「ぶそくる」→「不機嫌になる」
次にご紹介するのは「ぶそくる」です。この言葉はなかなか意味を知っておかないと、伝わりづらい言葉かもしれません。この「ぶそくる」は標準語で「不機嫌になる」という意味になります。
「お腹が空いてぶそくる」と言うと「お腹が空いて不機嫌になる」という意味になります。実際に不機嫌になっている人にこの方言クイズを出せば、元気が出るきっかけになるかもしれませんよ!ぜひ試してみてください。
⑧けっこい
「けっこい」→「かわいい」
次にご紹介するのは「けっこい」です。これは特に女性に覚えておいていただきたい静岡弁ですね。この「けっこい」は標準語で「かわいい」の意味になります。
「これけっこい」と言うと、「これかわいい」という意味なります。若い女性は何かと「かわいい」と言いがちなので、いつか流行語になるかもしれませんよ!今のうちに使っておいてはいかがでしょうか。
⑨たこる
「たこる」→「サボる」
次にご紹介するのは「たこる」です。「タピオカを食べる」ことを「タピる」と言うように、「たこ焼きを食べる」ことを略した言葉…ではありません!この「たこる」は標準語で「サボる」という意味になります。
この言葉も意味を知っておかないと、推察するのは難しい方言ですよね。「学校をたこる」と言うと、「学校をサボる」という意味なります。
⑩ギュウギュウパンパン
「ギュウギュウパンパン」→「いっぱい」
次にご紹介するのは「ギュウギュウパンパン」です。この言葉は静岡県以外の人でも使うことがあるのではないでしょうか。その言葉とほぼ同じ意味です。この「ギュウギュウパンパン」は標準語で「いっぱい」という意味を指します。
「カバンが荷物でギュウギュウパンパン」と言うと、「カバンが荷物でいっぱい」という意味になります。
面白い静岡県の方言ランキング11選
続いて、面白い静岡弁ランキングをご紹介します。
ぜひ覚えて使ってみてくださいね!
①かが抜ける
「かが抜ける」→「炭酸が抜ける」
次にご紹介するのは「かが抜ける」です。この言葉は方言クイズとして出題すると盛り上がりそうな、由来の気になる方言です。
この「かが抜ける」は標準語で「炭酸が抜ける」という意味になります。「か」が「炭酸」を表しているということでしょうか…気になりますね!
「ビールのかが抜ける」と言うと、「ビールの炭酸が抜ける」という意味になります。
②かじる
「かじる」→「ひっかく」
次にご紹介するのは「かじる」です。「齧る」と勘違いしてしまう人が多い方言ですが、静岡では違う意味を持った言葉になります。
この「かじる」は標準語では「ひっかく」という意味になります。静岡に訪れた際は、「齧る」間違って解釈しないように気をつけてくださいね。
「蚊に刺されてもかじらないように」と言うと、「蚊に刺されても掻かないように」とい意味になります。
③みるい
「みるい」→「柔らかい」
次にご紹介するのは「みるい」です。「ミルク」に関わる方言と思われがちですが、全く関係のない言葉です。
この「みるい」は標準語では「柔らかい」という意味になります。「マシュマロはみるい」と言うと、「マシュマロは柔らかい」という意味なります。
④はんこう
「はんこう」→「印鑑」
次にご紹介するのは「はんこう」です。同じ読み方の言葉で「犯行」と言う言葉があるので、それと勘違いして何か物騒な会話をしているのかと早とちりしてしまう人もいるかもしれませんが、事件性は全くない言葉なので安心して下さい。
この「はんこう」は標準語で「印鑑」と言う意味です。意味を聞いてみると、「判子」の語尾を伸ばしただけなので、すぐに合点が行きますよね!
「次回ははんこうを忘れずに」と言うと、「次回は印鑑を忘れずに」という意味なります。
⑤ぞんぐりする
「ぞんぐりする」→「ゾッとする」
次にご紹介するのは「ぞんぐりする」です。意味を推測してみたくなる、面白い響きですよね。
この「ぞんぐりする」は標準語で「ゾッとする」という意味になります。これから怪談話の季節を迎えるので、使ってみてはいかがでしょうか。
「夜道に人影があってぞんぐりする」と言うと、「夜道に人影あってゾッとする」という意味になります。