『れい』と読む名前が与える印象とは?
「れい」という名前を聞いて、まず綺麗で親しみやすい印象の素敵な名前だと思う方が多いです。シンプルな響きの名前で、漢字1文字でも2文字でも名付けやすいということもあるので、シンプルですっきりとした印象の名前を付けたいと考えている方にもおすすめです。
そんな「れい」という名前は、そのシンプルで名前として親しみやすい響きがあることからそのままひらがなで名付けられることも多いです。読み間違われることを心配しなくて良いひらがなの名前は、親しみやすく自然と人が集まるような子に育ってほしいという思いを込めるのにもぴったりです。
ですが、「れい」という名前に合わせられる漢字には非常に豊富なバリエーションがあります。「れい」と名付ける上で、どのような名前を合わせられるのでしょうか?今回は、「れい」という名前の魅力や漢字の組み合わせ方、由来についてご紹介していきます。
立派な人間に育つように『令』という漢字を使った名前
名前として使われることも多い『令』は、「法令」などをはじめとしたルールを意味する熟語に使われることも多いで、漢字の意味としても「命令する、ルール」という意味合いがあると同時に、「優れた物事、立派な物事」という意味で使われることも多いです。
その『令』を使うことで、人名では「立派な人間に育ってほしい」という思いを込めると同時に、「社会のルールに則って、規律正しくまっすぐに生きられる子に育ってほしい」という思いを込めて名付けることもでき、真面目なお子さんを願いたい親御さんにぴったりです。
『令』という漢字はそのまま「れい」と読むこともできるので、シンプルに漢字1文字で名付けることもできますが、『令』を「れ」と読んで漢字2文字で名付けるのもおすすめです。『衣』など女の子の名前に使われることの多い漢字を合わせることで女の子らしい名前になりますね。
【漢字1文字】
令
【漢字2文字】
令衣、令依、令生、令唯、令維
かしこいイメージをもつ『伶』という漢字を使った名前
『伶』も柔らかいイメージのある字面になって素敵ですね。『伶』には「かしこい、才能に溢れている」という意味があり、賢く優秀な子に育ってほしい、周囲の人に高く評価されるような優れた子に育ってほしいという思いを込めて『伶』とも名付けられます。
また、実は『伶』はもともと「音楽を奏でる人」という意味から誕生しました。なので芸術面での優れた才能を願う意味でも『伶』はぴったりです。優れた芸術センス、人を魅了するような能力を発揮してほしい、という思いを名前に込めたい方にもぴったりです。
【漢字1文字】
伶
【漢字2文字】
伶衣、伶依、伶生、伶唯、伶維
『伶』についても漢字1文字、2文字で様々な組み合わせ方で名付けることができます。その人の才能を意味する言葉なので、唯一無二の魅力を発揮してほしいという意味を込めて『唯』、人との縁を大切にしてほしいという意味を込めて「維」を合わせることもできます。
澄んだ心を表す『玲』という漢字を使った名前
特に近年「れい」と読む人名用漢字の中でも人気が高いのが『玲』です。「れい」と名付ける場合、そのまま漢字1文字で名付けるのも素敵ですが、他の漢字と組み合わせて漢字2文字で「れい」と名付けられることも多く、可愛らしいイメージの名前にまとまります。
『玲』という漢字には「美しく鳴る音」という意味があります。また、『玲』の部首である「王」は元々「玉」を意味し、古来から「玉」は「美しいもの、貴重で大切なもの」という意味もあることから、周囲から大切にされる子に育ってほしいという意味が込められます。
【漢字1文字】
玲
【漢字2文字】
玲衣、玲依、玲生、玲唯、玲維
玲以、玲斐、玲偉
以上のように、『玲』を使った「れい」という名前にも様々な漢字の組み合わせ方があります。その美しさやその人本来の魅力について表す『斐』『偉』などの漢字を組み合わせて「れい」と名付けるのも素敵ですね。そこに込められる思いをさらに強めることができます。
整ったイメージのある『麗』という漢字を使った名前
「れい」という響きを聞いて、まず「美しい」という印象を持つ方も多いです。その綺麗で整ったイメージをそのまま漢字で表現できるのが『麗』という漢字です。「綺麗」「麗(うるわ)しい」という言葉もあるように、『麗』は美しさを意味する言葉です。
それは外見的な美しさだけでなく、内面の美しさをイメージさせることもできる言葉です。なので、「綺麗で人を惹きつけられるような子に育ってほしい」の他に「整っていて美しい心を持った子に育ってほしい」という思いを込めて『麗』を名前に使うこともできます。
【漢字1文字】
麗
【漢字2文字】
麗衣、麗依、麗生、麗唯、麗維
麗以、麗伊、麗祝、麗偉
このように、『麗』を使って名付けられる「れい」という名前にも様々な組み合わせがあります。画数が多い漢字なので漢字1文字ですっきり名付けるのはもちろん、『生』『以』などを合わせて字面もバランスの良い「れい」という名前を名付けるのも素敵ですね。
珍しい漢字を使った『れい』という名前
以上のように、「れい」という名前には様々な定番の漢字がありますが、その他にも「れい」と名付けられる漢字には様々なバリエーションがあり、それらを組み合わせることで素敵なイメージの「れい」という名前を名付けることができます。
【漢字1文字】
励、嶺、怜、澪、礼
禮、羚、零、黎
漢字1文字の場合も名付けられるバリエーションは様々。礼節を重んじる子に、と願って「礼」と名付けたり、人を励ますことができる元気な子に、と願って「励」と名付けるなど、漢字の組み合わせに応じて様々な思いを込めることができるのが、その良いところです。
【漢字2文字】
怜衣、怜依、怜生、怜唯、怜維
澪衣、澪依、澪生、澪唯、澪維
礼衣、礼依、礼生、礼偉、礼維
禮衣、禮依、禮生、禮唯、禮維
羚衣、羚依、羚生、羚唯、羚維
蓮衣、蓮依、蓮生、蓮唯、蓮維
鈴衣、鈴依、鈴生、鈴唯、鈴維
零衣、零依、零生、零唯、零維
黎衣、黎依、黎生、黎唯、黎維
また、漢字1文字では「れい」と読むことができなくても、「れ」と読むことができる漢字に「い」の漢字を合わせることで「れい」と名付けることもできます。
名付けランキングでも人気の「蓮」「鈴」などの漢字も、「れい」と名付ける上で人気の高い漢字なので、合わせて使うことで生まれてくるお子さんにぴったりな名前を名付けてあげましょう。