土鍋の選び方
1家庭に1つはあると便利な土鍋ですが、「どんな土鍋が良いのだろう」と選び方に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そのようなときは土鍋の選び方のポイントをチェックしましょう。
選び方の基準がはっきりとしていれば、お気に入りの土鍋が見つかりやすくなるはずです。好みの土鍋を見つけて、普段の食卓に役立ててみてください。
①形やサイズで選ぶ
土鍋を選ぶときにまず見ておきたいのが形やサイズです。土鍋は浅型と深型の2種類に大きく分けられます。浅型は口径が広いのが特徴。大人数で土鍋を囲んだときにそれぞれが取り分けやすいため、家族用の土鍋におすすめです。ただし吹きこぼれやすいので気をつけましょう。
深型サイズは汁気が多いものを煮込んでも吹きこぼれにくくなっています。浅型と比べると口径は狭いので大人数だと取り分けしにくいのがデメリット。1〜2人用として使うのに最適です。
土鍋のサイズは3〜10号までの8種類がそろいます。使用する人数に合わせてサイズを選ぶのも重要なポイント。1人用なら4〜6号、2〜3人用なら7~8号、4人以上なら9号以上のサイズがおすすめです。最も小さな3号は子供用の離乳食作りや単品用として使うのに適しています。
②産地や加工で選ぶ
土鍋は産地や加工方法によって品質が変わります。例えば三重県を産地とする萬古焼を始めとした目が細かくなるように加工した土鍋は、汚れがたまりにくくお手入れしやすいのが魅力。ほかの土鍋と比べると蓄熱性は落ちますが、日常的に使いやすいです。
伊賀焼きなどの粗めの土を加工した土鍋は蓄熱性が高い一方で扱い方を間違えると水漏れをするリスクがあります。近年は産地を問わずに作れる高機能なセラミック製の土鍋も人気。値段は高めですがお手入れしやすく、蓄熱性もあります。
このように同じように見える土鍋でも、実際に取り入れてみると全く違う使用感になるので、それぞれを比較しながら選ぶのがおすすめ。自分にとって何が必要としているものなのか用途を考慮しながら使い勝手が良い土鍋を探してみてください。
③IH対応の有無で選ぶ
土鍋はIHに対応していない場合が多いのでIH対応の有無は重要なポイントになります。普段使用しているコンロのほか卓上コンロのタイプも確認し、それに合わせた種類の土鍋を選びましょう。IHの調理器具が1つでも自宅にあるのなら、IH対応の土鍋がおすすめです。
IH対応の土鍋の場合、底面をきちんと確認してください。底面に凹凸のある土鍋はIHコンロに置いた際に傷をつける恐れがあります。IHコンロの傷を防ぐために、なるべくフラットな形をした底面の土鍋を選ぶと安心です。
④デザインで選ぶ
土鍋は食卓に置くことも多く、テーブルコーディネートの要となります。おしゃれな食卓を楽しむためにデザイン性を重視することも大切です。形状やカラーをチェックして、お手持ちの食器類と合うかイメージしてみてください。
土鍋には地味なイメージがあるかもしれませんが、近年はカラフルなデザインも増えているので取り入れてみてはいかがですか?このように選び方のポイントをチェックした上で土鍋を選びましょう。
土鍋のおすすめランキングTOP15!
選び方のポイントをチェックできたら、おすすめの土鍋ランキングを見ていきましょう。普段使いしやすい土鍋はさまざまなメーカーから出ているので、ぜひ普段の食卓に役立ててみませんか?お気に入りの土鍋を使って、食事を楽しんでみてください。
土鍋のおすすめランキング第15位:ニトリ 超軽量の土鍋 浮雲
ニトリの浮雲という土鍋を野外に持ってきています。とても軽いのでキャンプにもおすすめです。カルイ!カルイね〜! pic.twitter.com/k4DkiqPlIl
— 社畜キノコ。(拳):maple_leaf: (@asu_camp) November 2, 2019
通常は7〜8mmの厚さの土鍋が一般的であるのに対して、4〜5.5mmの薄型にすることで超軽量を実現。従来品よりも-20%の軽量化に成功しています。「土鍋は重たいから扱いにくい」と感じている方にもおすすめです。
850℃まで耐熱温度の試験にクリアしているため薄くても丈夫で安心して使うことが可能。軽いことで片付けや持ち運びも楽になり、土鍋を活用するシーンで増えます。火通りがよく、ガス代の節約になるのも嬉しいポイント。