産後いつからヨガを楽しめるのかという点についても、目安としては産後1ヶ月くらいと言われていますが、これも個人差があるので、1ヶ月半や2ヶ月程度様子を見てからヨガを開始しても全然遅くはありません。
ヨガを始める時期よりも、継続的に行っていくことの方が重要なので、その辺はきちんとご自身の体と相談してから行うようにしてください。
■参考記事:産後の運動はいつからOK?コチラも参照!
産後ヨガの注意点
産後ヨガを行う上では、注意点も把握しておきましょう。
まず、ヨガを行っている最中に気分が悪くなったり、体調に異変を感じたりした場合は、すぐにヨガを中断してください。
とりわけ、産後は体調の変化が起こりやすい時期でもあるので、特に注意が必要です。
また、産後1ヶ月程度でヨガを開始するのは問題ありませんが、少し自分には早いなと感じるようであれば、多くのメニューをこなす必要はなく、できる部分から開始すれば大丈夫です。
ヨガ教室などに通っている場合、他の参加者と合わせてメニューをこなそうとする人もいますが、そこは無理をせず、自分の体調と相談しながら、こなすメニューを判断していきましょう。
産後におすすめの体操
産後にはヨガもおすすめですが、ヨガよりももっと簡単にできる体操もあります。
自宅でも簡単に行うことができるので、ヨガ以外に何かチャレンジしてみたいという方はどうぞ参考にしてください。
産後におすすめの体操としては、首の運動や足の運動が挙げられます。
首の運動は、座ったままでも構いませんし、立って行っても大丈夫です。
首を前後左右にゆっくりと倒していきます。
産後直後は首を動かすのも大変なので、ゆっくりと行うことがポイントです。
そうすることで、徐々に首の筋肉をほぐしていくことができます。
また、足の運動は、仰向けの体勢で、膝を真っ直ぐ伸ばして、足首をパタパタさせていきます。
足を空中にキープさせるのがきついので、下半身全体の引き締めにも効果的です。
5秒や10秒といった短い時間で構わないので、これを1日10回程度繰り返すと良いでしょう。
腹筋を鍛える
産後には腹筋を鍛えるのも効果的です。
腹筋は、産後2~3日経ったくらいから少しずつ鍛えていっても問題ありません。
いわゆる産褥体操と呼ばれる運動の一つでもあり、妊娠前の体に戻していくという点においても効果的です。
腹筋は、それぞれお好みのやり方で構いません。
例えば、両足を伸ばして仰向けに寝た状態で、両手をお腹の上において、頭だけを起こします。
その状態を5秒前後キープすることで、腹筋に適度な刺激を与えることができます。
これを10回前後繰り返していくことで、腹筋効果を実感することが可能です。