の人を襲うサイクルになるでしょう。
女性に多い感情論
よく見聞きすることかと感じますが、感情を主体とした話し方は男性よりも女性に多いと言われています。女性は感情の受け方が豊かで、一つの感情の感受性が優れているため、歯止めが利かなくなり、結果的に感情論で話を進めていたということもあります。感情論とはそれほど怖いもので、時に抑えられないほどの怒りを湧き起こしてしまうこともあるのです。
また、女性は特に心から信頼、信用している相手にはつい感情的に意見を言ってしまいます。女性が感情論になってしまう理由とはそれだけ相手に期待しているという意味にもなります。しかし、何も知らない相手にとっては鬱陶しく感じるだけになってしまうため、感情論で話す女性は負のループにまはる心理を感じてしまうばかりです。
説得力がなくなる
感情論で話しを進められ、終わりの結論にはやはり答えがなくてはなりません。女性は特に同意してもらうことに対して欲が強い傾向にあります。そのため、答えを出すためには当事者であるお互いが納得できる中間の答えを出すことなどが最善の策となる時もありますが、感情論で話す人は自身の感情だけで意見を言い、相手を説得することができないため、答えを出すのが難しくなります。
他人同士で生活する社会ではそんな説得力があるかどうかは答えを左右するカギとなり、非常に重要なものです。女性は特に感情論で話す人が多いため、自分の気持ちを理解してもらえないままになってしまうのです。大人になり、社会に出ても理解してもらえないというのは案外辛いものです。感情論で人と関わってきた人にとっては今まで通ってきた自分りやり方が通用しないと気づくと自分が間違っているのかと悲しくなってしまうこともあります。
Related article /
関連記事