断捨離「捨」のコツ②は、「読まない・使わない本は捨てる」という方法。
読まない本から捨てるのは、本を断捨離するコツの中では最も効率的です。本の冊数が膨大な方には非常におすすめの方法です。
まず1度読んだ本、特に小説や資格関連の本は、多くの場合もう一度読み返すことはないでしょう。大部分の本は1度読んだら満足し、その役目を終えます。何度も読み返して余韻を味わえるような本、知識が深まっていく本はほんの一握り。そういった自分に「必要な」本以外は、捨てる方向で考えましょう。
次に「積読したままの本」は、この先も積読したままの可能性が高いです。まだ読んでいなかったことを自覚した上で、「早く読みたい!」とワクワクするような本でなければ、あなたには不要な本と言えるでしょう。
参考書や問題集の場合は、読む読まないというよりも使う使わないという判断基準になるかと思います。独学で勉強しようと本を買ったものの挫折し、再開は未定ということはありませんか?いつかやろうと思っていても明確な計画がないのであれば、その本は今のあなたにとっては不要な本だと言えます。
捨てられないと思い込んでいるだけで、あなたにとって必要ではない本がかなり眠っているはずです。
【本を断捨離】捨のコツ③過去〇年、手にしなかった本は捨てる
断捨離「捨」のコツ③は、「過去〇年、手にしなかった本は捨てる」という方法。
まだ読んでいない・使っていないだけでいつか読むつもりだと捨てられないで遺しておいた本も、捨てるまでの期限を決めておくと、断捨離が捗ります。その本の気分ではなかった・時間に余裕がなかった等、様々な理由があって、その本を手にできなかったはずです。「〇年後までにはさすがに読んでいるだろう」と自分なりに決めた期限までに手にしなかった・手にする機会がなかった本は、これから先も読む可能性はほぼありません。
【本を断捨離】断のコツ①自分に必要かどうか考える
ここからは「断のコツ」になります。断捨離「断」のコツ①は、「自分に必要かどうか考える」という方法。
本好きの方は表紙や見出し文、あらすじや目次などを参考に本を購入しているかと思います。その参考基準に、「この本は今の自分に必要かどうか」という視点を加えてみてください。
小説であれば既に積読している本はないか、参考書であればインターネットの情報だけでは満足できないか、一度踏みとどまって考えてみましょう。
そして読了後は、「捨のコツ」と照らし合わせて、お気に入りの本として本棚に片付けるか、「捨」にするか辛口に判断しましょう。なぜ本棚に片付けることにしたのか・「捨」にすることにしたのか。読書記録と一緒にメモしておいても面白いかもしれません。
【本を断捨離】断のコツ②電子書籍に移行する
断捨離「断」のコツ②は、「電子書籍に移行する」という方法。
本好きは紙媒体にこだわる人が多いです。ただ、全ての本に対してそのこだわりを発揮する必要があるでしょうか。特にお気に入りの本だけは紙媒体にして、お気に入り2軍以降の本や、新しく購入したい本は電子書籍にすると本棚の省スペース化が実現します。
【本を断捨離】離のコツ①本棚にはお気に入りの本だけに絞る
断捨離「離」のコツ①は、「本棚にはお気に入りの本だけに絞る」という方法。
本棚のスペースには限りがあります。本を必要以上に増やさないためには、本棚に入りきらなくなったら優先順位の低い本から処分していくというドライな心も必要です。また、積読の冊数の上限を決めておくのも効果的です。自分の手に余る片付けきれない冊数の本は、自然とあなたにとって不要な本になっていきます。
本棚には自分に必要な本、自分のお気に入りの本だけを片付けて、どの本をとっても自分の好きな本!という自分らしい本棚を作るのも本好きの心をくすぐるものではないですか?
本を断捨離しよう!不要な本を捨てるコツは?
いかがでしたか?「本を断捨離しよう!不要な本を捨てるコツは?」でした。断捨離のそれぞれの特性に合わせた、不要な本を捨てるコツや方法を解説しました。
本好きにとって、大好きな本を断捨離するのは辛いことかもしれません。
しかし人によって相性の良い本は様々です。必要とする本・お気に入りになる本も違います。膨大な冊数の本を読んでいくうちに、あなたと相性の良い本との出会いがあるはず。
本好きにとっての本の断捨離とは、あなたと出会うための本を見つける1つの手段だと思って下さい。
本棚には自分にとってのお気に入りの本だけを片付けて、自分らしい本棚を作り上げること。それが「本好きにとっての断捨離の最終形態」だと言えるでしょう。