ただし病院でのピアッシングの施術は保険適用外のため、セルフでピアスホールを開けるよりも値段が高くなります。ただし、お金をかけたくないからといってピアスホールを開け慣れていない人が施術に失敗すると、その後の治療費がかかったり、細菌に感染して後遺症が残る場合もあります。病院での施術はピアス初心者の方や自分でピアスホールを開けるのが心配な方におすすめの方法です。
トラガスピアスの開け方:ピアススタジオで開ける
ピアススタジオでピアスホールを開けるメリットは、病院では施術が難しい部位のピアッシングができることです。ピアススタジオではピアスに関する専門家が対応してくれるため、トラガスを含む軟骨ピアスの施術だけでなく、開ける前の疑問や相談にも乗ってくれます。ピアススタジオの施術料金はピアスホールを開ける部位によって異なりますが、大体は病院で施術を受けたときと同じくらいの相場になります。
トラガスピアスの開け方:セルフピアッシング
セルフでトラガスピアスを開ける方法は、自分でピアスを開けた経験がある人におすすめの開け方です。トラガスピアスの開け方には、ピアッサーを使う開け方とニードルを使う開け方があります。
ピアッサーはアクセサリーショップや雑貨屋で販売されています。ピアッサーによってはファーストピアスが付属しているものあるので、それを購入すればファーストピアスを購入する必要がなくなります。
ピアッサーを使ってトラガスのピアスホールを開ける場合は、軟骨ピアス用の太さで14ゲージのピアッサーを使うのがおすすめです。耳たぶ用のピアッサーでトラガスにピアスホールを開けようとすると、軟骨の固さがあるためうまく貫通せず、施術に失敗する可能性があります。
ニードルはアクセサリーショップなどでも店舗によっては取り扱われていますが、主にインターネット販売で購入しやすくなっています。ニードルでトラガスにピアスホールを開けるメリットは、ピアッサーに比べてキレイにホールを開けることができ、ホールの安定が早いことです。
ピアッサーとニードルどちらがおすすめ?
ニードルの方がピアスホールの安定が早いのですが、軟骨ピアスを開けた経験がない人がセルフでニードルを使って施術するのはある程度のコツが必要になり、ピアッサーで開けるよりもコストがかかります。
ただし、ピアッサーでトラガスにピアスホールを開けようとすると、衝撃で軟骨が破損し、激しい痛みが数か月続くだけでなく、その後も上手くピアスホールの施術ができない可能性があります。そのため、セルフでピアッシングをする場合は、ニードルを使って施術するのがおすすめです。
セルフでトラガスピアスをあける方法は?
トラガスピアスの開け方の方法についてご説明しましたが、セルフでトラガスピアスを開ける方法やコツについて詳しくご紹介します。今回は開け方にいくつかコツが必要になりますが、ピアッサーよりも安全性のあるニードルを使ったトラガスピアスの開け方のコツをご紹介します。
セルフでトラガスピアスを開けるときに必要な物は?
まず、トラガスピアスを開けるときには以下の物を用意してください。
ニードル(16G)…トラガスに穴を開ける器具です。ネット販売やアクセサリーショップで購入できます。厚みのあるトラガスなら14GでもOKです。
ニードルと同じゲージのピアス(シャフトの長さor内径が8mm以上)…トラガスのファーストピアスになります。ピアスホールが安定するまで着けるピアスのため、デザイン選びに注意してください。おすすめはラブレットスタッドのデザインのピアスです。メンテナンスのしやすさで選ぶのであれば、CBRがおすすめです。