産後の下痢と腹痛の原因・対処法は?【辛い人必見】

産後、下痢や腹痛に悩まされる人は結構多いと思います。 産後の下痢や腹痛には、いくつか原因があります。 病院にできるだけ早く行くべきもの、ある程度までなら自力で対処できるものなどいろいろとあります。 原因・対処法についてみていきましょう。

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目次

  1. 産後の下痢と腹痛の原因は?
  2. 産後の下痢の原因(1) 自律神経の乱れ
  3. 産後の下痢の原因(2) 潰瘍性大腸炎(IBS)
  4. 産後の下痢の原因(3) 骨盤底筋の損傷
  5. 産後の下痢の原因(4) 水分の取りすぎ
  6. 産後の下痢の原因(5) 痔
  7. 産後の下痢の原因(6) その他
  8. 産後の下痢・腹痛で病院の受診をお勧めするケース
  9. 産後の下痢・腹痛の対処法(1) ストレスケア
  10. 産後の下痢・腹痛の対処法(2) 生活リズムを整える
  11. 産後の下痢・腹痛の対処法(3) 運動をする
  12. 産後の下痢・腹痛の対処法(4) 食事内容
  13. 産後の下痢・腹痛の対処法(5) 骨盤矯正
  14. まとめ

産後の下痢と腹痛の原因は?

産後、しばらくしたら、腹痛や下痢が続くこともありますよね。
いったい、原因は何なのか不安になるかもしれません。
産後の下痢や腹痛にはいくつか原因があります。
その原因を探っていきましょう!

■参考記事:産後にお腹が痛い…?コチラも参照!

産後の腹痛の原因は?痛みはいつまで?下腹部痛が辛い!

産後の下痢の原因(1) 自律神経の乱れ

自律神経のバランスが乱れると、便秘や下痢を起こしやすくなったり、
疲れているのに眠れないなど、精神的・肉体的なストレスを増やしてしまい
それが原因でまた自律神経の乱れを生むといった悪循環も続きます。

また、ストレスによる吐き気なども発生させるケースもあります。

産後、赤ちゃんの生活リズムに合わせて昼夜関係なく起きていたり、
不規則な食生活を送っているケースが多いと思います。
そんな慢性的な寝不足・生活習慣の乱れなどから、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
また、慣れない育児によるストレスなどでも自律神経はバランスを崩してしまうのです。

産後の下痢の原因(2) 潰瘍性大腸炎(IBS)

先ほどの自律神経の乱れとも関連するのですが、
ストレスが原因になる下痢や腹痛の症状を起こす病気として潰瘍性大腸炎(IBS)があります。

脳下垂体でストレスホルモンが産生され、その刺激で腸の状態が悪化する病気です。
この腸への刺激が繰り返されると、刺激に対して腸が敏感になります。
「知覚過敏」という状態になり、ほんの少しの刺激で脳がストレス状態と判断してしまい、
症状が繰り返され、悪化する…といった悪循環を引き起こします。
また、その刺激で腹痛が起こることもあります。

症状が悪化すると、吐き気などの別の症状が出てきたりするケースもあります。
長い間症状が続くこともあります。

「自己の喜怒哀楽をうまく表現できない」・「感情を自覚できない」人が、
比較的潰瘍性大腸炎を発症させやすい傾向にあるようです。

自分で「つらい」というのが意識できない・表現できないため、体が「つらい」と
表現するために、下痢や腹痛・吐き気などの続く辛い症状を与えているのです。

産後の下痢の原因(3) 骨盤底筋の損傷

出産のとき、子宮口が開いてから5時間以上かけて出産した場合や、
3500g以上の赤ちゃんを出産した場合、骨盤底筋にダメージがかかっている場合があります。

膀胱・子宮・直腸などを支えている筋肉なので、そこにダメージがかかると
下痢や尿漏れを起こしやすくなります。

産後の下痢の原因(4) 水分の取りすぎ

母乳育児をしているお母さんは、ママ自体が脱水症状にならないように・便秘にならないように
こまめに水分補給を行っていると思います。

その水分補給で、本人の体が吸収できない量の水分を補給してしまった場合、
下痢になってしまいます。

また、マグネシウムを多く含む「硬水」のミネラルウオーターなどを
日々の水分補給でたくさん飲んでしまうと、下痢を起こしやすくなります。

マグネシウムは、便秘改善のための下剤の成分として使われることもある物質です。
(酸化マグネシウムは便秘薬として使用されています)

日本の水道水のほとんどは、マグネシウムなどのミネラル分が少ない「軟水」です。
(場所によっては硬水のケースもあるかと思います。)
そのため、人によっては飲んだら吐き気がするといった、硬水が体質に合わないケースもあるそうです。

産後の下痢の原因(5) 痔

妊娠中や産後のホルモンバランスの乱れが原因で便秘になるケースが多いと思われます。
また、出産時のいきみや、産後の生活のバランスの変更などで、うっ血が起こりやすい
とも言われています。

肛門周辺のうっ血は、いずれ内痔核や外痔核へとつながり、
出産時のいきみや便秘は裂肛につながります。

内痔核や外痔核は、いわゆるいぼ痔です。
粘膜の下の静脈の血液がうっ血が主成分の腫れです。
内痔核では痛みはないことがほとんどで、外痔核では痛みがあるケースがほとんどです。
内痔核では、出血がみられることがあります。

病院で相談したほうがいいでしょう。
赤ちゃんに影響のない薬を処方してくれます。
重症の場合、手術もあり得ます。

裂肛はいわゆる切れ痔です。
便秘が続いて便が固くなった状態で排便したり、下痢便の勢いなどで、
肛門の一部が裂けたり、肛門周囲の血流が悪化したりする病気です。

便秘気味の人は、特に悪化しやすいです。

痛みがあり、出血もあります。

市販薬で治療することもできますが、産後などの場合は病院で相談したほうがいいでしょう。

痔ろうは、肛門の一部に膿がたまり、肛門周囲膿瘍を起こし、
それが悪化すると発生します。
痛みや発熱などが起こります。
なるべく早く専門の病院を受診することをお勧めします。

■参考記事:産後の痔が痛い…、コチラも参照!

