1月はどのような季節?
1年の幕開けの月である1月は、寒さが厳しい時期でもあります。お正月や成人式など、お祝い事が多い月なので、御馳走を食べる機会も多くなります。
また、1月は雪が降る地域がたくさんあり、寒さのために体調を崩す方も多いのではないでしょうか。そんな1月には体を温める食材が旬を迎えます。栄養がたっぷり含まれた旬の食材を取り入れることで、風邪予防に役立てられるはずです。
1月の旬な食材を使ったおせち料理
1月の料理として欠かせないのがおせちです。1月に旬を迎える食材をたっぷり使ったおせち料理は、日本のお正月の定番です。黒豆や数の子、紅白なます、筑前煮、小肌の粟漬け、酢れんこん、昆布巻き、エビの鬼殻焼き、叩きゴボウなどさまざまな料理がおせちには登場します。
おせち料理にはそれぞれ意味が込められているのも特徴。黒豆には「まめに働く」「健康に過ごせますように」、叩きゴボウは「家庭の安泰」、酢レンコンは「先を見通せますように」といった意味があるとされています。
また、地方によってもおせち料理の中身は異なります。昆布巻は新潟県や山形県で親しまれてきたおせち料理です。紅白なますは人参と大根で作られることが多いですが、奈良では干し柿を人参の代わりに使うのが一般的。群馬では輪切りにした干し大根を使います。
このように地域性が見られるのもおせちの魅力です。それぞれの地域の違いもチェックしながら、1月に旬を迎える食材を使っておせち料理を作ってみてはいかがですか。
1月は寒さが作る旬な食材が豊富!
1月は厳しい寒さを乗り越えるためにエネルギーを蓄えた根菜類が旬を迎えることが多いです。寒さによって甘みが引出され、とても美味しくいただけます。寒い季節だからこそ美味しくいただける食材が豊富にそろうので、ぜひ旬の食材を使ってみましょう。
野菜や果物、魚介類など冬に旬を迎える食材をご紹介します。旬の食材は栄養が豊富に含まれているので、体調管理をしたいときにもぴったり。旨味と栄養たっぷりの食材を使って、料理を楽しんでみてください。
1月が旬の美味しい食材10選【野菜】
まずは、1月に旬を迎える野菜をチェックしていきましょう。健康管理をするために欠かせないのが旬の野菜です。ビタミンやミネラル、食物繊維などさまざまな栄養が含まれているので風邪予防にも役立ちます。
冬にはバリエーション豊かな野菜が旬を迎えるので、活用してみてはいかがですか。冬ならではの美味しさを楽しめるはずです。
①だいこん
staubで炊いた塩鶏大根です
— チーフ (@SW_Chief) April 29, 2020
塩とみりんとオリーブオイルだけ pic.twitter.com/HQaDIWotbU
冬に旬を迎える野菜の代表格と言えば、大根です。冬になるとリーズナブルな価格で大根が出回り、食卓に登場する頻度が高くなるのではないでしょうか。大根はいろいろな用途で使えるのが魅力です。
スタンダードな使い方と言えば、煮物。手羽元など、お肉と合わせることで旨味たっぷりの味わいを楽しめます。また、おでんの具材としても大根は不動の人気を誇ります。
大根は生でも食べられるのでサラダにするのもおすすめ。旬の大根であれば甘みが強く、生でも美味しく食べられるはずです。
②ほうれんそう
これも昨日の、えのきベーコンほうれん草のわさびパスタ、ツンとして旨い pic.twitter.com/KUAm4qzpPC
— つのだ (@okome_kansya) April 29, 2020
ほうれん草も1月に旬を迎える食材です。1年を通して出回っている印象が強いほうれん草ですが、実は1月が旬。甘みが強くなり、美味しく食べられます。特に注目しておきたいのがちぢみほうれん草です。
近年のほうれん草はハウス栽培が主ですが、ちぢみほうれん草は露地栽培しているのが特徴。寒さに耐えるために肉厚になり、甘みも強いほうれん草に育ちます。
冬ならではの味わいなので、ちぢみほうれん草を見かけたら取り入れてみてください。お浸しなどの和食のほかにパスタを始めとした洋食系の料理にも使いやすいのが魅力です。
③ながいも
ながいもに含まれるネバネバ成分は免疫力を高めるとされています。1月は風邪をひくことも多いので、旬を迎えたながいもを取り入れて健康的な体作りをしてみてはいかがですか。すり下ろしてご飯にかけたり、千切りにしてサラダにしたり、いろいろな調理方法があります。
ながいもは火を入れても美味しいことで知られています。ながいもを揚げ物や煮物にすると、ほっくりとした食感が楽しめるのでおすすめ。お好みの調理方法でながいもを食べてみましょう。