長野といえば？思い浮かぶ観光・グルメなど有名なものランキング

江戸時代の五街道のひとつである中山道のうち、木曽を通るのが木曽路です。69の宿場のうち11宿は長野にあり、当時参勤交代やお輿入れなどに利用されていました。

中でも「妻籠宿」は日本で初めて町並みの保存に取り組んだ場所で、国の重要伝統建造物保存地区に指定され、現在も街並みに江戸時代の風情が残っています。

隣接する「馬籠宿」も観光名所として有名で、石畳が敷き詰められた坂道が人気スポットとなっています。

地獄谷野猿公苑は地獄谷温泉近くにある野生のニホンザルの楽園で、珍しいサル専用の温泉があり世界中から多くの観光客が訪れるスポットです。

何といっても間近でサルを見ることができるのが魅力で、人にも慣れているので温泉にのんびり浸かるお猿さんを撮影できるチャンスですよ。

奈良時代に開湯されたといわれている天然温泉で、戦国武将・武田信玄も利用したとされる歴史ある湯治場です。

渋温泉は木造建築と石畳が並ぶノスタルジックな雰囲気が幻想的で、温泉街を散策するのもおすすめです。またジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋のモデルとなった宿「金具屋」があることでも有名です。

戸隠山の麓にある戸隠神社は創建2000年の歴史ある神社で、「天の岩戸開き」にまつわる神々が祀られており、有数のパワースポットとしても有名です。平安時代の末期には修験道の道場として知られる霊場として栄えました。

戸隠神社には五社ありますが、特に萱葺きの赤い随神門や樹齢400年以上の杉並木がある奥社、樹齢700年を超えるご神木がある中社がおすすめです。

渓谷の中にある白骨温泉は全国的にも有名な温泉で、鎌倉時代から湯治場として知られ、素朴な雰囲気の旅館が今でも残っています。

「三日入れば三年風邪をひかない」といわれるほどの温泉は薬がゆにも利用されていました。そんな白骨温泉のお湯は、湧いたときは透明なのに時間が経つと白く濁っていくという珍しいもので、ミステリアスな魅力があります。

日本のグライダー発祥の地として知られる霧ヶ峰は、日本百名山のひとつである車山を中心に広がる高原で、緩やかな起伏が続いています。

標高1600ｍに位置し、レンゲツツジやニッコウキスゲ、マツムシソウなどの高原の植物の宝庫です。霧ヶ峰にある3つの高層湿原は国の天然記念物に指定されており、高層湿原の南限となっています。