記事の目次
- 1.チーマーの意味は?ヤンキーやチンピラとの違いは?
- 2.チーマー以外のワルの一種:ヤンキーの意味
- 3.チーマー以外のワルの一種:チンピラの意味
- 4.チーマー以外のワルの一種:ツッパリの意味
- 5.チーマー以外のワルの一種:ギャングの意味
- 6.チーマー以外のワルの一種:暴走族の意味
- 7.元チーマーのモテる男子芸能人1【高谷裕之】
- 8.元チーマーのモテる男子芸能人2【東幹久】
- 9.元チーマーのモテる男子芸能人3【真木蔵人】
- 10.元チーマーのモテる男子芸能人4【坂口憲二】
- 11.元チーマーのモテる男子芸能人5【魔裟斗】
- 12.元チーマーのモテる男子芸能人6【ZEEBRA】
- 13.チーマーはなぜ現れた?
- 14.元祖モテる男子チーマーファッション1【渋カジ(アメカジ)】
- 15.元祖モテる男子チーマーファッション2【革ジャン】
- 16.元祖モテる男子チーマーファッション3【エンジニアブーツ】
- 17.元祖モテる男子チーマーファッション4【リーバイス501】
- 18.元祖モテる男子チーマーファッション5【チームジャンパー】
- 19.元祖モテる男子チーマーファッション6【ヘアバンド】
- 20.元祖モテる男子チーマーファッション7【バンダナ】
- 21.チーマーはもはや絶滅危惧種…あこがれに留めておいて!
元祖モテる男子チーマーファッション5【チームジャンパー】
チーマーファッション5つ目は、チームジャンパーです。
チーマーはチームごとに独自のジャンパーを着ることで、どこのチームに所属しているか、同じチームであるかを認識していました。チームの名前入りのジャンパーや、同じデザインのものが主流だったようです。
全員が全員ヴィンテージものの高い革ジャンを着ていたわけではなく、古着のスカジャンやジャンパーで、チームのシンボルを表していました。
同じようにチームを組み、チーマーとよく違いを比較される不良グループとして暴走族がありますが、彼らは基本的に特攻服を着ることをメジャーとし、ファッション性のあるジャンパーを着ることはまずありません。
渋谷発祥の渋カジファッションをしてこそ、意味為すのがチーマーだと言えます。チームジャンパーにおいても、そのファッションが崩れることはあり得ないのです。
元祖モテる男子チーマーファッション6【ヘアバンド】
チーマーファッション6つ目は、ヘアバンドです。
現在、頭におしゃれポイントをもってくるファッションが流行りつつあります。実は、それは「ロン毛にヘアバンド」という、90年代のチーマーファッションの再来と言われています。
硬派でシンプルなファッションイメージのチーマーとしては意外な気がしますが、当時チーマーたちの間ではロン毛が流行っていました。そのルードなロン毛をまとめる意味で、ヘアバンドが使用されていたのです。
ロン毛はピンやゴムでスッキリとめられる長さではなく、髪をしっかりまとめるには、おそらくヘアバンドが一番妥当であったと思われます。
しかし、ヘアバンドが定番ファッションとして広まると同時に、ヒップホップやR&B系ファッションも確立してきていたことを考えると、渋谷では当然のファッションコーディネートとして定着していたのでしょう。
元祖モテる男子チーマーファッション7【バンダナ】
チーマーファッション7つ目は、バンダナです。
髪をまとめるという点では、ヘアバンドと違いはなにかもしれませんが、よりファッション性の高いアイテムがバンダナです。
バンダナは、チーマーが名前を変えたカラーギャングで使われることが多く、アフリカ系アメリカ人を中心とした「クリップス」や、アメリカ西海岸の「ブラッズ」といった2大黒人ギャングの影響で、同じ色のバンダナをすることが好まれていました。
ヒップホップやハードロックの人気の高まりが背景にあったことから、バンダナを始め、アメリカ西海岸のヒップホップ系ファッションや、ローライダー自動車を好む点はカラーギャングの特徴と言えます。
ですが、元々カラーギャングがチーマーから派生したものと考えると、バンダナがチーマーのファッションと言っても決しておかしくはないはずです。
チーマーはもはや絶滅危惧種…あこがれに留めておいて!
ヤンキーやチンピラファッションとは大きな違いを見せ、全盛期には間違いなくモテる男子だったチーマーたち。
ですが、もはやチーマーや絶滅危惧種になりつつあります。今更「チーマーにお近づきになりたい」なんて思わずに、「こんな人たちもいたんだな」程度に、あこがれに留めておきましょう。