「あんな」の名前の漢字111選|由来や込められた思いは?

「あんな」の名前の漢字111選|由来や込められた思いは?

女の子の名前を考える際、「あんな」という呼び名の名前はたいへんに人気があります。外国人の名前「アンナ」とも同じ響きがあるように、世界共通の愛らしい女性の名前といえます。今回は「あんな」の名前の漢字の由来や込められた思いをチェックしてみます。

記事の目次

  1. 1.「あんな」の名前のイメージ
  2. 2.心のきれいなイメージ「杏」を使った名前
  3. 3.穏やかなイメージ「安」を使った名前
  4. 4.誰からも愛されるイメージ「愛」を使った名前
  5. 5.落ち着きのあるイメージ「按」を使った名前
  6. 6.日本人らしい「庵」を使った名前
  7. 7.人を導くイメージ「案」を使った名前
  8. 8.物事を見通すイメージ「明」を使った名前
  9. 9.高貴なイメージを持った「亜」を使った名前
  10. 10.海のイメージが強く打ち出された「塩」を使った名前
  11. 11.澄み切った空をイメージした「晏」を使った名前
  12. 12.清々しいイメージの「蒼」を使った名前
  13. 13.意志の強さをイメージさせる「行」を使った名前
  14. 14.珍しい漢字を使った「あんな」
  15. 15.名前が「あんな」の芸能人
  16. 16.女の子らしい名前なら「あんな」はピッタリ♡

「庵」と書いて「あん」と読むこの漢字は、どこか日本情緒をたたえたイメージがあります。「あんな」と名付けるに当たって漢字を求める場合、日本人らしさを強調するのであれば、この「庵」という感じはぴったりでしょう。

こちらの「庵」は、訓読みになると「いおり」となります。今ではほとんど見かけることがありませんが、草葺の小さな家のことを「庵=いおり」といいました。つまりこの言葉は古い建築用語でもあります。

和風で趣のある言葉で、日本人の情緒を忘れずに育ってほしいという願いを込めて名付けられることが多いようです。漢字のイメージから和の心意気を映し出すにはぴったりの漢字だと考えられます。

そうした伝統的な雰囲気を持ったこの漢字に託して、文化や芸術などの素養を伸ばしてほしいという思いがある場合は、選ぶ価値の高い漢字といってもいいでしょう。

この「庵」という漢字をつかった「あんな」読みの組み合わせは、次の通りです。

33.庵七:13画:11,2
34.庵凪:17画:11.6
35.庵成:17画:11,6
36.庵那:18画:11,7
37.庵奈:19画:11,8
38.庵南:20画:11,9
39.庵夏:21画:11,10
40.庵梨:22画:11,11

「庵」という漢字がつく人の名前を思い浮かべると、すぐに「沢庵和尚」が浮かびます。こちらも女性ではなく男性ではありますが。音読みの「アン」で名前を作るのもいいですが、「いおり」という訓読みでも女性の名前としてはぴったりですね。

人を導くイメージ「案」を使った名前

「案内」、「案じる」など、行方を指し示したりする際に使用する「案」という漢字には、人を導くイメージがあります。まさにリーダーシップを発揮するような立場の人にはぴったりな名前となりますが、この「案」を使用した名前には、どのような思いが込められているのでしょうか?

こちらの「案」という漢字は、訓読みになると「つくえ」や「かんが(える)」という読み方になります。何か物事を思案するイメージが浮かび上がります。「思案」という漢字にも、「案」が現れる通り、物事を熟慮する際に使われることが多い漢字といえるでしょう。

この「案」という漢字を使用した熟語の例を見てみると、「思案」、「原案」、「名案」、「妙案」、「提案」、「考案」、「懸案」、「案件」、「案外」、「議案」などがあり、いずれも「考える」ということから切り離せない漢字であることがわかります。

この「案」という漢字をつかった「あんな」と読む名前の例は、次の通りです。

41.案名:16画:10,6
42.案那:17画:10,7
43.案奈:18画:10.8
44.案南:19画:10,9
45.案菜:21画:10,11
46.案椰:21画:10.11
47.案絆:21画:10,11
48.案楠:23画:10,13