産後の痔はいつまで痛い?イボ痔の原因と治し方は?

産後の下痢の原因(6) その他

産後は、出産で意外と体を酷使している影響や体内環境などがバランスを崩していることが原因で免疫力が落ちやすい状態になっています。
そのため、ウイルス性胃腸炎にかかりやすい状態になっていることがあります。
ウイルス自体は母乳に移行しませんが、下痢や吐き気などお母さんにとってはつらい症状が出ると思うので、病院へ行ってお薬をもらうほうが楽になると思います。

また、消化の悪い食べ物ばかりを食べていたり、自分の食事のための時間がないから…、といった理由で、早食いや丸のみで食事が続くと、消化不良を起こします。

胸やけや吐き気・下痢といった症状が起こることがあります。
逆流性食道炎や胃潰瘍・過敏性腸症候群の引き金になることもあります。

産後の下痢・腹痛で病院の受診をお勧めするケース

産後の下痢や腹痛で、病院への受診をお勧めする症状がいくつかあります。

・3週間以上下痢や腹痛が続く場合
  潰瘍性大腸炎などが疑われます。産後に関係なく発生する他の病気の可能性もあり。

・感染症の可能性がある場合
  吐き気や嘔吐などが発生している場合
  食中毒や感染症は赤ちゃんにうつす可能性があります。
  授乳中でも、赤ちゃんに影響のない薬を処方してもらいましょう。

・便に血が混ざっている場合
  前述の痔である場合や、その他重大な疾患が隠れている場合があります。

・発熱・頭痛がある場合
  感染症やその他病気が隠れている場合があります。
  また、痔ろうの場合でも発熱します。

産後の下痢・腹痛の対処法(1) ストレスケア

いろいろなことを深刻に考えすぎずに、気長に考える・前向きに考えるなどの思考パターンを
あらかじめ考えておくなどが有効です。
また、一人で抱え込まずに、誰かに相談することもできます。

地域の子育て支援センターなどでもストレスケアの支援を行っているところがあります。

病院・診療所などの専門機関では、必要であれば薬を使ってくれたり、
薬を使わない方法でのストレスケアプログラムを組んでくれる場所もあります。

また、自分の好きな方法でリラックスする時間を確保することもよい方法です。
音楽を聴く・ぬるめのお風呂に長くつかる・アロマセラピーなどが割とメジャーなリラックス方法です。

肩・腕に力を入れてふっと全身の力を抜く運動をすると体のリラックスになります。

産後の下痢・腹痛の対処法(2) 生活リズムを整える

食事・睡眠・休養・運動などを規則正しいリズムで行うことで、
自律神経の働きや免疫機能を高めることができます。

1日3回の食事を味わう・睡眠時間を十分にとる・食事時間を一定にするなど、はじめのうちは厳しいかもしれませんが、例えば、おかずの数を1つ増やす・少しだけ早く寝るなど少しずつ取り入れることは可能かもしれません。
無理をせずに続くことが大切です。

産後の下痢・腹痛の対処法(3) 運動をする

運動をし、汗を流すことで気分がすっきりします。
ストレス解消にもなり、運動不足解消にもなります。

便秘の解消や血流改善効果もあるので、痔の予防にも効果的です。

慣れないうちは、ウオーキングなどで十分です。
続くことが大事です。

産後の下痢・腹痛の対処法(4) 食事内容

カルシウムには、神経の緊張を鎮める効果・イライラを抑える効果があります。
乳製品や小魚・小松菜やホウレン草などに多く含まれています。

発酵食品は、腸内のバランスを整えることができる食品です。
カルシウムと合わせて、積極的にとるよう心掛けましょう。

高脂肪のものや刺激物は、胃や腸に負担をかけるのでできるだけ避けて、
できるだけ温かいものを食べて体を温めるといいでしょう。

産後の下痢・腹痛の対処法(5) 骨盤矯正

骨盤底筋が緩くなっている場合、骨盤矯正や骨盤体操で骨盤底筋を元の状態に近づけるとよいです。

骨盤底筋体操
・仰向けになり足を肩幅に開く。両ひざは立てて軽く曲げる。
・体全体をリラックスさせる。
 この時、肛門と膣は閉めるように意識をする。
 この体勢を5秒間キープ
・ゆっくり力を抜く

 1日10回くらいを目安に行う

■参考記事:産後の骨盤戻しについてはコチラも参照!

産後の骨盤矯正はいつからいつまで?効果はあるの?【ママ必見】
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まとめ

産後に腹痛や下痢が起こるケースをいくつか見てきました。
下痢や腹痛と侮っていたら最終的に重症化していた…なんてことがないように、
症状をみて、吐き気がある・痛みが続く・市販薬が効かない…
といった不安になる症状が現れた場合、迷わずに病院へ行ってください。

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