一匹狼の性格・特徴13選！男も女もモテる？仕事の仕方は？

狼という動物の生態を考えてみると、「あれ、狼って群れをつくるものじゃないの？」と思う人もいることでしょう。そう、狼はもともと集団行動をする動物です。通常4～8頭、多いときは16頭もの群れを作ります。

狼は狩りや子育てにおいては、群れ全体で行動するのが基本です。群れ同士のコミュニケーション能力も高く、人の子どもを自分の子のように育てる情の深さもあります。

しかし、そんな群れになじめず、離れていってしまう狼がいます。それが一匹狼。

一匹狼はあまり多くを語らず、つかみどころがない分、どこか「孤高の人」という意味でも使われます。それは男も女性も同じ。クールで独特な雰囲気で、人を寄せ付けない面があります。

職場や学校にも、クールで一人行動の多い一匹狼はいませんか？もしかすると、それはあなた自身かもしれません。

ですが一匹狼とは、男女とも決してひとりぼっちの寂しい人の意味だけではありません。

今回は一匹狼の特徴・性格を13の項目に分け、また、恋愛や男女別の仕事の仕方についても語っていきます。一匹狼の意外な意味を知ることができて、イメージがガラリと変わるかもしれませんよ。

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一匹狼は人と同じ発想をすることを好みません。そのため協調性に欠け、自分の考えやアイディアに基づいて行動することが多いのです。

言わば、自分のやりたいように生きることのできる「自由人」です。自営業者やアーティスト、そして「理系男子・女子」が該当します。

通常、組織では他の人とのコミュニケーションや立場によって、自分の立ち位置を確立していくものです。一匹狼の男女にはその作業は必要ありません。

独創性であるということは、考え方が柔軟で、独自路線で仕事や物事を推し進められるということです。チームを組んで仕事や物事を進めるのは苦手にしても、得てして上からの評価は高い傾向があるのが特徴です。

一匹狼のイメージと言えば、まさにクールで冷静沈着ではないでしょうか？

狼の与える外見イメージもそうですが、単独行動するからにはひとりで何でも考えなければなりません。つまり、簡単に他者の力を借りられないという意味を有しているのです。

慌てふためいて、誰かに手を差し伸べてもらうことはまずあり得ません。必然的にクールで冷静沈着というキャラクターが身に染み付いていきます。

それぐらい何事に対してもうろたえることのない、強い精神力や信念を持っているとも言えます。

一匹狼の男女は独自のこだわりが強く、そのこだわりを貫くためには、まわりと合わせてまで自分の道を変えようとは思いません。

場合によっては、空気を読まない頑固者と思われることも多々あるでしょう。

普通なら、集団でいるとどうしてもまわりの目が気になってしまうものだし、組織であればまわりとの比較で評価されることも多いでしょう。

一匹狼は人からの評価を気にすることなく、むしろ「自分という人間のあるべき姿」を自分の中で追求し続けます。

いい意味でもわるい意味でも、まわりに何を言われても自分の考えを曲げないからこそ、まわりが驚くような思い切った行動をすることができると言えます。

毅然として、クールな印象の強い一匹狼は、男女問わずどこか近寄りがたくて、神秘的なオーラを発しています。それは独特の色気に感じられます。

一匹狼は比率として、パリッとしたスーツを着こなしたイケメンや、体の線にぴったり合ったドレスを着こなせる、色気の漂うキレイな女性が多いように感じます。

イケメン・美女の多い一匹狼は、単独行動が苦になりません。ジムに通ってひとりでボディメイクに専念することに何も問題ありません。

また、自分の信念や考えをもって行動できる人たちなので、内面から輝くようなオーラを発し、自然な色気たっぷりの、なおさらイケメンやキレイな女性になっていく傾向があるようです。

