記事の目次
- 1.ファスナーの付け方って難しそう
- 2.ファスナーの付け方のコツ①伸び止めテープを使う
- 3.ファスナーの付け方のコツ②生地にしるしをつける
- 4.ファスナーの付け方のコツ③端から端まで縫いつける
- 5.ファスナーの付け方のコツ④しるしを付け直す
- 6.ファスナーの付け方のコツ⑤引手の部分を避ける
- 7.全てミシン縫いで仕上げるファスナーの付け方
- 8.ミシンでのファスナーの付け方①生地にしるしを付ける
- 9.ミシンでのファスナーの付け方②開き止まりのしるしを付ける
- 10.ミシンでのファスナーの付け方③伸び止めテープを貼るしるし
- 11.ミシンでのファスナーの付け方④生地の裏目にしるしを付ける
- 12.ミシンでのファスナーの付け方⑤伸び止めテープを貼る
- 13.ミシンでのファスナーの付け方⑥ミシンで縫う
- 14.ミシンでのファスナーの付け方⑦縫い代を割る
- 15.ミシンでのファスナーの付け方⑧しるしを付け直す
- 16.ミシンでのファスナーの付け方⑨ファスナーを仮止めする
- 17.ミシンでのファスナーの付け方⑩ファスナーを裏目から縫いつける
- 18.ミシンでのファスナーの付け方⑪ファスナーを表目から縫いつける
- 19.ミシンでのファスナーの付け方⑫最終チェック
- 20.ファスナーの付け方・縫い方をマスターして手芸上手に
ファスナーの付け方って難しそう
手芸が初めての人や、手芸を始めてまだそれほど期間の経っていない人からみると、ファスナーの付け方や縫い方はとても難しいものにみえますよね。
せっかくファスナーを購入してきても、上手な付け方や縫い方ができなくてファスナーをムダにしてしまうかも。そう思ってなかなか手が出せないという人もいるかもしれません。
今回はそんな初心者さんでも簡単にファスナーが付けられるコツをまとめていきます。手縫いでポーチをつくるときなどの参考にしてください。
ファスナーをつけるコツは大きく5つです。どれも基本的なコツになりますが、手作りが初めての人がうっかり忘れてしまうポイントでもあります。
5つのコツをおさえて、あなたの満足のいく作品をつくってくださいね。最初にやり方を覚えてしまえば、次にファスナーをつけるときにはあなたなりのアレンジを加えて、さらに簡単に取り付けていってください。
■参考記事:ファスナーの種類と選び方をチェック!
ファスナーの付け方のコツ①伸び止めテープを使う
ファスナーを手縫いやミシンで簡単につけるコツは、伸び止めテープを使うことです。
伸び止めテープは、生地が伸びるのを防ぐのと、生地の補強のためにつかうテープのことです。手芸が慣れている人には必要のないテープかもしれませんが、まだ初心者だという人であれば、この伸び止めテープを使うことで、簡単にキレイなファスナーの付け方ができるようになります。
初心者さんの場合は、手縫いでもミシンでも、どうしても力を入れて生地を掴んでしまいます。縫っているときに知らず知らず力をいれてしまうと、せっかくしるしを入れたところがどんどん伸びてしまう、という残念な結果になってしまうことがあります。
まだ手作りで手縫いをするのに自信がないという人は、伸び止めテープを使ってみましょう。テープは白と黒の2種類があるので、生地に合わせて選んでください。
伸び止めテープ
伸び止めテープをキレイに貼るコツは、伸び止めテープを貼るところの1ヶ所にまずアイロンをあててくっつけます。少し冷ましてから一度しっかり晴れているか確認をして、他のところもくっつけていくと上手に貼ることができます。
ファスナーの付け方のコツ②生地にしるしをつける
初心者さんがやってしまいがちなのが、生地にしるしをつけずに、型紙だけあわせて生地を裁断したり塗ってしまうことです。
手縫いや手作りに慣れている人であれば、型紙があればなんとなくできてしまうことでも、最初の内はしっかりと生地にしるしをつけながら手作りをしていきましょう。
生地にチャコペンなどでしるしを入れることが嫌だという人もいますが、キレイなものをつくりたいと考えているのであれば、ポーチであってもバッグであっても、しっかりと生地にしるしを入れることは大切です。
ミシンを使う場合も、手縫いをする場合でもこの作業をしっかりとするようにしましょう。チャコペンは、薄すぎても見えなくて困ってしまいますが、濃く書きすぎると洗濯をしても落ちなくなってしまいます。注意をしてチャコペンでしるしを入れていきましょう。