記事の目次
- 1.【はじめに】生き急ぐ人や死に急ぐ人
- 2.【生き急ぐ・死に急ぐ】生き急ぐの意味
- 3.【生き急ぐ・死に急ぐ】死に急ぐの意味
- 4.生き急ぐ人の特徴と心理
- 5.【生き急ぐ・死に急ぐ】①認められたい
- 6.【生き急ぐ・死に急ぐ】②熱中することが好き
- 7.【生き急ぐ・死に急ぐ】③目標が高い
- 8.【生き急ぐ・死に急ぐ】④満たされない
- 9.【生き急ぐ・死に急ぐ】⑤死にかけたことがある
- 10.死に急ぐ人の特徴と心理を知ろう
- 11.【生き急ぐ・死に急ぐ】①後先考えない
- 12.【生き急ぐ・死に急ぐ】②死がリアルではない
- 13.【生き急ぐ・死に急ぐ】③犠牲に対する優越感
- 14.【生き急ぐ・死に急ぐ】④自己愛がない
- 15.【まとめ】生き急ぐ人も死に急ぐ人も説得は難しい
【生き急ぐ・死に急ぐ】②死がリアルではない
死に急ぐ人の特徴としては、死をリアルに感じていないという特徴もあります。
死に急ぐ人は様々な方法で、自分の体を痛めつけるものです。そのような方法を繰り返していれば、誰でも死に急ぐ方法だということがわかるのですが、本人はそうは思いません。
なぜなら、本人の中に死の恐怖がないからです。死自体が怖くないということではなく、死に対しての現実感がないということです。
そのため、様々な方法で自分の体を痛めつけていることを知っても、生き方は変わらないでしょう。唯一、身近な人の死がリアルさを感じさせる方法なのですが、誘発することもできないため、改善させる方法はないと思ったほうが良いです。
【生き急ぐ・死に急ぐ】③犠牲に対する優越感
死に急ぐ人の特徴としては、犠牲に対する優越感があるという特徴もあります。
死に急ぐ人が行っている方法は、いわば自分の体を犠牲にして、何かを実行しているということです。そしてその犠牲をすること自体に優越感を持っている人がいます。犠牲にしたのだから、物事がうまく回る、もしくは成功すると考えているのです。
寝る時間を削って努力をすれば成果は出ますし、食欲を我慢すればダイエットに成功するというように、何かを犠牲にすれば、成果が伴うというのが一般的な考え方です。死に急ぐ人が行っていることも、ある意味、成果は出てしまうでしょう。
しかしそこに対して優越感や快感を持っていると、もっともっと、という風になってしまい、さらに死に急ぐようになってしまいます。途中で目的が変わり、成果のためでなく、犠牲にすること自体に快感を得てしまい、それが目的となると、かなり危険です。
【生き急ぐ・死に急ぐ】④自己愛がない
死に急ぐ人の特徴としては、自己愛がないという特徴もあります。
自分の体を大切にしないということは、自分に対する、愛情がないということでもあります。ある意味、本当の意味で死にに行っているのです。
自分のことなど大切じゃないし、誰からも大切だと思われていないという思いが強過ぎると、自己愛はなくなり、自己嫌悪が強くなってしまいます。そのような人は自分の体をどれだけ犠牲にしても、何も思わなくなってしまうものです。
これはある意味、誰かに認められたいという思いのため、生き急ぐ人と同じだということになります。生き急ぐ人と死に急ぐ人は、共通している部分もあるため、しっかりと覚えておきましょう。
■参考記事:自己否定する人の心理と解消法は?
【まとめ】生き急ぐ人も死に急ぐ人も説得は難しい
生き急ぐ人と死に急ぐ人を紹介してきましたが、生き急ぐ人も死に急ぐ人も、説得したところで生き方を変えさせることは難しいです。ただ、何度も言い聞かせて、真剣に説得すれば、改善してくれることもあります。大事な人がそうであった場合、根気よく、説得し続けましょう。