⑥おそんがい
「おそんがい」→「怖い」
次にご紹介するのは「おそんがい」です。これもなかなか意味を聞かなければ、通じない言葉でしょう。
この「おそんがい」には「怖い」という意味があります。「ぞんぐりする」と合わせて、友達が怪談話をした時などに使ってみてはいかがでしょうか?突然使うと、あなたが怖がられるかもしれませんが。
「お化けよりも人間の方がおそんがい」と言うと、「お化けよりも人間の方が怖い」という意味なります。
⑦こぞんでいる
「こぞんでいる」→「沈んでいる」
次にご紹介するのは「こぞんでいる」です。この言葉は静岡弁の中でも特にわかりにくい言葉かもしれません。初めて聞いた人には意味がさっぱりわからないことでしょう。
この「こぞんでいる」は標準語で「沈んでいる」という意味になります。「海の底に船がこぞんでいる」と言うと、「海の底に船が沈んでいる」という意味になります。
⑧やらにゃん
「やらにゃん」→「やらなければならない」
次にご紹介するのは「やらにゃん」です。「にゃん」と言う語尾がかわいい言葉ですよね。静岡県の人気を牽引する代表的な方言かもしれません。
この「やらにゃん」は標準語で、「やらなければならない」という意味になります。誰かに投げかけるような印象ですが、むしろ自分に言い聞かせるといったニュアンスの強い言葉です。
例えば「今日中にやらにゃん」と言うと、「今日中にやらなければならない」という意味になります。
⑨とぶ
「とぶ」→「走る」
次にご紹介するのは「とぶ」です。「飛ぶ」と使う場面も似通っているので、勘違いして受け取ってしまいがちです。
静岡弁で「とぶ」は「走る」を意味しています。「マラソンをとぶ」と言うと、「マラソンを走る」という意味なります。
⑩ごーがわく
「ごーがわく」→「腹が立つ」
次にご紹介するのは「ごーがわく」です。これはユニークな方言ですね。「ごーがわく」は標準語で「腹が立つ」という意味です。
「失礼な態度にごーがわく」と言うと、「失礼な態度に腹が立つ」という意味なります。
⑪おみゃあら
「おみゃあら」→「あなたがたは」
次にご紹介するのは「おみゃあら」です。これは定番の静岡弁なので、どこかで耳にしたこともあるかもしれません。
「おみゃあらどこいくら?」と言うと、「あなたたちはどこにいくの?」という意味なります。
静岡の方言をマスターしよう!
今回は今人気の静岡弁を厳選していくつかご紹介しました。
このように静岡弁は可愛くて面白い言葉がたくさんあります。あなたもぜひ覚えて、日常でも使ってみてくださいね!