仕事でも勉強でも趣味でも、一度「これだ！」と決めたことに関してはとことんのめりこみ、一途にその道を貫いていくのが一匹狼男女の特徴です。

独自の信念に根付いたものですが、ストイックな性格も関係しているのでしょう。他の物事が入り込む余地はほぼありません。

「理系男子・女子」「歴史女子（歴女）」がこの性格に該当します。

ただ、人とのコミュニケーションが苦手な部分があるので、わるい意味でとらえると「人付き合いがよくない」とも言えます。

一方的にまわりがそう思っているというよりは、一匹狼男女が「人間関係が面倒…」と感じているところもあるのでしょう。

いい意味では、そうした両者の考えが一致しているので、フィフティフィフティと言えます。その分、より一匹狼たちを一途にさせているのかもしれません。

一匹狼男は人付き合いがわるく、社交性には欠ける分、いい意味でとらえると、浮気をすることは皆無に等しいと言えます。恋愛において、このポイントは大きいでしょう。

イケメンで、独特の男の色気もあるので女性からの人気が高そうですが、イケメンゆえの近寄りがたさの方が勝っているので、女性とのコミュニケーションも少なくなって、結果恋愛からも遠ざかるようです。

キレイな女性も同じで、男性からモテそうな気はしますが、実は近寄りがたい雰囲気であるがゆえに、それほどモテないというのが実際のところです。

むしろ、めがねをかけた「めがね女子」ぐらいになって、少し茶目っ気とかわいい色気を出した方が、恋愛の場ではモテるかもしれません。

色気のあるないに関係なく、狼の夫婦と同じく、一匹狼の男性も女性も、ひとりの人を一途に愛する傾向があるのです。

イケメン・美女の比率が高く、しかもなんでも自分でこなし、また実際にやり遂げられる能力が高い人が多いので、ナルシスト気味でプライドが高いのも一匹狼の特徴です。

わるい意味で捉えると、謙虚さのない、自分の世界に浸りきった「オタク男子・女子」ということです。

それは近寄りがたい雰囲気とともに、どこか利己的で自己中心的な印象すら与えます。実際、仕事でも恋愛でも打算的に相手の心情を推し量っているところがあるかもしれません。

ただ、利害と感性が合えば、仕事は効率的に進むし、恋愛でもおたがいに干渉しない、大人カップルとして付き合うことができるのも特徴です。

日本人の長らくの習慣として、飲み会やイベントに会社・職場ぐるみで参加することは、ある意味義務と課していました。

それが日本人としての美点であり、協調性が賛美される点でもあったのです。そうすることで、コミュニケーションを図ってきたとも言えます。

しかし、昔から一匹狼男女は存在していました。

飲み会だろうとなんだろうと、プライベートを充実させたいと思えば、さっさと定時帰宅するのが一匹狼です。

協調性がないと言われればそこまでですが、定時に帰るために仕事をスパッと仕上げる腕は鮮やかで、一種の大人の色気すら感じさせます。

これはプライベートや家族との時間の確保が叫ばれている昨今では、むしろいい意味で捉えられることが多いのではないでしょうか？

イケメン・美女であろうが、「歴史女子」だろうが「オタク男子・女子」だろうが、決してひとりで生きているわけではありません。彼らにはちゃんと友だちや気の合う仲間がいます。

