妊娠初期症状には、腰痛もあります。妊娠すると、子宮の収縮を抑えたり、出産の準備を始めるために、骨盤周りの筋肉や関節、靭帯が緩んでしまいます。
そのために、腰周りが妊娠前よりもぐらぐらになりやすく、バランスが取りにくくなり腰痛が起きやすくなります。
【妊娠初期症状③】情緒不安定
妊娠すると、ホルモンバランスが大きく変化します。ホルモンバランスが変化すると、自律神経が大きく乱れるために、情緒不安定になるママも少なくありません。訳がわからないのになぜかイライラしたり、気分が落ち込んだりしやすくなりますが、これは、心理的な原因ではなくて、ホルモンバランスの変化によるものです。あまり辛い時には産婦人科の先生に相談することをお勧めします。
【妊娠初期症状④】下痢・便秘
妊娠初期症状として起こりやすいものには、下痢や便秘もあります。下痢や便秘が起こると腹痛が起こることもあり辛いですよね。でも妊娠初期の腹痛の原因が下痢や便秘だったら心配はいりません。下痢や便秘を伴う腹痛というのは、流産をしないように、子宮の収縮を和らげるために、お腹周りの筋肉の働きを緩めてしまうのですが、その結果胃腸の働きも弱くなり、下痢や便秘を起こしやすくなってしまいます。そして下痢や便秘を起こすことで腹痛も起きやすくなってしまうのです。消化の良い温かいものをゆっくりと食べたり、水分や乳酸菌や食物繊維を充分な量摂取することが大切です。
妊娠6週目に出血や腹痛!出血や腹痛は流産の兆候?!
妊娠6週目に、出血や腹痛が起きてしまうママも少なくありません。出血や腹痛と言えば流産の兆候として知られていますが、妊娠6週目の出血や腹痛というのは、必ずしも流産の原因となるものなのでしょうか。
確かに、妊娠初期に出血や腹痛が起きると、流産や切迫流産の兆候であることが多いのは確かです。
しかし、出血の原因には、様々なものがあります。出血の中でも子宮膣部びらんや子宮頸管ポリープといった特に問題のない出血もあります。
また絨毛膜下血による出血の場合には、安静にしていれば大丈夫です。
妊娠初期に出血や腹痛が起きた時には、まだ病院でその原因を特定することが大切です。
下痢や便秘と言った原因がわかっている腹痛ではなく、原因が分からないのに長く続く腹痛や、だんだんとひどくなっていく腹痛、出血と腹痛が同時に来た場合には、すぐに病院へ行く事をお勧めします。
妊娠6週目のママの過ごし方はどうしたらいい?!
つわりや、腹痛などの妊娠初期症状に悩まされがちな妊娠6週の頃のママですが、いろいろと体調の面で不安定になりがちな妊娠6週の頃の過ごし方というのは、どのような点に気をつけたらいいのでしょうか。
ここから、妊娠6週の頃の、過ごし方の注意点についてお伝えします。
【妊娠6週目のママの過ごし方①】市販薬は控える
妊娠6週目の頃は、微熱や頭痛、下痢や便秘といった、風邪のような症状が様々に出やすいものです。
普段から病院へ行かずに、市販薬で治してしまうという人も少なくありませんが、絶対過敏期の妊娠6週目の頃は、薬の成分が大きくお腹の赤ちゃんに影響してしまいます。
妊娠が分かったり、妊娠を疑っている状態であれば、市販薬であっても自分の判断で薬を飲むことは絶対にやめておきましょう。
どうしても対象が辛い時には、産婦人科で相談すれば、妊娠中でも飲める薬を処方してもらうことも出来ます。
【妊娠6週目のママの過ごし方②】妊娠報告は最低限に!
妊娠すると、うれしくてついつい周りの人に言いふらしたくなりますよね。
プライベートの人間関係であれば、別に構いませんが、お仕事をしている時には、妊娠報告は安定期に入るまで必要最低限の範囲にとどめておきましょう。
妊娠初期は流産をしやすいので、おめでた報告をしたとしても、万が一のことがあった場合には、周りの人たちに気を使わせてしまうことになりかねません。
ただし、妊娠初期には体調不良になることが多いので、上司には相談をして体調不良の際には配慮してもらうようにお願いをしましょう。
【妊娠6週目のママの過ごし方③】出産のあれこれを決める!
妊娠6週目の頃になったら、出産のことをいろいろと本格的に決めるようにしましょう。
里帰り出産をするのか、病院はどこで産みたいのか、いろいろな情報を集めて、旦那さんとも話し合って、2人ともどうしたいのか、どうするのがママとお腹の赤ちゃんのためになることなのか、決めることが大切です。
病院や助産院も、それぞれに特色を出している病院も多いものです。
生まれてすぐにカンガルーケアをさせてくれるところ、立ち会い出産を推奨している病院、食事がおいしいところ、いろいろとありますよね!
そういったサービスはいまいちでも、総合病院であれば、万が一のことがあった時に他の科とも連携できるので安心感は抜群ですよね!
いろいろなことを考えて、ご家族にとって一番良いと思われる選択肢を選ぶように今からしっかりと考えましょう。