サトイモは独特のねばりを持つ芋類です。甘さはありますがカロリーはジャガイモなどと比較すると控えめで、特にカリウムが豊富に含まれています。
カリウムは余分な塩分を体の外に排出する効果がありますので、塩分が多い食事をすることが多い現代人には欠かせない栄養成分です。
サトイモは、まるごと蒸すと皮が剥きやすくなります。ダシと醤油などで煮るサトイモの煮つけなどは、日本の各家庭でお袋の味として昔から親しまれています。
⑤ゴボウ
ゴボウはなんといっても食物繊維の多さがよく話題になりますね。食物繊維は便秘改善効果や血糖値を適正に保つ効果があると言われていて、男性にも女性も積極的に摂取したい栄養成分です。
さらにごぼうはカリウムやマグネシウムも豊富です。むくみや肌荒れを防止し、がんや動脈硬化の予防にも良いと言われ、滋養強壮で体を丈夫にする効果もあります。
たたきごぼうなどのメニューは簡単に作れてお酒にもとてもよく合います。
⑥コマツナ(小松菜)
緑黄色野菜のコマツナ(小松菜)は鮮やかなグリーン色で、食卓に彩りを加えてくれます。
また、コマツナ(小松菜)はカルシウムやミネラルが豊富で、骨や歯に良い栄養が多く含まれています。またビタミンCがお肌を美しく整えてくれる効果も期待できるでしょう。
アクが少ない野菜なので手早く茹でてサラダやおひたしにして食べると美味しいですね。厚揚げなどと一緒にごま油で炒めた中華風メニューも食欲をそそる一品になります。
⑦さつまいも
甘みが強くて子供にも大人気のサツマイモは世界中で食べられているメジャーな野菜です。日本ではたくさんのブランドが栽培されていて、冬は焼きいもなどで食べるのも人気です。
サツマイモにはビタミンCやカルシウムが豊富に含まれています。糖質が高い野菜でカロリーも多いですが、食べ過ぎなければ肌や胃腸の調子を整えてくれる嬉しい効果がたくさんあります。
スイートポテトなどのお菓子作りにもよく使われますね。
⑧白菜
白菜は冬の鍋には欠かせない美味しい野菜です。葉物野菜でカロリーも低く、たくさん食べても太りにくいためダイエットにも適している食材として人気があります。
白菜にはビタミンA、ビタミンB、ビタミンCなどがたっぷり含まれています。お漬物などで食べるのも美味しいですが、火を加えると甘みが増します。
鍋以外にも豚肉と一緒に煮込んだり、お味噌汁の具に入れて食べると栄養を余すところなく摂取することができます。
⑨レンコン
レンコンもおせちに欠かせない食材の1つです。12月に旬を迎えるレンコンは年末年始に採れたての新鮮なものがたくさん店先に並び始めます。
レンコンはビタミンCとカリウムがとてもたくさん含まれています。食物繊維も豊富で、日本ではごぼうや鶏肉などと一緒に煮物にして食べる家庭が多いですね。
水にさらしてあく抜きをして、オリーブオイルで炒めて塩コショウをすれば肉料理などによく合う副菜にもなります。
⑩ブロッコリー
ブロッコリーはビタミンCや葉酸を含む高栄養な野菜として有名です。特にビタミンCの含有量は野菜の中でも群を抜いて高く、なんとレモンよりもはるかに多いと言われています。
ブロッコリーは茹でてサラダにしたり、ガーリックなどと一緒に炒めものにしても美味しいですね。またシチューやコンソメスープに入れて煮込んでも美味しいです。
カロリーや糖質が低くてヘルシーなのもうれしいポイントですね。