次の道(ステップ)に進むことができた
当時は卒業後の進路に悩みもがいていました。
任期が3年間ということにも焦りを感じていたのでしょう。
地域おこし協力隊は卒業後もその地域に定住することが望ましい形なのですが、私の場合は結果的には地域を離れて別の道に進むことになりました。
理由は、最初のトピックでも述べたような心地よいライフスタイルを模索するためです。
とても悩んだ期間中でしたが、佐用へ移住したからこそ今の旦那と出会うことができ、次の道が開けたことは良かったと感じています。
見えないプレッシャーと戦っていた
誰から言われていたわけでもないのに、自分が地域をおこすために何かやらなきゃといつも思っていました。
地域おこし協力隊って、地域を興すスーパーヒーローのようなメージありませんか?
協力隊になられる方も、『この地域を活性化させよう!』と意気込むことは素晴らしいことです。
しかしあまりプレッシャーを感じずに、『地元の方々と移住生活を楽しもう』ぐらいの方が肩の力が抜けて活動できると思います。
関係機関との板挟みに悩むことも
地域おこし協力隊の活動では、様々な関係者が介入します。
正直、関連機関の板挟みになることもあり、敏感な性格を持つ自分にとっては辛いこともありました。
しかし、こういう自分に改めて気が付くことが出来、内面と向き合うきっかけになりました。
自分を知ることができた
活動を通じて自分の好き&得意・嫌い&苦手などを知ることが出来ました。
例を挙げると、佐用町の発信を続けていくうちに、文章を書くことが好きと気が付き、今webライターとしてこの記事を書いているきっかけにもなっています。
また、多くの協力隊が実施しており、私も実際に行っていた
『企画提案』
これが苦手だったということに気が付きました。
単発な企画等の提案、実施をすることはできましたが、それを長期的に続けることが自分にとって難しかったように思います。
企画準備の際は、関連機関に気を遣いすぎていたり不器用だったりで、うまく人を頼れなかった時もありました。
地域おこし協力隊になられる方はどうか1人で抱え込まずに、関連機関と十分なコミュニケーションを取りながら活動を行うようにしてくださいね。
活動を通じて、自分と深く向き合えるきっかけになると思います。
地域おこし協力隊を検討されている方へ
出典:unsplash
ニーズに合ったエリアと条件を選ぶように
各自治体によって役所との雇用契約が無かったり、役所とはまた違う場所との契約があったり、様々な形態で地域おこし協力隊の受け入れが行われています。
その他待遇や活動内容も、地域によってバラバラです。
エリアは、ご自身の実現させたいことや目的に合わせて選択することが大切です。
移住先を決めかねているときはHPでチェック
「地域おこし協力隊に入りたいけど、どこがいいかな・・・」ときっかけ・目的や場所が定まらず、どこで活動するか悩んでいる思います。
そこで、移住先としてオススメしているサイトを紹介します。
おすすめ移住先25選/ニッポン移住・交流ナビJOIN
移住前にその地域に足を運ぶことがオススメ
移住を検討されている方は、移住先で幸せに暮らしてるご自身を自由にイメージしてみてください。
移住前にその地域へ足を運んでみることで、地域の雰囲気などが感じられ、イメージがより具体的になりますよ。
多くの自治体などで、移住を検討されている方のための制度があるので、この制度を利用すると、足を運ぶきっかけにもなります。
現地の方に地域を案内してもらいながら、地域の情報を聞くことができたり、地元の方と交流ができたり、他の移住者と繋いでもらったりすることも可能だと思います。
またどうしても多忙で地域に足を運べない…という方は、都会で随時行われているイベントや移住相談会などに足を運んでみることもオススメ。
(現在はオンライン上で行われていることが多い傾向)
卒業後の進路を考える必要がある
上記にも述べましたが、地域おこし協力隊の任期は最大で3年間なので、その後の生活を考える必要があります。
私は結果的には佐用を離れる選択をしましたが、実際には
- 地元企業に就職
- 継業
- 起業や副業
などで卒業後も地域に残られている協力隊の先輩方は全国にたくさんいます。
準備時間がかかるものもあるため、任期期間中から先を見て行動することが大切です。
地元の方々と移住生活をエンジョイして!
移住生活を純粋に楽しむことが何より大切だと思っていて、これが1番町おこしに繋がると考えています。
理由は、自分が生活を楽しんでいと、心の底から1人でも多くの方に町の魅力を伝えたいと思うからです。
さらに、あなたが移住生活を満喫されることで、地域や住民の方も忘れかけていた地域の魅力に再度気が付くことができ、ますます元気になっていきます。