さて、そんなトロフィーワイフとトロフィーワイフ症候群の夫ですが、果たしてどちらかの命が果てるまで、寄り添い続けることができるのでしょうか?!
結婚式で2人は永遠の愛を誓いますよね。
離婚率は高くなってきたとはいえ、世間一般のほとんどの夫婦は、この誓いを果たすべく、一生懸命に努力するものです。
しかしながら、残念ながらトロフィーワイフである妻と、トロフィーワイフ症候群の夫の組み合わせは、良くて10数年、早ければ5年ほどで破綻することが多いようです。
というのは、トロフィーワイフ症候群の夫にとっては、トロフィーワイフである妻の価値は若さと美貌でしかないからです。
その価値は、時計や指輪などのアクセサリー類と全く同じです。
内面的な価値や精神的な信頼、というものは妻に必要ないのです。
だからトロフィーワイフが年老いて劣化すればもう夫にとっての価値はありません。
次のトロフィーワイフを手に入れるべく不倫に走ります。
そして、経済力と社会的ステイタスを背景に、多額の慰謝料をポンと支払って離婚して終わりです。
自分がトロフィーワイフであることをわかっていて結婚した人は、このことに納得して、離婚には同意して、あとは慰謝料の金額を釣り上げることに全力を傾けます。
しかし、自分がトロフィーワイフであるということに気が付かないで、年上のお金持ちの男性と結婚できたことを純粋に喜んでいた妻の場合には、精神的なショックから立ち直れなくなってしまう人もいるようです。
【まとめ】結婚の価値観は人それぞれですが…
ここまでトロフィーワイフ症候群の夫や、トロフィーワイフになる妻の特徴などをいろいろと見てきました。
夫婦の姿というのは、夫婦の数だけ確かにあります。
でも、やはり世の中の多くの人はこういったトロフィーワイフという夫婦の形には眉をひそめるものですよね。
しかし、人それぞれ、人生に価値を置くものは違います。
結婚の意味や理由として、経済力や見た目の好み意外に、2人の間の精神的なつながりも重視する夫婦もいれば、経済力や社会的ステイタスが全て、という人ももちろんいます。
ただ、自分とは明らかに釣り合わない年上のお金持ちの男性に結婚を申し込まれたときには、自分はトロフィーワイフかもしれない、ということだけは心のどこかに置いておかないと、やがて捨てられる時が来たら、大変なことになるかもしれませんね。