アルバイトで1200円というのは、都市部ではそれほど飛びぬけて高いという感じはしませんが、かみのやま倉庫店がある山形県が定めている最低賃金は時給739円です。
ということは、おそらく山形県のスーパーやコンビニなどでアルバイトを始めた時には、時給750円のところも少なくないでしょう。
時給750円でも当たり前の地域でアルバイトをすることを考えると、時給1200円というのはやはり驚くほど高い時給だということがわかりますね。
コストコのバイト 時給1800円まで上がるって本当?
コストコでは1200円からスタートした時給が、最終的には1800円まで上がると言われていますが、時給が1800円になるというのは本当なのでしょうか。
コストコの公式ホームページでは常にアルバイトや正社員の募集をしています。
そちらを見てみると、確かに給与は1時間当たり1200円から1650円もしくは1800円とありますので、1800円というのはあながちウソではなさそうです。
しかし1650円もしくは1800円というのが気になりますね。
最低時給である研修中の時給やスタート時給には地域差をつけないけれども、最高時給に関しては1650円までしか上がらない地域と、1800円まで上がる地域の地域差があるということなのでしょう。
1800円まで上がるのかと思って頑張っていたのに、1650円までしか上がらなければがっかりしてしまいます。
働こうと思っている地域のコストコのアルバイトが1800円まで上がる店舗なのかどうかは、面接のときによく確認したほうがいいですね。
コストコのバイト 時給アップの条件とは?!
コストコでは頑張って働いていれば、バイトでも時給が昇給していきますが、昇給には条件があります。
その条件というのは、働いた時間数になるようです。
実労働時間が1000時間を超えるごとに64円から82円ずつ上がっていきます。
でもコストコのバイトでは1000時間働くのはちょっと大変かもしれません。
というのは、コストコのバイトは働ける時間数が週に20時間までと決められているからです。
アルバイトの身分で週に20時間ずつ仕事をして1000時間達成しようと思ったら、50週間、約1年間かかる計算になります。
1200円からスタートした時給も、1800円まで上がるのには、かなりの年数、仕事を続けることが必要になることがわかりますね。
コストコはバイトも社員も時給が同じ!ボーナスは?!
コストコの店舗には、アルバイトだけではなくて正社員もいます。
しかも、コストコは正社員の割合を高くすることを掲げているので、小売業としては珍しく正社員の割合は50%を超える店舗も少なくありません。
しかし、多くの日本の企業での正社員の給与は月給制ですが、コストコでは正社員に登用されたとしても、給与は時給での計算になります。
しかも、研修が終わった後のスタートの時給は1200円からで、最高の時給は1650円から1800円までと、社員でもアルバイトと時給換算での条件は全く同じになります。
また、コストコでは基本的にボーナスが出ません。
しかし、時給が1800円まで上がったとしても、ボーナスがないために、年収は何歳になっても300万円を少し超える程度…
優秀な正社員は幹部登用もあるということなので、コストコで正社員になりたいのなら、幹部を目指すのがいいのでしょうか?!
コストコの社員 時給が同じならバイトとの違いは?!
コストコでは正社員とアルバイトは全く同じ時給で働くわけです。
仕事の内容も、店舗での勤務の場合には、店舗の中での仕事の内容は基本的に正社員もアルバイトもそれほど変わりません。
現場の仕事への責任が生じるのは、別に年俸制で給与が高い幹部職員がいるので、そちらが責任を負う仕事は行っています。
時給が同じであれば、アルバイトと正社員には仕事の内容には差はそれほどありません。
それではコストコの正社員とアルバイトの違いはいったいどこにあるのでしょうか。
正社員とアルバイトの違いは週当たりに働ける日数の違いにあります。
アルバイトは週に20時間までしか働けないのに対して、正社員は週に40時間まで働くことができるのが、正社員とアルバイトの違いになり、月収の違いになってくるのです。