「案じる」という思考的なイメージの強い漢字ですから、そのあとに続く漢字が何であるかによって、さまざまな思いを込めることができる名前ともいえます。

物事を見通すイメージ「明」を使った名前

明かりがひらけて、物事を見通すイメージが浮かび上がる「明」の漢字をつかって組み合わせる「あんな」です。「明」という漢字は「あんな」の読みに当てることは本来難しいと思われますが、人名として使用されるケースは見受けられます。

「明」という漢字は、音読みだと「メイ」「ミン」「ミョウ」となり、訓読みでは「あか(るい)」「あき(らか)」「あ(ける)」などとなります。人名では「明」一字で「あきら」と使われるのはメジャーです。男性、女性にも使われる漢字です。

漢字の成り立ちは、「日」と「月」が合わさってできていることから明らかに、「明るいさま」を表した漢字となります。明るく朗らかに育ってほしいという願いを込めて名付けられることが多いです。

この「明」という漢字を使用した「あんな」の名前には、次のような例があります。

49.明月/12画:8.4
50.明菜/16画:8,8
51.明南/17画:8.9
52.明夏/18画:8,10
53.明渚/19画:8,11
54.明梨/19画:8,11
55.明愛/21画:8.13
56.明楠/21画:8.13

曇りなく澄み渡った満月のことを「明月」といいますが、この「明月」と書いて「あんな」と読ませる名付けはたいへんに風流な趣があります。そうした名前の中に趣を詠みこむことができるという点は、日本語の名付けの素晴らしいところですね。

高貴なイメージを持った「亜」を使った名前

「亜細亜」を表す漢字として使用される「亜」は、訓読みになると「つ(ぐ)」と読みます。このことから、この「亜」という漢字には、親や先人の思いを継ぐひとになってほしいとの願いが込められることが多いようです。

この「亜」という漢字を使って「あんな」と読むことのできる名前は、次の通りです。

57.亜奈/15画:7,8
58.亜南/16画:7,9
59.亜夏/17画:7,10
60.亜渚/18画:7,11
61.亜梨/18画:7,11
62.亜愛/20画:7,13
63.亜楠/20画・7,13
64.亜樹/23画:7,16

「亜奈」という組み合わせでは、「あな」と読ませる名前も多く見受けられます。古くは「亜」という漢字は、人の背中の曲がった姿を表しているとされ、忌避されたこともあったようですが、現代ではそうした考えは薄れているようです。

海のイメージが強く打ち出された「塩」を使った名前

この「塩」という漢字を使って「あんな」と名付けるケースはひじょうに稀であると思いますが、海とともに暮らしているような家系で生まれた女の子につける名前としては、むしろぴったりとはまる名前ではないでしょうか?

「塩」は音読みで「エン」「アン」と読みます。この「塩」という漢字を使って「あんな」と読ませる組み合わせは下記の通りです。

65.塩七/15画:13,2
66.塩凪/19画:13,6
67.塩名/19画:13,6
68.塩那/20画:13,7
69.塩来/20画:13,7
70.塩奈/21画:13,8
71.塩南/22画:13,9
72.塩渚/24画:13,11

女の子の名前としては、可愛らしさからは距離を置いているかもしれませんが、とても個性が際立つ名前と見受けられます。名付けから人となりが浮かび上がるという利点も、名前の漢字当てには重要な働きを示しています。

澄み切った空をイメージした「晏」を使った名前

「やすらぐ」という意味を持った漢字の「晏」は、どんな時でも落ち着いた行動ができる人になってほしいという願いを込めてつけられる漢字です。名前の例は下記の通りです。

73.晏名/16画:10,6
74.晏那/17画:10,7
75.晏奈/18画:10,8
76.晏南/19画:10,9
77.晏夏/20画:10,10
78.晏渚/21画:10,11
79.晏絆/21画:10,11
80.晏愛/23画:10,13

清々しいイメージの「蒼」を使った名前

清々しい魅力を放つ女性であってほしいという願いを込めてつけられる「蒼」も、名前につけらる漢字としては珍しいですが、「あんな」の名前につけられる漢字として使用例があります。

81.蒼月/17画:13,4
82.蒼名/19画:13,6
83.蒼波/21画:13,8
84.蒼奈/21画:13,8
85.蒼菜/21画:13,8
86.蒼南/22画:13,9
87.蒼奏/22画:13,9
88.蒼夏/23画:13,10
 

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