口癖を治すには、常に「『どうせ』と言わない」と意識し続けないといけません。その日に「どうせ」を何回言ったか覚えておくことで、変化を感じることが大切です。
もし覚えること自体が苦手なら、その日に何回「どうせ」を言ったか記録しておくのもよいでしょう。記録を見て減っていくのが解れば、自信に繋がっていきます。
周りの人に協力してもらう
はじめのうちは、自分で意識して言わないようにすることは疲れます。自分でコントロールすることも難しいかもしれません。そんな時は周りの人に協力してもらうようお願いしましょう。
注意してほしいのは、相手から指摘されたときに不満に思わないことです。不満に思えば周りの人も協力してくれなくなります。そうならないためにも、まずは今の自分を受け止めることが大切です。
物事の本質を考える
「どうせ」を口にしやすい人は、現在起きている物事を無視していることがあります。失敗したくないために、「どうせ」を使って物事の本質から逃げているのです。
ですからシンプルに、「今置かれた状況をどうするか」など、本質を考えることが大切です。
プラスな発想に思考チェンジ!
「どうせ」を治す一番の方法は、プラスな発想に思考を変えていくことです。「そんな簡単にできればもうやってるよ!」と言いたくなるかもしれません。
考え方が変わると自分の行動はもちろん、周囲の反応もすべて変わってきます。ですから行動や周囲の反応が変わらないうちは、まだ思考が変わり切れていないということです。
心の奥底に、まだネガティブな「どうせ」はいませんか?
「どうせ」をいう前にまず行動
「どうせ」を言って何もしない間にも、時間は刻々と過ぎています。もったいないですよね。
ですからまず、「どうせ」を言う前にひとつ行動していくようにしましょう。行動を先行させる癖をつければ、意識がポジティブになります。
「どうせ」をプラスに変えよう!
「どうせ」は、ネガティブな言葉に使われることが多いです。
ただ、意識的にプラスな言葉と組み合わせることで、「どうせ」をプラスに変えることができるんです。ぜひ参考にしてみてほしいです。
「どうせ」を使ったプラスな言葉
「どうせ」という言葉は、ネガティブな意味でしかないと考えていませんか?実は、ポジティブな意味でも使うことができます。
・「どうせ○○になってしまうなら、全力で楽しもう!」
・「心配するな!どうせ人はいつか死ぬ」
・「どうせならみんなの分を作ろう!」
・「どうせやるなら成功させたい!」
のように、「どうせ」の先に前向きな言葉を言ってみましょう。口癖で言ってしまっても、あとから前向きな言葉を加えることでポジティブに変えられます。
起こってしまった事実は変えられないけれど、受け入れる現実を受け止めて、「どうせなら」と、ポジティブな未来を期待し行動する言葉を口に出していきましょう。
ちょっとした意識次第でプラスに変わる!
「どうせこんなことやっても、またうまくいかないよ」と感じた方もいるかもしれません。しかし、考えてみてください。
どうしてネガティブな言葉は努力しなくても言えるのに、ポジティブな言葉には努力が必要と感じるのでしょうか?それは前向きになることを自分でセーブしてしまっているからです。
ですからちょっとした意識次第で、大きくプラスに変わることを覚えておいてください。
「どうせ無理」「どうせ恋人はできない」というように、何かを諦めたり卑屈になってしまっては、自分や周りの人にも良いことはありません。
言葉は言霊とも言い、口に出すことで現実化される力を持っていますので、ネガティブな発言をすると、ネガティブな現実を引き寄せる原因にもなってしまいます。
実際にこの世界で起こる人間関係の不和、暴力、病気などはネガティブな思考や発言が生み出しているとも言われますので、「どうせ」という言葉を使うなら「どうせ愛されてるし」というようにポジティブな意味で使ってみることをおすすめします。
もっと言葉の心理について知りたい方はこちら!
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