普段はそれぞれの世界に没頭して生活しているので、会う頻度は少なくなりがちです。

一匹狼たちは、やるべきことをしっかりこなし、たまに会う時にはムダな会話がなく、効率的に時間を過ごすことができるのです。

どこかカフェで実のない会話やグチを何時間も繰り広げて解散！ということはまずあり得ません。

あっさりとしているように見えて、仕事でも恋愛でも、実はその関係性はとても深いと言えるのです。その関係はまさに一生もの。

一度強く結びついた関係性は、簡単に壊れることはありません。

自己路線を突っ走りがちな一匹狼ですが、社会のルールを無視してまで一人行動しているわけではありません。

まわりにとっては、最初のうちこそ一匹狼の行動が奇異に映るにしろ、慣れてしまえば、その行動に一本筋が通っていて、ブレがないことがわかると思います。

一度道を確立してしまえば、後は変わることがほぼないので、まわりも安心して見ていられるようになります。それに伴い、信頼も高まっていきます。

自分も同じレールを進もうとすると、それがどれほど大変なものか実感できるでしょう。それぐらい一匹狼の選ぶ道は困難で、マネするのが難しいものなのです。

イケメンやキレイな女性というのは、顔の造作もさることながら、その雰囲気や色気も、イケメン度やキレイさに一役買っています。

近寄りがたいイケメンは寡黙な雰囲気を、近寄りがたい美女は秘密主義でミステリアスな雰囲気を漂わせているものです。

ただ、わるい意味で捉えると、独特の色気や雰囲気というのは「得体の知れないもの」とも言えます。

職場でも、「自分のことをあまり語らない」「業務上の報告をほとんどしない」というのは、協調性がないという以前に、まわりにいい印象を与えません。

恋愛ならともかく、職場では色気はまず必要ありませんから、社会的にはあまり歓迎される性格とは言えないでしょう。

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一匹狼たちを「孤高の人物」と言わしめるのが、何といってもこの自分を律する性格にあるでしょう。

自己管理するというのは、他の人を管理するのよりずっと難しいことです。どうしても自分に甘くなってしまうのが人間というものです。

「イケメン・美しくあり続ける」「理系男子・女子として研究を続ける」

そんな一匹狼ならではの向上心を保ち続けるには、常に自分を律することが必要になります。

男性でも女性でも、それができるからこそ独自路線を追求することができるのです。また、何事も自分で解決できるというのも、自分自身に対する自信へとつながります。

「あの女性、高そうなアクセサリー身につけてるね」「あの男性の腕時計、いくらぐらいするんだろう？」

見た目はとても重要です。仕事でも恋愛でも、身だしなみがキチッとしていれば、すぐに「いい人」判定されます。イケメン・美女なら言うことなしです。

さらに、年収が高そうな雰囲気も、ステータスを誇示するには重要です。

ですが、特に一匹狼タイプの女性は、外見よりも中身を見ようとします。もちろん清潔感がなさすぎるのは論外ですが、「性格が誠実であるか」「人として尊敬できるか」などを重視する傾向があります。

人の本質はなかなか見抜けないものですが、それを短時間でやってのけるのが一匹狼。

なんだか千里眼をもっている気さえしてきますね。

もともとそれほど群れる性質ではない男性は、仕事においても一匹狼っぷりを発揮しやすいと言えます。

特にエンジニアなどの技術者は職人気質が多く、自分のこだわりをもって仕事を進めたがります。まさに理系やアーティストの鏡です。

能力が高く、言われた仕事は鮮やかな手つきでこなす反面、ちょっとでも自分のやり方や意見と合わないと怒り出す…といった厄介な面も見られます。

その分まわりの人は、一匹狼の態度や言動に振り回されることになります。一匹狼自体は「それでいい」と思っているところが、また小憎たらしいですね。

女子は集団行動を好みます。ランチはもちろん、トイレや近くのコンビニに行くのでも誰かといっしょに行きたがる女子は多いものです。

女子グループは自然と結成されていくものですが、どうしてもどの女子グループにも属せない女子が出てきます。

それが一匹狼と呼ばれる女子です。

群れを作れない女子が、無理やりグループに入ろうとしたところで違和感が生じるだけです。

そうすると必然的に一人で過ごすようになり、「変わり者」「近寄りがたい人」というレッテルを貼られるようになります。

ですが、決してコミュニケーションが取れないわけではなく、あくまで「自分のペースで仕事を進めている」だけなのです。

むしろそのペースが確立できてしまえば、独特の色気やムードから、男性からも女性からも憧れの存在にもなり得ます。

クールで仕事のできるキャリアウーマンに多いのが、まさに一匹狼女子なのです。

一匹狼の特徴は、男性でも女性でもさほど変わりはありません。つまり人としてカッコいい、孤高の人物と言えるのです。

仕事でも恋愛でも、一匹狼の性格・特徴が理解できれば、これほど付き合いやすい人たちもいないかもしれません。

もし気になる人が一匹狼なら、ちゃんと特徴をつかんで、上手に付き合えるといいですね。