②仕事の始まりと終わりにルーティンを作る!
仕事とプライベートのメリハリをつけるために、仕事の始まりと終わりに行うことをルーティン化しましょう。会社での仕事前に熱いコーヒーを飲んでいるという方なら、在宅での仕事前にも同じように熱いコーヒーを飲むと仕事モードに入りやすいのではないでしょうか。
会社では仕事の最初にメールチェックなど、この作業をしている、というものがあればそれを先にもってくるのが手です。
仕事の終わりにもルーティンとなる行動を入れることで、プライベートとの区別が明確になります。ゆっくりお茶を飲んだり、散歩に出かけたり。仕事終わりのルーティンを入れることで、心も体も切り替えることができます。
軽い運動もおすすめ!コーヒーやお茶を淹れるのも◎
仕事始めや仕事終わりに軽い運動を入れるのがおすすめです。ラジオ体操やストレッチのような軽い運動なら、家の中でできますね。仕事始めのまだ眠たい体もシャキッとしますし、仕事終わりなら体の疲れをほぐす役割も果たします。
上でも述べましたが、コーヒーやお茶を淹れるのもおすすめです。仕事終わりのコーヒーやお茶を気分で変えてみるのもよいでしょう。また、自分へのご褒美に特別なものを用意しておくと、仕事の楽しみになります。
仕事の始めと終わりのルーティンは、ささいなものでもOKです。深呼吸をしたり、伸びをしてみたり。自分のスイッチが切り替わるものを見つけてください。
③開始時間・終了時間を設定して順守する!
在宅勤務では「家にいるといつでも仕事できるから…」とダラダラ過ごしてしまうことを悩んでいるかたも少なくないでしょう。その場合は、まず会社で働くときと同様に、仕事の開始時間と終了時間を設定し、その間に仕事が終わるように目標を立てることが大切です。
主婦で特に育児中の方だと、朝9時から夕方5時まで、といった長いタイムスパンでは時間が取れないかもしれません。その場合は「幼稚園のお迎えがある○時まで2時間集中しよう」と時間を区切って集中するのがおすすめです。
集中力が途切れてしまいやすい方は、仕事時間を細かく区切って、仕事の時間と決めた間は集中して取り組みましょう。タイマーを活用して仕事時間と休憩時間を管理するのもおすすめの方法です。
④スマホやテレビなどを見る時間は制限する!
在宅勤務では、仕事中の誘惑になりそうなものが身近にあると集中できず、デメリットとなってしまうケースがあります。ゲームや漫画などは仕事をする場所から見えないように隠し、仕事中はテレビもつけないようにしましょう。休憩の際に見る時間も、タイマーを付けるなど制限しておきましょう。
スマホは仕事で連絡が必要な場合は近くに置いておいてもOKです。しかし、ついSNSやゲームを開いていて気づいたら1時間以上経っていた、というのは避けたいですね。立ち上がらないと届かない場所に置き、物理的な距離を置くようにしましょう。
また、仕事でパソコンを使っていると、調べ物をするつもりがネットニュースをあれこれ見てしまったりSNSに夢中になっていたりということもあるでしょう。こちらも意識して、時間を決めて仕事に戻れるように、作業に対する時間配分の意識を強く持つようにしましょう。
⑤前日に明日のToDoリストを作成しておく
その日にこなすべき仕事のToDoリストを、前日に作成しておきましょう。準備なしで何となく仕事を始めると、思いついた順にダラダラ作業をこなすことになり、あまり効率的ではありません。
前日の終業前などに、翌日やるべきことをリストアップします。優先順位をつけて、そこから取りかかれるように段取りを考えておくとベストです。
ToDoリストに書いてあるタスクは、終わったらチェック印をつけるか線を引いて消していきましょう。仕事場所の机など目につくところに置いておけば進捗状況がすぐにわかりますし、消すたびに達成感も味わえてモチベーションアップにつながります。
⑥仕事終わりに楽しみをもつ!週末も意識しよう
会社に出勤する場合は、会社帰りにショッピングをしたり友達とお茶したり、仕事終わりに楽しみがあって乗り切れたという方も多いのではないでしょうか。
そこで、在宅勤務でも「仕事が終わったらあれがある!」という楽しみをもつのがメリハリをつけるコツとなります。
仕事終わりにケーキを食べるのを楽しみにしてもいいですし、趣味に取り組む時間に突入するのもいいでしょう。
在宅の仕事だと週末も仕事を頑張ろうと思えば出来てしまいます。「この仕事が終わらなかったから土日にやろう」と考える人もいるでしょう。しかし週末もダラダラと仕事していたら心身が休まりません。
週末はしっかり休んで、好きなことをする。それを楽しみに平日の仕事に集中するのが効率化を進めるポイントです。もちろん、業務の内容や形態によっては土日を仕事時間にして、平日の特定の曜日に休むのもあり得るでしょう。
⑦疲れたら家事や休憩を!脳をオフにしよう◎
疲れたときに無理に仕事を進めても効率が悪いものです。在宅勤務・テレワークの場合、思い切って休憩タイムに入るのも一つの手です。時間を決めて休憩し、いったん脳をオフにしてから再び取り組むほうが、意識がシャキッとして効率よく作業をすることができます。
仕事を中断して一度家事をするのも効果的です。特におすすめなのは、皿洗いや洗濯物干しなど頭を真っ白にできる作業です。後でしなければならなかった家事を先にすることで気が楽にもなりますし、脳が切り替えられて気分も休まります。
ちょっとした部屋の掃除、ランチ・おやつを作るのもおすすめです。脳をまた違ったことで動かしながら手も動かすことでリフレッシュすることができます。
⑧自分へのご褒美!お昼ごはん・お菓子を楽しむ
お昼ごはんやお菓子は自分へのご褒美です。好物のランチを楽しみに仕事を頑張ることだってできます。おやつやティータイムも日々のモチベーションにはとても大切な役割を果たしています。
忙しい日にカップ麺でお昼ごはんを済ませてしまうのも悪くはありませんが、自宅にいるからこそ好きなものの入ったランチをリーズナブルな予算で食べられるというメリットがあります。「これが食べたい!」と思えるものを用意して楽しみましょう。
しかし、お菓子は家だからといってダラダラと食べ続けてしまうと、仕事が非効率になるだけでなく肥満の元になってしまいます。おやつタイムを決めて楽しみにすると、モチベーション維持につながるでしょう。
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⑨お昼休みに職場仲間とオンラインランチ会!
仲の良い職場仲間がいるなら、定期的にオンラインランチ会を開催してお昼休みを楽しんでみましょう。テレワークの会議でよく使われるSkypeやZoomをオンラインランチ会に利用することも可能です。ビデオ通話で、一緒にランチしている気分が味わえます。
会社以外でも、オンラインランチ会をして友達とおしゃべりするとリラックスできる機会になります。息抜きの機会が得られれば、仕事にもメリハリをつけることができるでしょう。
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