記事の目次
- 1.「理屈っぽい人」が指す意味あいは?
- 2.【理屈っぽい人の特徴①】冷静といいながら論旨がブレる
- 3.【理屈っぽい人の特徴②】すべてにおいて細かすぎる
- 4.【理屈っぽい人の特徴③】理論武装しまくり
- 5.【理屈っぽい人の特徴④】自分では端的に話をしているつもり
- 6.【理屈っぽい人の特徴⑤】ああ言えばこう言う
- 7.【理屈っぽい人の特徴⑥】めんどくさい人と共通項が多い
- 8.【理屈っぽい人の特徴⑦】論破されると逆ギレしがち
- 9.「理屈っぽい」性格の人とうまくやっていく方法は?
- 10.【理屈っぽい人への対応①】相手のペースにまきこまれない
- 11.【理屈っぽい人への対応②】おだてていい気分にさせておく
- 12.【理屈っぽい人への対応③】はいはいと受け流す
- 13.【理屈っぽい人への対応④】意固地になっている理由を探す
- 14.【理屈っぽい人への対応⑤】どうしてもダメなときは最終通告
- 15.「理解しあう」努力はとても大事
【理屈っぽい人への対応②】おだてていい気分にさせておく
何とかもおだてれば木に登る、ではありませんが、「理屈っぽい」人の中には理詰めで相手を責め立てているうちに、どんどん「自分が発する言葉に自分で興奮する」ようになり、実は大して意味なく怒ったり、なじったりしていることも少なくありません。
もしも男女問わず、自分の身近な友人や同僚、上司、さらに旦那や彼氏がこういった「理詰めで話しているうちにだんだんヒートアップして意味なく怒る」タイプの場合は、相手に気付かれないように「花道」を用意してあげるのも穏便に済ませる方法の1つです。
特に男性上司やかなり年上の旦那や彼氏の場合は「理屈っぽさ」と「尊敬して欲しい」という願望が絡み合っていることも多々ありますので、思い当たる節がある場合は、旦那や彼氏を過剰にならない程度におだててみるのも「理屈っぽい」相手の操縦方法として有効です。
また、その場合のおだてる方法としては単純に好きな肴やお酒を用意するなど、ごく単純なものでOK。おだてすぎてもかえってこちらの意図や意味を深読みしてウザくなるのでほどほどに。
【理屈っぽい人への対応③】はいはいと受け流す
また「理屈っぽい」人には、話している内容や態度に深い意味合いはなく、単に「理屈っぽい」物言いがクセになっているだけ、という人も多く見受けられます。
そういう人には自分の「理屈っぽい」話し方が相手に与えている圧や嫌悪感に対しての感覚が麻痺していることが多く、こちらが嫌がっているそぶりを目にしても、その意味をきちんと理解できません。
さらにそうしたある意味「理屈っぽい」態度や話し方がルーティンになっている人は、それが「日常茶飯事」な分、その話の内容に深い意味も重要性もないことも多いので、表面上だけ「はいはい」と素直に聞いている風を装い、受け流すようにするのが無難なことも。
【理屈っぽい人への対応④】意固地になっている理由を探す
物言いがとかく「理屈っぽい」ものになりがちな人には、意固地な人が多く見受けられます。もともと何かにつけ意固地、というのなら話はまた別なのですが、ある特定の話題や行動といったものに対してだけ、異様に『理屈っぽく意固地になる」というのであれば、何か隠された理由があるのかもしれません。
思い当たる節がある場合は、「どういう話や行動に対して理屈っぽくなるのか」や「どういう論理展開になりがちか」をよくよく反すうしてみて、その隠された意味や理由を探ってみるのも解決方法への第一歩です。
ただし、あまり意味を探ろうと詮索し過ぎはNG。相手に悟られると余計に意固地になるか、何かにつけ理屈っぽく、また怒りっぽくなるだけになりかねないのでご注意を。
【理屈っぽい人への対応⑤】どうしてもダメなときは最終通告
自分なりにどうして相手が理屈っぽくなるのか考えて対処してみても改善がまったく見られず、そのことでこちらもダメージを受ける場合は、その相手との付き合いそのものを見直す必要性があるかもしれません。
それが特に親しい女友達であったりする場合は、その友達とのこれまでの付き合いを時間をある程度かけてじっくり振り返り、彼女といるメリットとデメリットを天秤にかけてみることをおススメします。
「友達をメリットがあるかないかで切り捨てるなんて」と思うかもしれませんが、どちらか一方だけに精神的な負担がかかり続けるような関係であれば、それは「友情」とは言えません。
また、もしもこちらが無理に無理を重ねて女友達の「理屈っぽさ」に耐えているようであれば、そのことが実は彼女自身から自分の欠点に気付く、というチャンスを失わせていることにもなりかねません。
それでもスパッと切るのは気が咎めるというのであれば、少しずつでも距離を置くようにしていくのもひとつの方法です。
もしそれで、女友達がこちらがそうした距離を作ろうとしている意味をきちんと考えてくれればそれでよし、そうでない場合は「去るものは日々に疎し」のことわざどおりになるだけのことです。
また、そうした「理屈っぽい」態度で、こちらを精神的に痛めつけている対象が旦那や彼氏など、より身近なパートナーの場合は、友達よりもさらに真剣に考える必要があります。
なぜなら、こうした「理屈っぽい」態度は、もし仮に相手が「治す」と言ったところで一朝一夕には治りません。かえって「治さなければ」というプレッシャーが強くなって、逆ギレがひどくなったり、モラハラになっていったりと、もはや改善の意味がなくなくってしまうことも多々あります。
さらにこうした相手の「理屈っぽい」態度を受け流したり、笑って許したりできるのはこちらに余裕がある場合に限られます。
その点、長く時を共にするべきパートナーとの年月の間には、病気や解雇、勤め先の倒産など思いがけないトラブルに巻き込まれることがまるでない、とは言い切れません。そんなこちらもテンパってしまうようなときに、相手に見せる余裕が保てるはずはありません。
また、そうした自身の「理屈っぽい」態度で相手を精神的に傷つける旦那や彼氏は子供に対しても容赦なく同じような態度に出ることが多く、そのことを「しつけ」とか「きちんと育てているだけ」と正当化しがちです。
百歩譲って大人の自分だけなら耐えられるかもしれませんが、子供まで萎縮して育つような環境下に置くことは決して幸福とは言えません。「理屈っぽい」ことで相手を精神的に虐待の域まで追い込む相手とは別れを視野に入れる必要ありです。
■参考記事:モラハラ夫への対処法についてはコチラも参照!