・便に血が混ざっている場合
前述の痔である場合や、その他重大な疾患が隠れている場合があります。
・発熱・頭痛がある場合
感染症やその他病気が隠れている場合があります。
また、痔ろうの場合でも発熱します。
産後の下痢・腹痛の対処法(1) ストレスケア
いろいろなことを深刻に考えすぎずに、気長に考える・前向きに考えるなどの思考パターンを
あらかじめ考えておくなどが有効です。
また、一人で抱え込まずに、誰かに相談することもできます。
地域の子育て支援センターなどでもストレスケアの支援を行っているところがあります。
病院・診療所などの専門機関では、必要であれば薬を使ってくれたり、
薬を使わない方法でのストレスケアプログラムを組んでくれる場所もあります。
また、自分の好きな方法でリラックスする時間を確保することもよい方法です。
音楽を聴く・ぬるめのお風呂に長くつかる・アロマセラピーなどが割とメジャーなリラックス方法です。
肩・腕に力を入れてふっと全身の力を抜く運動をすると体のリラックスになります。
産後の下痢・腹痛の対処法(2) 生活リズムを整える
食事・睡眠・休養・運動などを規則正しいリズムで行うことで、
自律神経の働きや免疫機能を高めることができます。
1日3回の食事を味わう・睡眠時間を十分にとる・食事時間を一定にするなど、はじめのうちは厳しいかもしれませんが、例えば、おかずの数を1つ増やす・少しだけ早く寝るなど少しずつ取り入れることは可能かもしれません。
無理をせずに続くことが大切です。
産後の下痢・腹痛の対処法(3) 運動をする
運動をし、汗を流すことで気分がすっきりします。
ストレス解消にもなり、運動不足解消にもなります。
便秘の解消や血流改善効果もあるので、痔の予防にも効果的です。
慣れないうちは、ウオーキングなどで十分です。
続くことが大事です。
産後の下痢・腹痛の対処法(4) 食事内容
カルシウムには、神経の緊張を鎮める効果・イライラを抑える効果があります。
乳製品や小魚・小松菜やホウレン草などに多く含まれています。
発酵食品は、腸内のバランスを整えることができる食品です。
カルシウムと合わせて、積極的にとるよう心掛けましょう。
高脂肪のものや刺激物は、胃や腸に負担をかけるのでできるだけ避けて、
できるだけ温かいものを食べて体を温めるといいでしょう。