記事の目次
- 1.高温期12日目に体温が下がる!妊娠はしていない!?
- 2.高温期12日目とはどんな日?【体温下がる】
- 3.高温期12日目に体温が下がる!妊娠はしていない?生理が?
- 4.高温期12日目に体温が下がる理由にはどんなものが?!
- 5.【高温期12日目に体温が下がる理由1】妊娠はしていない
- 6.【高温期12日目に体温が下がる理由2】外気温の影響
- 7.【高温期12日目に体温が下がる理由3】寝汗
- 8.【高温期12日目に体温が下がる理由4】計測ミス
- 9.【高温期12日目体温下がる訳5】インプランテーションディップ
- 10.高温期12日目!妊娠していたらどんな体調変化が?!
- 11.【高温期12日目の体調変化①】精神的にイライラや鬱っぽく
- 12.【高温期12日目の体調変化②】おりものに茶おり?
- 13.【高温期12日目の体調変化③】不正出血?!
- 14.【高温期12日目の体調変化④】胸が張る
- 15.【高温期12日目の体調変化⑤】つわりのはじまり?
- 16.【高温期12日目の体調変化⑥】風邪の引き始め?!
- 17.高温期12日目には妊娠検査薬が使えるの?【体温下がる】
- 18.高温期12日目に妊娠検査薬が陽性でも…【体温下がる】
- 19.高温期12日目に体温が下がるのはどちらとも言えない!
- 20.高温期12日目の基礎体温には振り回されないことも大切!
高温期12日目に体温が下がる!妊娠はしていない!?
妊娠を望んでいる女性にとっては、基礎体温の変化というのはとても気になるところですよね。
排卵期に受精して、無事に着床すると基礎体温は生理予定日を過ぎても下がらないとされています。そのため、毎日量っている基礎体温が下がってしまうことがあると、がっかりしてしまうという女性も多いものです。
特に着床が完了すると言われている高温期12日目というのは、妊娠していなければ生理が始まる準備として基礎体温が下がるのです。この日に基礎体温が下がってしまったことでがっかりしてしまう人も多いようですね。
では高温期12日目の基礎体温の変化というのは、いったいどういったことを意味しているのでしょうか。妊娠を望んでいる女性にとってはとても気になる、高温期12日目に基礎体温が下がることの意味と、出血などの症状や体調の変化についてみていきたいと思います。
■参考記事:高温期12日目の状態、コチラも参照!
高温期12日目とはどんな日?【体温下がる】
まず、高温期の12日目は何を意味するのかについて考えてみましょう。女性の身体の基礎体温というのは、特に体調不良などがなければ生理周期によって規則正しく変化していくものです。生理周期の前日には、基礎体温が下がり始め、生理の初日から低体温期が続きます。
そして、低体温期の14日目前後に排卵が起こり、その翌日から高温期が始まります。排卵期に受精していれば、高温期7日目から10日目に受精卵は着床すると言われています。
高温期の12日目はこの着床が成立する時期とされ、妊娠している場合、基礎体温は高いままです。しかし、妊娠が成立していない場合、基礎体温は次の生理周期に向けて下がり始めます。
このことから、妊娠を望んでる女性にとって高温期12日目の頃の基礎体温の変化というのは、妊娠しているかどうかを判断するためのとても重要なバロメーターなのです。
■参考記事:高温期はいつから数えて、いつまで続く?
高温期12日目に体温が下がる!妊娠はしていない?生理が?
基礎体温というのは、女性ホルモンの分泌量によって大きく影響されるものです。生理から排卵期にかけて、卵胞ホルモンが豊富に分泌されるため、基礎体温は低体温期を続けます。一方、排卵後には黄体ホルモンの分泌が増加し、基礎体温は高温期に入るのです。
黄体ホルモンというのは、妊娠を継続させるためにとても大切なホルモンです。排卵期に受精していると分泌量がさらに増えます。妊娠が成立していると、生理予定日が来ても黄体ホルモンの分泌量が下がらないので高温期がずっと続くことになります。
逆に、妊娠が成立していないと再び生理が訪れ、その後卵胞ホルモンの分泌が増加し、排卵の準備が始まるため基礎体温は下がります。妊娠していない場合、黄体ホルモンから卵胞ホルモンへとホルモンバランスが切り替わる時期は、一般的に高温期の12日目前後です。
そのために、妊娠を望んでいる女性にとっては、高温期12日目前後の基礎体温の変化というのはとても大切なものになるのです。
高温期12日目に体温が下がる理由にはどんなものが?!
高温期12日目に基礎体温が下がると、一般的には妊娠していないと思われますが、12日目に基礎体温が下がることがあったのに、妊娠していたというケースもあります。
12日目に基礎体温が下がるのには、ホルモンバランスの変化の他にも理由があるようです。12日目に基礎体温が下がるのにはどのような理由があるのか、ここからみていきましょう。
【高温期12日目に体温が下がる理由1】妊娠はしていない
高温期12日目に体温が下がるのは…
高温期12日目に基礎体温が下がる一番の理由は、受精卵が着床せずに妊娠が成立していないというもの。受精はされても、受精卵がしっかりと子宮内に収まらない場合もあるのです。
このような場合、高温期の12日目頃になると、身体は次の生理サイクルに向けて準備を始め、ホルモンバランスが黄体ホルモンから卵胞ホルモンへと移行します。その結果、基礎体温が下がることがあります。この場合、残念ですが妊娠はしていないでしょう。
しかし、この後でも述べるように、高温期12日目に基礎体温が下がっても、妊娠している可能性もあります。生理が始まるまでは、妊娠してないと確定するのはちょっと危険なので辞めておきましょう。